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Vol.0157
中国市場の期待度「高」
2004/12/27
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■ 日本唯一の中国オフショア開発専門マガジン
新・中国ビジネス入門
〜初めてでも失敗しない対中交渉〜
『中国市場の期待度は「高」』
━━━━━━━━━━━2004/12/27（第157号）読者数：1,788名━
こんにちは
オフショア開発専門コンサルタント 幸地司です。
週末に今年１年間の活動を振り返り、そして来年の目標を立てまし
た。２００４年中に「講演家になる」という目標は見事達成しまし
た。来年は中国本土に軸足を移して、現地からのレポートを充実さ
せたいと思います。
【オフショア開発勉強会に参加してくれた方の声】
中国人の私がオフショアの日本側立場にいて、「中国人のことを
よく知っている」は有利だと思われるかもしれませんが、逆に不
利な状況になる可能性もあると思います。日本と中国の双方企業
のことを考慮しながら、プロジェクトをうまく進められるように
知恵と力を尽くしたいと考えております。どうかご指導のほどよ
ろしくお願い申し上げます。
詳細はこちら→ http://www.ai-coach.com/seminar/x21.html
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■ 日本語堪能なリーダークラスをどうやって確保するか
【前回までの内容】
中国では、大学の先生を兼職の形で雇うことが珍しくありません。
元々、技術力には定評がありますから、プロジェクトマネジメント
が一気に向上します。
◇ 聞き手（本誌執筆者 幸地司）
◆ 話し手（情報提供者 中国人マネージャ）
バックナンバー http://www.ai-coach.com/backno/ciplatest.html
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■■ 中国市場の期待度は「高」
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───────────────────── アイコーチ解説 ─
【4】
◇これまでは、中国における人材採用と労務管理についてお聞きし
ました。最後になりますが、北京開発センター設立の目的や今後の
期待について教えてください。
◆当社が北京開発センターを設立したのは、オフショア開発の受託
だけが目的ではありません。やはり、将来は中国市場を狙います。
◇中国市場は確かに魅力的ですが、これまで日系企業がソフトウェ
ア分野で成功したという事例はほとんど聞いたことがありません。
◆聯想集団がＩＢＭのパソコン事業を買収したことからもお分かり
のように、中国では大企業から中小企業までハードウェアの実力は、
すでに国際的な競争力を備えています。
◇ところが、ソフトウェア分野ではまだ遅れ気味だと？
◆残念ながら現状ではそういわざるを得ません。これまでは、日本
や欧米諸国からソフトウェア開発を受注して、中国ＩＴ産業の育成
に力を注いできました。先進国のやり方で開発経験を積んだ大量の
技術者は、やがて中国IT業界を牽引していく原動力となるでしょう。
◇中国市場が成熟するのはいつ頃だと？
◆５年後です。５年後に中国企業の成長ライフサイクルが一巡して、
本当のＩＴ投資がはじまります。市場の魅力は、中国の方が上です。
恐らく、ソフトウェア開発だけではなく、ほかの先進製品もそうで
しょう。
◇随分、急速な展開を予測されていますね。
◆中国は大型コンピュータ（ホスト系）の歴史が浅かったために、
いきなりオープン系の分野から成長しました。固定電話の普及を待
たずに、携帯電話が広まった状況と全く同じだと思ってください。
今後は、インターネットの更なる普及により、ＣＭＭ，ＣＲＭ，Ａ
ＳＰなどは日本より先に普及する可能性があります。
◇よい着眼点だと思います。
◆ありがとうございます。最後に当社の宣伝をさせてください。
当社のオフショア開発事業は、日本並みの品質を確保するために、
２層構造の管理体制を採用しています。そのため、コストは一般的
なオフショア開発より若干高いと思いますが、トータルで考えると
十分な価格競争力があると自負しています。
◇目に見えないコストを計上すると「単金の安い」業者がお得とは
限りません。自信を持ってよいと思います。
◆幸地さんの勉強会で学んだ内容を活かして、既存のお客様に北京
開発センタの提案書を出したところ、早速受注をいただきました。
まことにありがとうございます。
◇こちらこそ、どうもありがとうございます。
※
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みるだけで役立つ！→ http://www.ai-coach.com/seminar/x21.html
★話し手の会社概要を知りたい方は、個別にメールをください。
先方の担当者に転送します。こちらまで→ mailmag@ai-coach.com
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■ 成功の勘所 ■
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これから中国オフショア開発に参入する企業は、中国企業の「教育
コスト」を誰が負担すべきかをよく検討してほしい。特に、従来の
日本型開発アプローチを変えるつもりがないのなら、日本を熟知し
た超優良パートナーを探すか、自分で育てるしかない。品質と安心
はお金で買うものだ。
「そこまでして、オフショア開発に取り組む魅力はないのでは？」
→あなたの会社の事業方針とトップのコミットメントによって、
その答えは変ってくる。
【日本型開発アプローチの特徴】
・走りながら徐々に暫定仕様を決める
・仕様変更が発生することが前提
・仕様書の行間を理解して、足りないところを質問させる
・トラブルが発生したら、自分の隣席で即座に解決してもらう
オフショア開発専門コンサルタント 幸地司
http://www.ai-coach.com/
━━━━━━━━━（インフォメーション）━━━━━━━━━━
■■■■ 中国オフショア開発実践セミナー(完全先着順) ■■■■
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【2005年1月】
1月14日(金)／東京／開発コーディネータ初級講座（A+B）
1月19日(水)／東京／オフショア推進スタッフ講座（C+D）
1月26日(水)／東京／開発コーディネータ初級講座（A+B）
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おとぼけ女性投資家が初心者投資家のために信用取引を超わかりや
すく解説し、１冊の本にまとめました。実際に信用取引をやってい
る投資家の立場と目線で書かれた本は日本初♪
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【編集後記】
今年は、12月29日までメルマガを発行します。来年は１月４日から
開始する予定。余談ですが、週末は立て続けにコーチングの申込が
ありました。「起業支援」「部下との接し方」などテーマは様々で
す。自分を棚卸する時期と重なったのかもしれませんね。来年は、
「プロジェクト管理者はコーチングを受けよう！」キャンペーンを
展開しようかな。
幸地のコーチング→ http://www.ai-coach.com/itcoach/index.html
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意見・感想・質問・相談等 → mailmag@ai-coach.com
購読登録・解除→ http://www.ai-coach.com/cipmag.html
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発行元：アイコーチ有限会社 http://www.ai-coach.com/
発行責任者：幸地司
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□『まぐまぐ』(ID:0000113402), 『melma!』(m00094560)より配信
□過去記事→ http://www.ai-coach.com/backno/ciplatest.html
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