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Vol.0169
美徳より実益
2005/1/18
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■ 日本唯一の中国オフショア開発専門マガジン
新・中国ビジネス入門
〜初めてでも失敗しない対中交渉〜
『ビジネスライクに請求すべきところは請求する』
━━━━━━━━━━━2005/01/18(第169号)読者数:1,844名━
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■ 米国企業は当然追加請求してきます
日本から提供したソフトウェアにバグがあったため、彼らの作業が
1ヶ月遅れてしまい、余計な費用が発生したというような場合、彼
らは当然のごとく追加費用請求してきます。(メーカ/日本人男性)
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■■ だから、日本企業も毅然と請求すべき
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───────────────────── アイコーチ解説 ─
今回は、メーカに勤務する男性を取材して、オフショアリング全般
の動向について話を伺った。
◇:聞き手(本誌執筆者)
●:話し手(メーカ/日本人男性)
【1】 http://www.ai-coach.com/backno/cip0166.html
> どのプロジェクトも決して同じ環境ではないので、必ず何かしら
> の問題が発生するものです。それに加えて、海外SEとの共同作業
> では、たとえオンサイトにブリッジSEを置いてもコミュニケーショ
> ンや仕様理解、品質基準、アプリケーション理解などの問題が避け
> られません。
【2】 http://www.ai-coach.com/backno/cip0167.html
> 米国企業との提携では、
> 契約書や通信は勿論英語ですし、プロジェクト運営、プロセス管理、
> 支払条件なども米国流を容認せざるを得ません。通訳や翻訳の費用
> は、すべて発注者負担という契約です。日本から出張する場合はエ
> コノミーなのに、米国から日本への出張はビジネスクラスという契
> 約も聞いたことがあります。
【3】 http://www.ai-coach.com/backno/cip0168.html
> 米国のプロマネとは、ビジネス責任者であって、技術責任者ではあ
> りません。ということで、契約までの議論は立派ですが、それに比
> べ実力は口ほどでもないという会社が多いのも事実です。
【4】
●実際にプロジェクトが始まってからの米国企業のアウトプットは、
期待したレベルには達していないことも少なくありません。契約ま
での議論は立派ですが、それに比べ、実力は口ほどでもないという
会社が後を絶ちません。
◇なぜでしょうか。
●それは、プロジェクトが契約できる段階で、社内外から人を集め
るというスタイルだからです。一旦納入したら瑕疵期間であっても、
プロジェクトは最少人数だけを残して解散するので、コミュニケー
ションが取りにくくなります。
◇中国企業とソックリです。
●テスト条件を如何に細かく決めても、それだけではバグは全て取
れません。日本に納入してからの結合テストでは、当然バグが出ま
す。勿論、無償で直させますが、我々がそのために余計な工数をか
けても、普通は彼らに請求しません。
◇通常はそうですね。
●ところが、これが逆の場合は、彼らは当然のごとく追加費用請求
してきます。例えば、こちらから提供したソフトウェアにバグがあっ
たため、彼らの作業が1ヶ月遅れてしまい、余計な費用が発生した
というような場合です。
自分たちの被った被害だけを要求してきますが、このような場合は、
こちらも毅然と彼らによって被った被害を請求しなければいけませ
ん。
・・・次回につづく
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【読者の声】
> 弊社の取引会社(中国某地方都市)のPL(20代女性)は、普段
> 日本語のメールでこちらの担当とやり取りしていましたが、ある
> 日、ミスした後のお詫びメールで、
>
> 「xxしてしまい、大変申し訳あります。」
>
> という文書を書いてしまいました。
> 以前ウェブでそのような話を聞いたことがありますが、まさか本
> 当に自分の周りにも起こるとは、思わず皆で笑ってしまいました。
> もちろん、その後本人も気づき、すぐフォローのメールをくれた
> のは言うまでもありません。
> いつも「オフショア開発」で皆さんに貴重な情報を提供していた
> だきましたので、この話で忙しいお仕事の合間で一息でも入れら
> れたらと思い、紹介いたしました。
→楽しいエピソードありがとうございます!(幸地)
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【上海オフショア開発交流会のお知らせ】
日時:2005年2月3日(木) 19:00-21:00
場所:留学生会館(静安区華山路)
申込:後日、案内します
・ぜひ参加したい (32票) 50%
・条件によっては参加してもよい (9票) 14%
・遠慮します (23票) 36%
○結果を見る
┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0002986C3e54
○コメントボード
┗ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0002986P00C6cca
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【編集後記】
2-3月、西日本の各地でセミナーを開催しよかと計画中。訪問先は、
・沖縄
・福岡
・広島
を予定。参加してくれるかな。
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意見・感想・質問・相談等 → mailmag@ai-coach.com
購読登録・解除→ http://www.ai-coach.com/cipmag.html
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発行責任者:幸地司
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□『まぐまぐ』(ID:0000113402), 『melma!』(m00094560)より配信
□過去記事→ http://www.ai-coach.com/backno/ciplatest.html
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