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Vol.0172 仕様バグとは? 2005/1/21

上海オフショア開発交流会については・・・ 編集後記をご覧あれ
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■ 日本唯一の中国オフショア開発専門マガジン

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 『追加は無償だが、仕様提供者に誤りの責任がある』

━━━━━━━━━━━2005/01/21(第172号)読者数:1,864名━

こんにちは、オフショア開発専門コンサルタント 幸地司です。

返品100%OKの完全満足保証をつけてから、『オフショア開発実践
マニュアル』の人気がうなぎ上り。昨日1名、今日も1名からお申込
みがありました。ここのところ、毎日発送作業に追われています。

1月27日(木)に上海へ飛びますので、それまでに連絡をいただけ
ますと、すぐにお手元に届けられます。28日以降だと、10日ほ
ど発送をお待ちいただきます。

詳細→ http://www.ai-coach.com/products/a48.html 


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■ 「当たり前の機能なのだから・・」無償対応/有償対応

あるシステムの一部にエディタ機能があり、要求仕様では、「テキ
ストファイルを読み込み、画面に表示し、編集し、印刷できること」
と書かれていたとします。
保存機能については何も書かれていませんでした。

このシステム開発を請負った会社が、要求仕様どおり、保存機能の
無いプログラムを納品しました。すると顧客は、「エディタとして
当たり前の機能なのだから」と言って無償で機能追加することを要
求してきました。

さぁ、どうする?

◆無償で機能追加すべき
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000368Q0003268A1e633 
◆有償に決まってる
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000368Q0003268A25699 
◆これだけで判断するのは難しい
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0000368Q0003268A3ab5f 
○結果を見る
┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0003268C5aac 
○コメントボード
┗ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0003268P00C0c10 

締切:2005年01月26日18時00分

メルマガ[ソフトウェア業界 新航海術 05/01/10]より引用
 http://www.mag2.com/m/0000136030.htm 


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■■
■■ ソフトウェアの「仕様バグ」の定義が異なる
■■
───────────────────── アイコーチ解説 ─

●昨日の本誌で、一括請負契約における仕様バグに関するアンケー
トを行ったところ、早速大勢の方から回答が寄せられた。

 ・無償で機能追加すべき (11票) 25%
 ・有償に決まってる   (14票) 32%
 ・これだけで判断するのは難しい (19票) 43%

●引用元のメルマガ[ソフトウェア業界 新航海術]では、無償追加
派と有償追加派との対立は、下記の重要な問題を提起していると解
説する。

・請負開発で納品したプログラムは商品かサービスか?
・商品かサービスかによって保証の差はあるのか?
・ソフトウェアのバグとは「仕様に合っていないこと」なのか?
 それとも「エンドユーザが期待しているような動作をしないこと」なのか?
・製造前の仕様凍結を前提としたウォータフォール型開発プロセスは、
 請負開発において不可欠なのか?

●個人的には、3番目に提示された「ソフトウェアの仕様バグとは」
について関心を持った。この問題は、本誌で何度も指摘した、「発
注者と受注者の価値観の違い」に他ならない。

●先述のアンケートでは、分かりやすく伝えるため極端な事例を掲
載したが、コメントボードに記入された松原広幸さんや[在日10年
技術者]さんが指摘するように、要求が粗いままでまったくコントロー
ルできていない、日本ではあり得る典型的な失敗パターンの1つだ
といえるだろう。

●中国オフショア開発では、必要な機能が欠落するだけではなく、
余計な機能やアクセサリが付いてくるといった、ありがた迷惑な現
象に何度も遭遇したことがある。
「あると便利なのでサービスで追加しておきました」、と明るく中
国ベンダに言われた経験を思い出した。今だから苦笑いで済ませら
れるが・・・。

●アンケート結果に目をやると、開発プロセスの問題を指摘するな
ど、実践に即した現実的なコメントが多い。さすがは本誌読者であ
る。他にも、皆が気づいていない視点があれば、どしどしご意見を
お寄せいただきたい。

来週26日がアンケート締切なので、まだの方はお気軽にクリックし
て意見表明していただければ幸いである。


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■ 成功の勘所 ■
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「無償追加派」の言い分と「有償追加派」の言い分をよく見極めよ
う。一般にどちらの主張も正論なので、真っ向から対立しても議論
は平行線をたどるだけだ。

アンケート回答者の張さんは、「追加は無償だが、仕様提供者に誤
りの責任がある」とコメントしている。バランス感覚に優れた意見
だ。今からオフショア開発に着手する企業では、問題が起きてから
個別議論するのではなく、予め対応方針を話し合っておくことが最
善のリスク対策である。

オフショア開発専門コンサルタント 幸地司
 http://www.ai-coach.com/ 


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1月28日、名古屋で中国ビジネスの達人がセミナーを開催します。
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競演。お近くの方はお見逃しなく。
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【編集後記】

本日午後、ブリッジSE志望のある日本人男性から「オフショア開
発に携わるには?」という相談を受けました。現在、個人事業的に
活動する彼ですが、将来のキャリアに不安を感じているそうです。

独学で中国語の日常会話をマスターし、さぁこれからどうすればい
いのだろうかと、人生の岐路に立たされた気分なのだと思われます。

彼に2つアドバイスをします。

1つ目は、状況を変えたいのであれば「投資」の感覚を持つこと。
優先事項を絞り、支払うべき代償を見定め、そこに自分のリソース
を投入すること。

2つ目は、「小さく生んで大きく育てる」こと。独学で中国語会話
をマスターしたという結果は賞賛に値します。次もまた、ほんの少
しだけ背伸びをする。そしてまた次のレベルに上がる。

当社は今月から上海に事務所を構えました。これは、誰かにお願い
されたから進出したわけではありません。オフショア開発コンサル
タントという肩書きに磨きをかける上で、絶対に欠かせない「投資」
だと判断した結果です。

上海拠点という「器」を確保した一方で、余計なコストは一切かけ
ていません。有難いことに、知人から支援を受けて、2月にはオフ
ショア開発交流会を開催することになりました。

単に「関係者が集まって、飲み食いして終わり」となる危険もあり
ますが、「小さく生んで大きく育てる」には最高の舞台を用意して
いただけたと感謝しています。申し込み方法は、明日(1/22)の本誌
号外で案内します。

2月3日、上海オフショア開発交流会の舞台を整えた方々へ感謝の意
を表してご紹介いたします。

◎東方欣康カルチャーサロン/瀬谷薫様
◎中国農業研究所/土下信人様

P.S
先述のブリッジSE志望の日本人男性へ。2月3日の交流会に参加
しない理由がおありですか(笑)。


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