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コミュニケーション、仕様変更、言葉や文化の壁・・・私たちを本当に困らせているものは何?
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オフショア開発成功に必要な知識とノウハウ、そして数々の成功事例がここにある!

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Vol.0116 国内オフショア開発が動き出した 2004/10/25

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■ 日本唯一の中国オフショア開発専門マガジン

  新・中国ビジネス入門
  〜初めてでも失敗しない対中交渉〜

 『国内オフショア開発が動き出した』

━━━━━━━━━━━2004/10/25(第116号)読者数:1,129名━

【読者の声】

転職活動にて、ブリッジSEの仕事を希望しております。そのためオ
フショア開発について、さらに勉強していきたいと考えております。
ケーススタディを拝見し、参考にさせていただければと思います。
(日本人男性)

『対中交渉の落とし穴 〜7つのケーススタディ』プレゼント実施中!
 http://www.ai-coach.com/report01.html 

セミナーに参加することをお奨めします。受講料を個人負担するの
は大変でしょうから、その際には事前にご相談ください。本気で、
ブリッジSEの仕事をしたいのであれば、いくつか案件を紹介する
こともできます。最後は自己責任でお願いします。

中国オフショア開発実践セミナー(10月27日)
 http://www.ai-coach.com/seminar/x21.html 

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■ 大手生保のシステム開発

◆ソフトウエア開発のフロンティアオキナワ21(FO21、那覇
市、饒平名知寛社長)が、首都圏の会社から業務用システム開発の
受注を拡大している。

◆開発に使用するコンピューター言語や情報管理体制の構築に専門
性を要求されるため、県内IT企業七社が技術者18人をFO21
に出向させ、合計20人が専従チームを構成している。

◆専門知識を理解する人材育成では、県のIT高度人材育成事業を
活用。饒平名社長は「今回の受注で開発や情報管理のノウハウを蓄
積し、金融機関向けシステムの開発を今後の主力事業にしたい」と
先進的な取り組みの確立に意欲をみせた。

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■■
■■ 国内オフショア開発が動き出した
■■
───────────────── ITコーチング・ラボ解説 ─

●一般的に、コストダウンのメリットを追及するなら海外オフショ
ア開発が一番だと考えられている。しかしコミュニケーションのロ
スが生じたり、機密漏洩の心配が増えるというデメリットも発生す
るものだ。

●当社の独自調査によると、中国オフショア開発の立上げでは、通
訳・ブリッジSE、コーディネータといった国内開発では存在しな
い役割が全体の30%強を占めることもある。そのため、単位規模
当たり開発生産性は著しく低下する。

●ソフトウェア開発の国際化は、現場に多大な負荷をかける。プロ
ジェクト責任者の裁量では対応し切れなくなり、臨時応援のSE費
用やベンダ教育のためのコストが発生する。

●他にも、優秀な中国人技術者を確保するためのラボ契約といった、
長期的な視点の費用も発生する。初期の中国オフショア開発で、納
期・コスト・品質全てを確保するのは至難の業だ。

●このように、国内では起こりえない出費は、オフショア開発の拡
大に伴い、どんどんと増えていくことになる。その適否はともかく
として、それが海外オフショア開発の現実だ。

●そんな折に見つけたのが今回の記事である。フロンティアオキナ
ワ21とは、沖縄県と国、ならびに県内の主要ベンダが共同出資して
設立した、「外貨稼ぎ」を目的とするシステム開発会社である。

●同社は国内オフショア開発と銘打って、県内の豊富な若年層と各
種助成金を武器に、本土大手金融機関のシステム開発を初受注した。
一般に、金融系のシステム開発は、機密保持の問題があり、海外オ
フショア化をためらう声が大きい分野である。

●しかしながら、昨今の厳しい経済状況の中、国内ベンダの高コス
ト体質では価格競争力の低下は免れない。ならば、転ばぬ先の杖と
して、国内オフショア開発にいち早く取り組んでおこうというのが、
今回の狙いの1つでもある。

●いずれにせよ、ソフトウェア開発の中国シフトは避けられない。
ならば、ブリッジSE費用など、海外プロジェクトならではのコス
トをどう見るのかは、難しい判断となる。

●オフショア開発は新規事業である。しかるに、できるだけ万全の
体制で臨みたいが、その結果コスト増と生産性低下を招いてしまい、
本来の目的を見失ってしまう。関係者にとって頭の痛い話だ。

●前述の記事にあるような、沖縄オフショア開発の成功例を見せつ
けられると、国内オフショア開発という第三の選択肢の可能性につ
いて、大いに考えさせられる。

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■ 成功の勘所 ■
──────────────────────────────

中国が無理なら、沖縄オフショア開発を検討してみよう。国内企業
を使えば、通訳やブリッジSEといった海外事業に固有のコストが
なくなり、分散開発本来のリスクが浮き彫りになってくる。あなた
の会社が中国オフショア開発に消極的だとしたら、その原因はなん
だろうか。今一度、パートナー推進計画を見直してみよう。

ITコーチング・ラボ代表 幸地司

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【編集後記】

某雑誌社から3時間におよぶロングインタビューを受けました。私
のコメントは有識者の意見として紹介されるそうです。今から楽し
みです。

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