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コミュニケーション、仕様変更、言葉や文化の壁・・・私たちを本当に困らせているものは何?
10%の成功プロジェクトと90%の泥沼開発を分ける、
オフショア開発成功に必要な知識とノウハウ、そして数々の成功事例がここにある!

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Vol.0008



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■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 【週刊】
  とまらないソフトウェア開発の中国シフト
    『分かっちゃいるけど海外ソフトウェア開発はご勘弁』
      本音と誤解を解き明かす
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2003/07/28(第8号)━

 中国企業を相手にシステム開発の品質管理を行うことは、とて
 も骨の折れる仕事です。作業工程の大部分が定量評価しにくい
 のが原因でしょうか。

 ソフト開発のエンジニアリング分野でも、早く優れた仕組みが
 構築されたらいいなと期待しています。

 あなたの会社では、ソフト開発の作業品質を保つためにどのよう
 な工夫をしていますか?
 上手くいったこと、失敗した取組みを聞かせてください。
 プロジェクト管理で、開発手法で、ツール活用で、お客さんとの
 関係においてなど、なんでも構いません。

 あて先 ⇒ email: mailmag@ai-coach.com

 例:些細な打合せであっても必ず議事録を取る。
   議事録はできるだけ役職の高い人が書く。
   そして、速やかに関係者全員に配布(メール)する。
   <東京 ウェブ制作会社 プランナー Iさん> 

 ※ありがとうー!


【目次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 (前回)
 ◎本日の一言:「中国企業との初取引に関する失敗学(2/3)」 
 ○解説1:なぜか若手SEが担当する中国開発
 ○解説2:中国人は怖い?

 (今回)
 ◎解説3:言語以上のギャップ

 ◎解説4:言語コミュニケーションと非言語コミュニケーション

 ◎解説5:日本の常識が中国に通じないという不安

※前回の記事を読む⇒ http://www.ai-coach.com/backno/ciplatest.html 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の一言:「中国企業との初取引に関する失敗学(2/3)」 
──────────────────────────────────

 中国企業と初めて取引する際には、
 冒険が許される自社システムの開発案件を発注しなさい。
 ただし、すべてにおいて一切手抜きしてはいけない。


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    「 実践!.NETシステム構築セミナー 」
 .NETでのシステム構築をご検討されているお客様を対象に、
 上流〜下流工程を網羅したシステム構築手法をご紹介。

 日時: 2003年8月28日(木)14:00〜16:50 (13:30受付開始)
 場所: 東京カンファレンスセンター(品川)
 参加費:無料
 http://www.mac-interface.co.jp/ne/news030722/index_030722.htm
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼解説4:言語以上のギャップ
──────────────────────────────────

◆私が中国オフショア開発のコンサルティング依頼を受ける際、
 ほとんどの企業では比較的リスクの少ない試験プロジェクトを用
 意しています。

「いやー幸地さん、
 中国にいきなり本番のシステム開発を発注するのは危険ですよ。
 まずは社内システムであまり重要ではない案件で試したい」


◆日本のシステム開発の現場では、過去に中国技術者との付き合い
 で何らかのトラブルを経験していることが少なくありません。
 それゆえに、私たちは中国と聞いただけで、何か腫れ物に触るか
 のような感じを覚えます。

 では、いったい何が私たちをそこまで不安に陥らすのでしょうか。

 その原因とは何でしょうか?


◆その答えは「お互いに話している内容が実は通じていない」こと
 にあります。

 日本語と中国語が通じないことを指摘してるのではありません。

 ここでは、日本人SEの常識や観念と中国人SEのそれとがうまく合
 致しないことが多いことを指摘しています。

 私たちが注意すべきは、コミュニケーションの取り方です。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼解説4:言語コミュニケーションと非言語コミュニケーション
──────────────────────────────────

◆私たちのコミュニケーション手段は、言語コミュニケーションと
 非言語コミュニケーションとに大別されます。コミュニケーショ
 ンの手段を思いつくままに考えると、次のようなものがあげられ
 ます。

 文字情報(コンテンツ)、声の大きさ、高さ、抑揚、スピード、
 表情、目の動き、体の姿勢、手の位置、足の組み方、、、

 どれが言語でどれが非言語のコミュニケーション手段に相当する
 かは他の情報源を参照してください。

 (誰か調べて紹介してくださると、助かります)


◆私たちは言語を主体としたコミュニケーション手段にどれくらい
 依存していると思われますか?

 一説によると、

 ・言語コミュニケーション  30%
 ・非言語コミュニケーション 70%

 だそうです。


 ここで言いたいのは、だから非言語コミュニケーション手段を
 大切にしましょう、ということではなく、

 「お互いに話している内容が実は通じていない」

 という事実に気づいていただきたいのです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼解説5:日本の常識が中国に通じないという不安
──────────────────────────────────

◆日本と中国は当たり前のように文化や人の思考方法が違います。

 IT分野に限定しても、これは果たしてどうなんだろう?という
 疑問が次から次へと湧いてきます


 特に怖いのは、私たちにとって「これは常識の範疇でしょう」に
 ついて中国側に疑問や不信感を抱いたときです。


 「ドキュメントは日本語だろうか?」

 「性能テストはどこまでやってくれるのだろうか?」

 「中国企業はOracle製品を持っているだろうか?」

 「オープンソースの無料ソフトを使って構築した方が
  トータルのコストは抑えられるのであろうか?」


◆このような疑問を感じたとき、あなたならどうしますか?


  そんなことを考える暇があれば、次の設計や製造工程に
  進みますか?

  考えるより先に行動しますか?

  それとも、疑問をすべて明らかにしてから次に進みますか?

  日本にあわせて中国側は最大限譲歩すべきだと考えますか?


 本当にそうでしょうか?

 ITコーチング・ラボの考えはとても単純です。
 リスク管理はとても重要ですので、大いに悩んでください。


◆でも、ただ悩むだけでは効果はありません。

 相手は中国企業です。

 こんなとき、ITコーチング・ラボでは・・・(次回へ続く)



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みなさんの感想もどんどん取り上げていきたいと思います。
質問メール・情報提供は大歓迎です。
みなさんの役に立つと判断した内容には、本人の許可を得て
このメールマガジンで公開したいと思います。

──────────────────────────────────

■■今週のおすすめ情報■■

◎ウェブ・アクセシビリティ指針 週刊メルマガ
 http://www.mag2.com/m/0000114499.htm

 高齢者や障害を持つ人たちにとっても利用しやすいホーム
 ページ制作の指針。視覚障害のある秀才プログラマー監修
 の下に、必須テクニックとプラスαをリポートします。


 <ITコーチング・ラボのコメント>
 執筆者は情報システムにも明るいウェブデザイナー。
 略歴⇒ http://www.ai-coach.com/personal_profile.html#iguchi 

 監修者は、私(幸地)の大学の後輩&親友で、裏業界では
 名の売れた視覚障害プログラマー。

 「ホームページで売上アップ」のようなマーケティング的な
 話題には触れずに、本当の使いやすさとは、をとことん追求。

 隔週で行われるメルマガ企画会議では、白熱したバトルを展開。
 アクセシビリティの観点から様々な要求を突きつける後輩に対し、
 ウェブデザイナーの執筆者はどこまで応えられるか?


★自薦他薦を問いません。
 みなさまのお勧め情報をどしどしお寄せください!

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【編集後記】

◆日曜日(7/26)は私が所属するバレーボールチームの大会が
 あった。

 現在、私は左足首を捻挫しているので女性陣と共に観客席
 からの応援となった。

 試合中、女性陣は熱中してゲームに入り込んでいるのかと
 思いきや、プレーが切れると話題はすぐに切り替わる。

 (相手チームは若い、A君は以前よりも上達した、
  Bさんがムードメーカーになってゲームの流れを変えた
  ・・・)

 実にいろんな角度から、感じたままに、しかも深いレベル
 で選手・監督、審判などの人物観を話している。

◆ちょっと感動した。

(文責:幸地司 ITコーチング・ラボ 代表)


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