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Vol.0014
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■ 【週刊】とまらないソフトウェア開発の中国シフト
「中堅システム開発の決意」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2003/09/02(第14号)━
こんにちは、幸地@ITコーチです。
中国の通貨である人民元切り上げの是非をめぐる議論が
繰り広げられています。
もし人民元の切り上げが行われたら、一時的に中国IT
業界の価格競争力が低下することは避けられません。
まだまだ予断を許さない状況が続きそうです。
◎人民日報社
http://j.peopledaily.com.cn/cehua/20030811/home.htm
━【目次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. ある会社の来期方針「プライム市場の開拓」
2. プライム市場開拓の利点
3. プライム市場開拓のリスク
4. アイデア
前回の記事を読む⇒ http://www.ai-coach.com/backno/ciplatest.html
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1. ある会社の来期方針「プライム市場の開拓」
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◆先日、下請開発からの脱却を図る中堅システム開発会社の社長か
ら、来期方針と記された熱い決意のメールをいただきました。
この会社は、社歴25年以上を誇る独立系のSIerです。
いただいた来期方針には3つの施策が示されました。
1. 得意の業務分野の深耕と展開
2. 他社製品をソリューション・ツールとして販売
3.プライム市場の開拓
◆この内容は、IT業界に限らず多くの中小企業が抱える共通の願い
です。特に3番目について強い共感を覚えましたので、この誌上
にてコメントしたいと思います。
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2. プライム市場開拓の利点
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◆私なりにプライム市場開拓利点を考えると、次の3つに集約され
ます。
・財務 :利益率の向上
・技術 :上流工程設計能力の向上
・マインド:市場指向の強化
財務、技術・マインドがそれぞれ向上することで、会社の独立色
が強まり市場での存在価値も向上するものだと認識しました。
◆一方でプライム市場を開拓するには、一時的な経営効率の悪化が
避けられないと考えています。
そこを乗り切る一つの手段として、中国・インド、あるいは沖縄
のITインフラを活用したオフショア開発があるのではないかと
考えています。
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3. プライム市場開拓のリスク
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◆私なりにプライム市場開拓のリスクを考えると、次の3つが考え
られます。
・財務 SE稼働率の低下=営業費/間接費の増大
・技術 横展開の難しさ
・人材 人材確保の難しさ
◆エンドユーザと直接取引きするにはその企業に深く入り込むこと
が重要ですが、それが仇となって何でも屋集団に成り下がってし
まう恐れもある、というのが私の印象です。
実際、元々は優れた技術を保有しながらもプライム市場にこだわ
りすぎた結果、落ちぶれていったベンチャー企業を何社か目撃し
てきました。
代理店販売やアライアンスを戦略的に実践できなかった例です。
◆この会社は、これまで「○○系」と「△△」業務に経営資源を集
中してきました。
これまでの優位性を保ちつつ、さらに顧客企業との直接取引量を
増やすためには、いくつか特別な施策が必要となるでしょう。
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4. アイデア
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◆私が思いつくアイデアを述べますと
1.競争力のあるパッケージ製品を核にプライム市場を開拓する
2.絶対に負けないビジネスコンサルティングの領域を持つ
3.沖縄や中国開発を打ち出して文化や社会面の先進性をアピール
価格競争に陥らず、会社の人徳(社徳)で勝負。
4.フルアウトソーシング事業に進出
(顧客企業の情報システム部門を全て肩代わりする勢いで)
◆私たちアイコーチ有限会社は、3.4.でお力になれるような事
業展開を考えています。
したがって来期以降この会社がどのようにビジネスモデルを転換
していくのかを大きな興味をもって見守りたいと思います。
変化がありましたら、またこの誌上にて紹介したいと思います。
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みなさんの感想もどんどん取り上げていきたいと思います。
質問メール・情報提供は大歓迎です。
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【耳寄り情報】
◎中国、政府調達に国産ソフト採用義務づけへ--年内にも立法
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/pc/262716
中国政府が政府関係省庁が購入するソフトウェアを中国製
のみに制限。外国製のソフトウェアが使ってもらえない?
【編集後記】
◇来週、急遽上海に飛ぶことになりました。
クライアントのオフショア開発発注先を視察すると共に、
上海周辺のIT企業を何社か訪問する予定になっています。
(文責:幸地司 ITコーチング・ラボ 代表)
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