|
Vol.0137
オフショア開発こそ専門家を使うべき
2004/11/25
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 日本唯一の中国オフショア開発専門マガジン
新・中国ビジネス入門
〜初めてでも失敗しない対中交渉〜
『オフショア開発こそ専門家を使うべき』
━━━━━━━━━━━2004/11/25(第137号)読者数:1,266名━
こんにちは
オフショア開発専門コンサルタント 幸地司です。
日経エレクトロニクス(2004年11月22日号)特集記事「ソフトウェ
ア世界分業体制」で私のコメントが掲載されています。
オフショア開発で失敗する要因の大半は、実は日本側の問題。
確かにインドや中国など現地の企業にも非はある。しかし、
それよりも先に解決すべき問題が発注側の国内企業にある。
(P122 「海外での成功は国内から」)
よろしければご覧ください。
みなさんからのご意見やご感想を心待ちにしております。
やる気アップのためにぜひご協力ください → mailmag@ai-coach.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ブリッジSEの限界
【前回まで】
●ブリッジSEがきちんと機能しないプロジェクトには、ある共通
する特徴がみられる。その特徴とは・・・
「ブリッジSEの能力不足」
「ブリッジSEの社会人としての常識不足を見抜けない」
ブリッジSEのスキル領域は、
開発知識
プロジェクト管理能力
日本文化や商慣習の理解も含めた日本語能力
・・・
などかなり幅広い。実際、このようなハイレベルの人材は確実に存
在する。ところが、さまざまな事情からあなたの会社が今すぐ優秀
なブリッジSEが欲しいと思っても、調達は困難を極めるだろう。
【1】 http://www.ai-coach.com/backno/cip0132.html
【2】 http://www.ai-coach.com/backno/cip0133.html
【3】 http://www.ai-coach.com/backno/cip0134.html
【4】 http://www.ai-coach.com/backno/cip0135.html
【5】 http://www.ai-coach.com/backno/cip0136.html
初めてご覧になる方、内容を忘れた方は、ぜひバックナンバーに目
を通してください。
──────────────────────────────
■■
■■ オフショア開発こそ専門家を使うべき
■■
───────────────────── アイコーチ解説 ─
【6】
●成功するブリッジSEと失敗するブリッジSEを分ける秘訣、そ
れは、「ブリッジSEが自分の職務領域を正しく理解している」こ
とである。
●しかしながら、開発知識があり、プロジェクト管理能力に優れ、
しかも日本文化や商慣習の理解も含めた日本語能力がある中国人SE
を調達するのは至難の業である。
●そのような事情から、多くの日本企業では入社1-3年目の若い中国
人社員にブリッジSEという肩書きを与えて、開発プロジェクトの
真っ只中に投入する習慣が出来上がってしまった。
●「中国オフショア開発は新規事業である」
私が日ごろからそう訴えているにもかかわらず、無計画のままオフ
ショア開発に若手社員を投入する企業が後を絶たない。
●「彼は日本での留学経験もあるから大丈夫!」などを理由に、入
社間もない中国人社員がブリッジSEに仕立て上げられる。中国ベ
ンダにとっても、本人にとっても、ましてや発注側の日本企業にとっ
ても不幸な話だ。
●「オフショア開発こそ、プロジェクトマネジメントの専門家を使
うべきである」
過去にオフショア開発で成功してきた会社には、3年先を見据えた
しっかりとした人材戦略がある。
●では、自社に中国人SEがいないとオフショア開発に挑戦する資
格がないのだろうか?いややい、決してそうではない。以下の条件
が整えば、中国を全く知らない日本人でもオフショア開発のコーディ
ネート業務は十分に可能だ。
・中国に好意的であること
・オフショア開発に前向きであること
・サブリーダの経験があること
・専門家から正しい指導を受けられること
●あなたの会社でも、今すぐ開発コーディネータの育成に着手しよ
う。プロジェクトリーダとしての技術基盤、異文化コミュニケーショ
ン能力、そして専門的な対中交渉テクニックを学ぶ仕組みがオフショ
ア開発における人材育成の要諦だ。
(完)
オフショア開発専門コンサルタント 幸地司
※オフショア開発コーディネータ講座の案内はこちら
http://www.ai-coach.com/seminar/x21.html
━PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■法人向け研修につきまして
アイコーチ有限会社では、法人様向けの研修を行っております。
中国オフショア開発のノウハウを取り入れたい企業様は、以下の
連絡方法にて、【企業名、ご担当者名、予定期間、ご予算】を明
記の上ご連絡ください。
※期間等の都合により、お断りさせていただく場合がございますの
で、何卒ご了承頂きたく存じます。
info@ai-coach.com or Fax: 020-4666-5287
■講演/セミナー講師依頼につきまして
本誌発行者 幸地司への講演依頼はアイコーチ有限会社で受け付
けております。
【講演目的,テーマ,日時,参加人数,主催者,ご連絡先,ご担当者名】
を明記の上、以下のメールアドレス宛てにご連絡ください。
※通常のコンサルティング業務日程と重なった場合、お断り、若し
くは日時調整をお願いさせていただく場合がございます。何卒、
ご了承頂きたく存じます。
info@ai-coach.com or Fax: 020-4666-5287
■出版/マスコミ関係者様へ
取材はいつでも受け付けさせていただいております。
オフショア開発の業界動向、プロジェクトマネジメントの話題、
中国人ブリッジSEの嘘とホントの見分け方、メルマガについて
など・・・、お気軽にご相談ください。
【例】組込ソフトのオフショアリングの動向について
info@ai-coach.com or Fax: 020-4666-5287
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
本日開催した中国オフショア開発コーディネータ講座の参加者に、
メールマガジンバックナンバーの無料ダイジェスト版を初公開しま
した。なかなか、評判はよいようです。
本誌バックナンバー冊子案内
http://www.ai-coach.com/products/a48.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
意見・感想・質問・相談等 → mailmag@ai-coach.com
購読登録・解除→ http://www.ai-coach.com/cipmag.html
──────────────────────────────
発行元:アイコーチ有限会社 http://www.ai-coach.com/
発行責任者:幸地司
Copyright 2003-2004 ITコーチング・ラボ All rights reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□『まぐまぐ』(ID:0000113402), 『melma!』(m00094560)より配信
□過去記事→ http://www.ai-coach.com/backno/ciplatest.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『対中交渉の落とし穴 〜7つのケーススタディ』プレゼント実施中!
http://www.ai-coach.com/report01.html
↑先頭に戻る
| |
|