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Vol.0010
『情報部門に贈る政治・人事・経営 虎の巻』ITコーチング・ラボ提供
⇒ http://www.ai-coach.com/itcoach/
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■ 【週刊】
とまらないソフトウェア開発の中国シフト
『分かっちゃいるけど海外ソフトウェア開発はご勘弁』
本音と誤解を解き明かす
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2003/08/7(第10号)━
”海外ソフトウェア開発の失敗学!”
システム投資に頭を抱える経営陣、情報システム責任者に贈る、
「分かっちゃいるけど海外ソフトウェア開発はご勘弁」の本音
と誤解を解き明かす、IT情報満載のメールマガジンです。
━【目次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. UMLがJIS化されるとどうなるか
2. 解説
3. 問いかけ
前回の記事を読む⇒ http://www.ai-coach.com/backno/ciplatest.html
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1. UMLがJIS化されるとどうなるか
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UMLがISOに承認されて、JIS化されることは、
わが社にとってどのような意味を持つのであろうか。
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2. 解説 - UML普及を目指すOMG
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◆いよいよ、UMLがISO (国際標準化機構) に取り入れられることに
なりそうです。
ISO に取り込まれれば間違いなくJIS (日本工業規格) にも取り
入れられることになります。
モデリング言語のデファクトスタンダードが正真正銘の世界標準
になります。
「何をいまさら。いまどきUMLは常識だ」
気持ちはわかります。
今回はUMLがJISに採択されることの影響について考えます。
◆UMLの普及を目指す団体"OMG(オブジェクト・マネージメント・
グループ)"は、今秋からUMLの認定資格試験を世界中でスタート
させる計画です。
株式会社ピーエイは、OMGジャパンと合弁でUTIというUMLの教育
研究所を設立していて、UTIがこのUMLの資格試験事業を世界中で
独占的に展開することになります。
このように、UML言語をマスターするための教育事業がもっと盛
んになってくることは間違いありません。
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3. 解説 - OMGは中国拠点として武漢を選んだ
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◆中国のUML事情に目を向けます。
UMLの普及を目指すOMGは、中国本土の活動拠点として武漢を選び
ました。
北京、上海、大連でなく、比較的マイナーな武漢という都市に決
定されたことは、どういう意味を持つのでしょうか。
中国特有の政治決着だという噂も聞きますが、もしご存知の方が
いましたらご一報ください。
◆次いで、国内のUML事情に目を向けます。
国内のシステム開発の現場では、UMLがJISに採択された後にも
大きな混乱は発生しないでしょう。
でもISO・ISOとなれば、会社の管理部門が動くかもしれません。
管理部門が動けば、すべての開発現場にまで影響が及びます。
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4. 解説 - UMLがISO,JISに採択されることの影響
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[業界全体への影響]
・中国企業がUML技術者のレベルの高さを武器に、一丸となって日
本に進出してくるかもしれない
⇒SE標準単価の下落
⇒日本人SEの二極化(勝ち組/負け組み)
⇒何でも手作りの文化から、パッケージ製品導入の動きが加速
・官公庁がシステム開発会社を選定する基準として、UMLを採用す
ることを条件にする可能性がある
⇒オブジェクト指向を知らない高齢技術者の再教育が深刻化
・投資家がシステム開発会社を評価する際の客観的な材料となる
・UMLツール市場が活性化されてツールベンダーがもっとしのぎを
削るようになる
・優秀な無料UMLツールが提供されてデファクトスタンダードとなる
[システム部門/開発会社に及ぼす影響]
・UMLモデリングに特化したコンサルテーションビジネスの拡大
⇒自社内の品質保証制度を他社に販売する
・社内の昇進条件、あるいは昇進試験、経験者/新卒者採用試験
でUMLの基礎知識が問われる
・社員にUML認定試験を受験させるために余計な費用が発生する
・UML認定資格を手にした若い社員がさっさと転職してしまう
※現在の最新バージョンはUML2.0。
※多くのツールベンダーが採用しているのはUML1.5。
※JIS化が予想されるのはUML1.4x
◎オブジェクトテクノロジー研究所
(旧社名 : OMGジャパン)
http://www.otij.org/
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5. 問いかけ
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UMLがISOに承認されて、JIS化されると、あなたの会社にとって
どのような意味を持つのであろうか、それに答えなさい。
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みなさんの感想もどんどん取り上げていきたいと思います。
質問メール・情報提供は大歓迎です。
みなさんの役に立つと判断した内容には、本人の許可を得て
このメールマガジンで公開したいと思います。
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【編集後記】
◇先日お会いした、某大手通信系列会社に勤めている
方からのコメントを紹介します。
> "人財"という表現は、我が社でも流行っています。
> 四倉さんの過激な発言は、なぜか心を打つ今日
> この頃であります。
四倉さんとは、(株)クラステクノロジーの四倉社長。
プロジェクトマネジメントの極意について、
・プロジェクトマネージャはプレイングマネージャーたれ
・プロジェクトマネージャは資質で決まる
などを熱く語ってくれました。
(文責:幸地司 ITコーチング・ラボ 代表)
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