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Vol.0147 社員が辞める雰囲気 2004/12/9

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 『総経理は社員の退社時期を知っている?!』

━━━━━━━━━━━2004/12/09(第147号)読者数:1,439名━

こんにちは
オフショア開発専門コンサルタント 幸地司です。

12月17日(金)、大阪でオフショア開発セミナーを実施します。その
日は大阪谷町に宿をとりましたので、セミナー終了後の懇親会に合
流できる方を募集します。セミナーには出席できなくても、夜にお
会いしましょう。連絡をお待ちしています!!

大阪会場の地図はこちら
 http://www.notake.com/conf/map.html 

12/17大阪セミナーの詳細はこちら
 http://www.ai-coach.com/seminar/x21.html 

連絡先: info@ai-coach.com
件名 :「大阪懇親会」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 総経理が勝手にプロジェクトメンバーを引き抜いた!

幸地様へ
お世話になります。○○○です。

毎日のメールマガジンの勉強は今の仕事にとても助かっています。
ありがとうございます。

> ●中国オフショア開発では、中国企業の管理層(総経理)が人事権
> を発動して、ある日突然プロジェクトから人を引き抜くケースが後
> を絶たない。「引き抜き」なので、ほとんどのケースでは、元のプ
> ロジェクトに人が戻ることはない。
( http://www.ai-coach.com/backno/cip0146.html より)

それは、中国の大企業(特に国営企業)でよくある問題です。でも、
最近のIT企業は顧客第一主義をうたっていますので、そういう現
象は少なくなってきたような気がします。

私(中国人)は、日本企業でプロジェクトリーダを任されていますが、
日本で同じような経験を何度も味わいました。

あるプロジェクトで一番忙しい時に限って、要員が「私の知らない
うち」に研修に出されたり、他のプロジェクト支援という名目で途
中で引き抜かれたり・・・と、本当に困りました。しかも、そのこ
とは上司の部長でさえ知らなかったそうです。(東京/中国人PL)

→メールありがとうございます。後でコメントします(幸地)


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私自身は経験はないのですが、周りではオフショア開発が増えてき
ており、近々には携わることになりそうです。貴重なケーススタディ
を無料で拝見させていただけるのは、大変ありがたいです。(男性)
★無料進呈中→ http://www.ai-coach.com/report01.html 

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■■
■■ 総経理は社員の退社時期を知っている?!
■■
───────────────────── アイコーチ解説 ─

【前回まで】

●中国オフショア開発の途中で技術者が抜ける代表的な3パターン
のうち、「掛け持ち」と「引き抜き」について紹介した。

「社内でプロジェクトの掛け持ち(一時離脱)」
「社内で引き抜き(永久離脱)」
「退社」

詳しくは→ 
【1】 http://www.ai-coach.com/backno/cip0145.html 
【2】 http://www.ai-coach.com/backno/cip0146.html 

【3】

●今日の話題に入る前に、先述のメールについてコメントしたい。

○○○様のご指摘の通り、日本でも似たような「引き抜き」はあち
こちで見られる。私の知っている事例では、ワンマン社長が取り仕
切る中国の中小企業で発生した。そこに勤める中国人PMが嘆いて
いたのを記事にしたものだ。

IT業界に限らず、要員の「引き抜き」というのは日常茶飯事かも
しれない。中国オフショア開発のリスクとして捉えるならば、手口
の大胆さや「引継ぎの稚拙さ」といったものに着目すべきだろう。

では本題に戻る。

■■「退社」■■

●一旦、退社を決意したものを引き止める術はない。私にはこんな
経験がある。「この担当者がいるから、この案件を受注した」とい
う社内事情があるにも関わらず、状況を一切無視して、中国人部下
に辞められた。

●当時は、さすがに焦ったが、受注したばかりだったので、何とか
他メンバーを投入してリカバリできた。不幸中の幸いである。

●中国人技術者の退社リスクに関しては、あまり語るところはない
が、あえて教訓を垂れるとすれば、こんな感じだろう。

「退社を決意した本人または上司から、状況が悪化する前に報告を
 受けられるような人間関係を構築しておくこと」

●また、こんな話を聞いたことがある。

「中国企業の優秀な総経理であれば、社員が辞める雰囲気を敏感に
 察知する」

総経理の重要な任務の1として、社員が長く定着するような環境作
りが欠かせないが、それ以外にも社員のモチベーションを正確に見
極めるワザを持っていなければいけない。


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■ 成功の勘所 ■
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中国企業との良好な信頼関係が、オフショアのチーム編成を維持す
る最大の秘訣だ。信頼関係とは、次の3層でそれぞれ親密な情報源
を確保することだ。

・幹部層(総経理含む)
・開発リーダ層
・担当者層

さらに、開発リーダーがいつ抜けてもいいように、次のことを実行
してみてはいかがだろう。

・必ずサブリーダーを用意して、リーダともに行動させる
・普段から、中国側の組織編制を把握する
・リーダの上司とも常に交流を図り、突然の「引き抜き」を防ぐ
・リーダの評価を中国企業の幹部層に伝える(※)

※中国が評価する優秀な「開発リーダ」像と日本が評価する優秀な
「開発リーダ」像は、必ずしも一致するとは限らない!

(完)

オフショア開発専門コンサルタント 幸地司
 http://www.ai-coach.com/ 


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【2004年12月】
 12月10日(金)/東京/開発コーディネータ初級講座(A+B)
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 12月21日(火)/東京/オフショア推進スタッフ講座(C+D)

【2005年1月】
  1月14日(金)/東京/開発コーディネータ初級講座(A+B)
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締切:2004年12月16日18時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/ 


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【編集後記】

おかげさまで、上海出張12/12(日)-12/16(木)のスケジュールがほぼ
固まりました。やりたいことが多すぎて時間が足りないくらいです。

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