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Vol.0123
英語でコミュニケーション
2004/11/4
★11月は沖縄でもセミナー開催？詳しくは編集後記にて。
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■ 日本唯一の中国オフショア開発専門マガジン
新・中国ビジネス入門
〜初めてでも失敗しない対中交渉〜
『英語でコミュニケーション』
━━━━━━━━━━━2004/11/04（第123号）読者数：1,167名━
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■ 英語で中国オフショア開発しているところは？
> 中国語を学ぶことの重要性はよく分かりますが、学習期間やコス
> トの面からいっても日本人には難しいと思います。中国人は英語
> が得意な方が多いと聞きます。
> 英語でコミュニケーションしている会社はありませんか？（男性）
関連記事を読む→ http://www.ai-coach.com/backno/cip0122.html
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■■ 会話は英語、メモは日本語
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───────────────── ITコーチング・ラボ解説 ─
●中国事情と中国語に精通した日本人ＳＥを探すのはかなり難問だ。
仮にいたとしても、中国に常駐させるにはかなりのコストがかかる。
自社の日本人をゼロから教育するには、時間がなさ過ぎる。
●前回の記事に対して、中国オフショア開発に詳しい日本人からコ
メントをいただいた。
> 大事なのは、オフショア開発に携わる日本人が中国人の気質や習
> 慣を理解している事で、中国語能力についてはあまり高くなくて
> も、仕事はまわるのではないかと思います。
●最近、ほとんどの中国ベンダが日本語が堪能な人材を豊富に抱え
ているため、一部を除いて英語でコミュニケーションするという会
社はなくなりつつある。ＳＥが「言葉が通じない」と嘆く、表面上
の問題はほぼ解決に向かっている。
●ところが、中国側リーダーが弱い開発プロジェクトだとそうもい
かない。中国側の「ブリッジＳＥ機能」が働かない場合、あなたは
中国人プログラマと直接対話することになりかねない。一般にプロ
グラマレベルでは、日本語でのコミュニケーションは難しい。
●私の場合は、2001年ごろにそのような経験がある。そのときには、
プロジェクトに火が吹いた状態だったので、コストを度外視して、
中国から技術者を招聘した。会議では、メモを取りながら、必要最
低限の事項だけを伝達するしかなかった。
会話は英語、メモは日本語（漢字）という、特殊な状況だった。
●最後に、今日の質問にこたえよう。
今でも、英語でコミュニケーションしている中国オフショア開発は
存在する。私が知っている話では、最初から狙っていた訳ではなく、
後から何らかの事情で「中国オフショア開発」を余儀なくされたパ
ターンが多い。
●残念ながら、その成否までは確認できていない。似たような状況
にある方がいたら、匿名でも構わないので情報を求む。
宛先：mailmag@ai-coach.com
件名：英語で中国オフショア開発
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■ 成功の勘所 ■
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これまで、日本人の中国語習熟度について、さまざまな読者の意見
を紹介してきた。あらためて、私の見解を明らかにしておく。
＜オフショア開発に携わる日本人の中国語習熟度＞
・日本人開発リーダーは、中国語は必須ではないが、中国が好き、
あるいは文化・気質・慣習を理解しようとする心構えは必須
・現地駐在の幹部人材は、それなりの中国語能力が求められる
ITコーチング・ラボ代表 幸地司
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【編集後記】
11月第３週、沖縄出張が決まりました。希望があれば、17日か18日
に沖縄（那覇市）でオフショア開発実践セミナーを開催します。
お気軽にご相談ください。
宛先：mailmag@ai-coach.com
件名：沖縄セミナー問い合わせ
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意見・感想・質問・相談等 → mailmag@ai-coach.com
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発行元：アイコーチ有限会社 http://www.ai-coach.com/
発行責任者：幸地司
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□『まぐまぐ』(ID:0000113402), 『melma!』(m00094560)より配信
□過去記事→ http://www.ai-coach.com/backno/ciplatest.html
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