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Vol.0114
ＣＭＭは目的ではなく手段
2004/10/21
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■ 日本唯一の中国オフショア開発専門マガジン
新・中国ビジネス入門
〜初めてでも失敗しない対中交渉〜
『ＣＭＭは目的ではなく手段』
━━━━━━━━━━━2004/10/21（第114号）読者数：1,102名━
昨日の本誌でブリッジＳＥの募集したところ、早速二人の方から問
合せがありました。日本人（中国語不問）でも構いませんので、興
味ある方は引き続き連絡をお待ちしています。
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■ ＣＭＭ取得は役立つか？
中国ベンダのＣＭＭ取得状況やレベル(1-5)は、発注側にとって
どのような意味を持つのでしょうか？
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■■ ＣＭＭは目的ではなく手段
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──────────────────────── 読者の声 ─
○○です。
この場を借りて個人理解を述べます。
単なる発注と受注立場で考えますと、下請けベンダがＣＭＭを持っ
ていることは、お客さんには、メリットは特にないと思います。
単にアピールのネタになります。
ただし、オフショア開発では非常に有意義だと思います。なぜかと
言いますと、強制的に開発プロセスを目に見えるようにさせている
からです。やっている振りにも、それなりの価値があります。
遠く離れた場所で開発業務を進めますので、進捗管理や品質管理を
ちゃんとやらないと、何をどうなっているのがさっぱり分からず、
最後に、わけのわからない納品が上がって来るのはあたりまえです。
なので、中国ベンダにとって、ＣＭＭは目的ではありません。
手段です。
持っている会社は持っていない会社と、思想面で全然違いますので、
より信頼できるものだと思われます。
特に最近の中国では、単発業務を受けるために会社を起し、将来を
特に考えていない経営者が増えて来ました。
そういった意味でも、ＣＭＭは一つの発注判断基準にもなりますね。
（日本常駐の中国人ＳＥ）
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■ 成功の勘所 ■
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○○さん、素晴らしいコメントありがとうございます。最近の中国
ベンダには、一発屋が増えてきたと感じています。単発業務を受け
るために起業した中国人経営者のことです。ＣＭＭは、一発屋か否
かを見分ける１つの材料にはなりそうです。
オフショア開発専門コンサルタント 幸地司
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【無料レポート読者の声】
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【編集後記】
数年前に一緒に仕事をしていた取引先の担当者から久しぶりにメー
ルが届きました。私のことを覚えていてくれたんだ、と思って嬉し
くなりました。Ｆさん、お会いして近況をお聞かせくださいね！
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