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Vol.0148
見積もりは「少なすぎ」もNG
2004/12/10
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■ 日本唯一の中国オフショア開発専門マガジン
新・中国ビジネス入門
〜初めてでも失敗しない対中交渉〜
『中国企業の見積もりは「少なすぎ」もNG』
━━━━━━━━━━━2004/12/10(第148号)読者数:1,447名━
こんにちは
オフショア開発専門コンサルタント 幸地司です。
12月17日(金)、大阪でオフショア開発セミナーを実施します。その
日は大阪谷町に宿をとりましたので、セミナー終了後の懇親会に合
流できる方を募集します。セミナーには出席できなくても、夜にお
会いしましょう。連絡をお待ちしています!!
大阪会場の地図はこちら
http://www.notake.com/conf/map.html
12/17大阪セミナーの詳細はこちら
http://www.ai-coach.com/seminar/x21.html
(大阪場所、本日1名のお申し込みあり!)
連絡先: info@ai-coach.com
件名 :「大阪懇親会」
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■ なぜ、中国オフショア開発の見積もりは高いのか?
中国ベンダの見積もり回答は、予想以上に見積もり工数が多いこと
がある。これは、日本のベンダ相手では発生しない、中国オフショ
ア開発ならではの工程が含まれるからだ。具体的には、
「作業工程の違い」
「翻訳作業」
「オフショア開発終了後の保守作業費用に関するもの」
が挙げられる。中国ベンダに発注する際にはこのような特殊事情も
考慮する必要がある。
@IT情報マネジメント:連載記事(執筆者:幸地司)より
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cstaff/serial/offshore/03/01.html
━【アンケート協力依頼】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎月1回の頻度で、お財布に優しい「オフショア開発勉強会」があ
るとすれば、あなたは参加しますか。
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◆遠慮します
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○コメントボード
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締切:2004年12月16日18時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/
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■■ 中国企業の見積もりは「少なすぎ」もNG
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────────────────────── 読者からの声 ─
幸地司さんの記事、じっくり読みました。
う〜ん、一部賛成、一部違う意見です。ごめんなさい!
私の感覚では、中国には、もっと優良なパートナーがたくさん存在
しますし、翻訳なしで100%日本語で開発を行っている会社もたくさ
んあります。またそういう会社になるべく、一生懸命努力している
会社も多いですし、私も人材育成という形でお手伝いもしています。
確かに査定工数と見積工数の差があることはよくあること
だと思います。その原因は、
1.仕様書(あるいは要件定義書)の不備
2.発注者側からの仕様説明不足
3.パートナー側の仕様理解不足
が主な原因だと思います。日本と同じですね!
ですので、私は、もしこういう状況が発生したら、見積明細のモジ
ュール別に査定工数と見積工数の差がある部分について、再度、仕
様説明を行うようにしています。
また、見積工数が査定工数よりも少ない場合でも、後々のトラブル
を未然に防止するため、同様に再度説明を行うべきだと考えていま
す。そうすると、比較的簡単に解決できることが多いのではないか
と思います。
(上海IT企業に勤める日本人からのコメント)
↑○○さん、コメントありがとうございます!(幸地司)
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■ 成功の勘所 ■
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中国オフショア開発の見積もりに対しては様々な捉え方があり、一
般化するのは難しい状況だ。@IT連載記事では「中国オフショア
開発の見積もりは高すぎる傾向にある」と書いたが、その原因は多
岐にわたる。前述の3つの要素がその代表格だといえる。
> 1.仕様書(あるいは要件定義書)の不備
> 2.発注者側からの仕様説明不足
> 3.パートナー側の仕様理解不足
それらに加えて、見落としがちなチェックポイントが3つある。そ
れを解説したのが、@ITの連載記事である。
「作業工程の違い」
「翻訳作業」
「オフショア開発終了後の保守作業費用に関するもの」
中国オフショア開発では「翻訳」の工数が欠かせないが、見積明細
上は「仕様理解」や「ドキュメント作成」などの名称で表現される
こともある。覚えておくといいだろう。
また、見積工数が査定工数よりも少ない場合でも、後々のトラブル
を未然に防止するため再度説明を行うべき、との考えは大賛成だ。
見積もりの根拠を確認して、工数査定の土俵をあわせることが、オ
フショア開発のはじめの一歩である。もし、あなたの基準と照らし
あわせて、中国ベンダの見積工数が「少なすぎる」と感じたら、数
字を使って確認しよう。
オフショア開発専門コンサルタント 幸地司
http://www.ai-coach.com/
━━━━━━━━━(インフォメーション)━━━━━━━━━━
■■■■ 中国オフショア開発実践セミナー(完全先着順) ■■■■
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【2004年12月】
12月17日(金)/大阪/開発コーディネータ初級講座(A+B)
12月21日(火)/東京/オフショア推進スタッフ講座(C+D)
【2005年1月】
1月14日(金)/東京/開発コーディネータ初級講座(A+B)
1月19日(水)/東京/オフショア推進スタッフ講座(C+D)
◆登録受付中⇒ http://www.ai-coach.com/seminar/x21.html
◆参加者の声
私が知っている中国人SEが「出来る」といった事は本当に実現さ
れますし、ヒューマンスキルも能力も素晴らしく、柔軟な考え方を
持っています。ところが、そうじゃない(残念な)事例があることを
知りました。幅広い情報が得られて本当によかったです。
(コーディネータ初級講座参加者/女性)
↑BコースとDコースのケーススタディが大好評です!(幸地司)
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【編集後記】
本日の中国オフショア開発実践セミナーも無事終了!
上海でお会いする予定で、まだ正確な日時が決まっていらっしゃら
ない方へ。もうすぐ連絡を入れますので、しばしお待ちを。
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発行責任者:幸地司
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□『まぐまぐ』(ID:0000113402), 『melma!』(m00094560)より配信
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『対中交渉の落とし穴 〜7つのケーススタディ』プレゼント実施中!
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