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Vol.0154
中国現地の採用状況
2004/12/20
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■ 日本唯一の中国オフショア開発専門マガジン
新・中国ビジネス入門
〜初めてでも失敗しない対中交渉〜
『中国現地の採用状況』
━━━━━━━━━━━2004/12/20(第154号)読者数:1,777名━
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■ 日本語堪能なリーダークラスをどうやって確保するか
中国開発拠点では、日本語が分からなくても、責任感を持っている
ハイレベルの技術者を優先的に採用します。
(北京に開発拠点を設立した日本企業の中国人マネージャ)
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■■
■■ 日本にいる中国人ブリッジSEを活用します
■■
───────────────────── アイコーチ解説 ─
【1】
●私が講師を務めるオフショア開発勉強会(10月〜12月 主催:@IT)
の参加者から、中国現地の採用状況についてご意見をいただいた。
情報提供者の○○○さん、いつもありがとうございます。
◇ 聞き手(本誌執筆者 幸地司)
◆ 話し手(情報提供者 中国人マネージャ)
※
◇北京開発拠点の設立、おめでとうございます。設立準備では相当
なご苦労があったと聞きました。特に、現地の採用状況や労務管理
について興味があります。まず、「日本語堪能なリーダークラスを
どうやって確保するか」について、貴社のやり方を教えてください。
◆個人的な考えですが、中国側の開発拠点では、日本語が分からな
くても、責任感のある技術者を優先的に採用する方針です。
◇リーダクラスの日本語能力が不足していると、実務面で致命的な
問題が生じるのではありませんか?
◆ご指摘の心配はよく理解できます。当社では、ブリッジSE(日
本語ができる高級人材)を中国現地で採用するのではなく、日本の
本社から提供します。
担当するのは、当社の中国人役員や私のような中国人マネージャで
す。
◇なるほど
◆実際のオフショア開発プロジェクトでは、中国語を使って仕様を
説明し、さらに北京と一緒に設計を行うので、言葉の問題はほとん
どありません。本社側のブリッジSEは、日本で10年以上の実務経
験がありますので、両国の言葉や文化を熟知し、さらに日本型開発
アプローチにも精通しています。
彼ら中国人ブリッジSEは、日本人と変らない思考回路を持ってい
るので、簡単に会社を辞めることもないでしょう。
・・・次回につづく
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■ 成功の勘所 ■
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中国現地に開発拠点を設立する際、管理面で頭を悩ませるのが、
・人材採用
・労務管理
の二つである。前者の課題については、「日本語が出来るから」と
いって安易に人を採用するのが典型的な失敗パターンだ。あなたの
会社では、自社の業務モデルとマッチした採用基準を持っているだ
ろうか。たとえバラ色の事業計画が描けたとしても、適切な人がい
なければ、それは単に「絵に描いた餅」に過ぎない。
オフショア開発専門コンサルタント 幸地司
http://www.ai-coach.com/
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【2004年12月】
12月21日(火)/東京/オフショア推進スタッフ講座(C+D)
【2005年1月】
1月14日(金)/東京/開発コーディネータ初級講座(A+B)
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■法人向け研修につきまして
アイコーチ有限会社では、法人様向けの研修を行っております。
中国オフショア開発のノウハウを取り入れたい企業様は、以下の
連絡方法にて、【企業名、ご担当者名、予定期間、ご予算】を明
記の上ご連絡ください。
※期間等の都合により、お断りさせていただく場合がございますの
で、何卒ご了承頂きたく存じます。
info@ai-coach.com or Fax: 020-4666-5287
■講演/セミナー講師依頼につきまして
本誌発行者 幸地司への講演依頼はアイコーチ有限会社で受け付
けております。
【講演目的,テーマ,日時,参加人数,主催者,ご連絡先,ご担当者名】
を明記の上、以下のメールアドレス宛てにご連絡ください。
※通常のコンサルティング業務日程と重なった場合、お断り、若し
くは日時調整をお願いさせていただく場合がございます。何卒、
ご了承頂きたく存じます。
info@ai-coach.com or Fax: 020-4666-5287
■出版/マスコミ関係者様へ
取材はいつでも受け付けさせていただいております。
オフショア開発の業界動向、プロジェクトマネジメントの話題、
中国人ブリッジSEの嘘とホントの見分け方、メルマガについて
など・・・、お気軽にご相談ください。
info@ai-coach.com or Fax: 020-4666-5287
【これまでの取材・執筆実績】
◎2004年9月〜現在 @IT 情報マネジメント/記事連載
http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cstaff/serial/offshore/03/01.html
◎2004年11月 書籍「ブログで始める超速起業入門」/取材
http://amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756908160/ref=nosim
◎2004年11月 日経エレクトロニクス/取材&コメント掲載
特集記事「ソフトウェア世界分業体制」
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【編集後記】
明日は今年最後の中国オフショア開発実践セミナーです。この仕事
が終わったら、一息つけると思っていましたが、年末年始も忙しく
なりそうな予感。
先週の上海出張時に、日経○○誌から取材申込が1件、セミナ会社
からオフショア開発セミナー講師の依頼が1件入りました。どちら
も、スケジュールの調整がついたので快諾しました。
他にも、連載記事の執筆や当社主催のオフショア開発勉強会企画、
メルマガバックナンバーの整理整頓など、やりたいことが目白押し
です。
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発行元:アイコーチ有限会社 http://www.ai-coach.com/
発行責任者:幸地司
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□『まぐまぐ』(ID:0000113402), 『melma!』(m00094560)より配信
□過去記事→ http://www.ai-coach.com/backno/ciplatest.html
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