|
|
まぐまぐ!
中国ビジネス入門
|
|
|
|
▼前号へ
次号へ▲
→最新号へ
Vol.0461
タイ、ブラジル、オーストラリアの可能性
2006/6/29
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 日本最大のオフショア開発専門マガジン(まぐまぐ!殿堂入り)
中国ビジネス入門 〜初めてでも失敗しない対中交渉〜
━━━━━━━━━━━━2006/06/29(第461号)読者数:7,391━
★ ITにお金を使うのは、もうおやめなさい (編集後記)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━INFO━
【おたより】応援メッセージありがとうございます!
自分の経験と照らして、同意したり疑問を持ったりしながら、
「中国ビジネス入門」を毎回興味深く読んでいます。中にはとても
参考になる情報もあるので、非常に助かっています。これからも、
引き続き有益な情報のシェアをよろしくお願いいたします。
↑記事に疑問を感じたらすぐにお知らくださいね。
発行回数460回を超えてなお情報提供が続けられるのも、
応援してくれる皆さまのおかげです。(幸地)
■中国オフショア開発実践セミナー[7月も2日間コース]<東京>
日本唯一!オフショア開発に特化したプロセスマネジメント講座。
ソフトウェア開発の国際分業時代に備えた「開発コーディネータ」
を養成する実践ノウハウが効率よく学べる。豊富な事例とケース
スタディーが大好評です。
詳細&申込→ http://www.ai-coach.com/seminar/x21.html
──────────────────────────────
広告掲載のご案内→ http://www.ai-coach.com/adv.html
過去記事→ http://www.ai-coach.com/backno/ciplatest.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ オフショア開発はタイミングこそすべて
オフショア拠点への発注案件が安定的に確保できる前に、関係者が
疲弊して勢いを失ってしまうことが多いから。
(本誌発行人)
──────────────────────────────
■■
■■ タイ、ブラジル、オーストラリアも可能性あり
■■
───────────────────── アイコーチ解説 ─
●今日も読者から中国以外の地域に開発センターを設立する情報が
届いた。そこは、ベトナムでもなければ、フィリピン、インドでも
ない。
-----Original Message-----
>
> 幸地様
>
> ○○○○のXXです。
> いつもメルマガ有難う御座います。
>
> さて、下記の方はフィリピンのセブ島に支社を
> ということですが、実は弊社も今秋□□□□□へ
> 支社を作る計画をしています。現在、現地の
> 日本語学校と専門学校にタイアップの話を
> 進めようとしているところです。
>
>> フィリピンのセブ島に支社を作り、
>> オフショア開発拠点を自前で構築することにしました。
>>
>> (日本人読者/会社役員)
↑まだ計画段階なので、地域名は伏せました。
立ち上げパーティーには私も招待してください!(幸地)
──────────────────────────────
■ 成功の勘所 ■
──────────────────────────────
中国・インド以外だと、本誌ではベトナムとフィリピンの話題が中
心だが、数年後にはタイ、ブラジル、オーストラリアまでも有力な
オフショアリング委託先になり得るという(※)。
この調子だと、次のFIFAワールドカップ開催時も私は大忙しだ。
オフショア開発コンサルタント 幸地司
http://www.ai-coach.com/
※インド・中国からベトナム・ブラジルへ:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060508/237039/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━INFO━
★中国語教室 - 無料お試し授業のご案内 <東京>
本誌発行人も通うお薦めの教室。初心者向き、会話中心
http://www.formzu.jp/formgen.cgi?ID=c3321179
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━INFO━
■ プロマネ向け、PMBOK,CMMIに頼らない実践型セミナー
http://www.human-process.com/tr/?18
↑スーパーSEと平均的なSEとの差がわかるかも
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
「ITにお金を使うのは、もうおやめなさい」
過激なタイトルが目を引く経営書があります。
(表紙をみる→ http://tinyurl.com/zhzum )
アメリカで出版された当初から大きな論争を巻き起こしたこの本、
単なる必需品となりさがった情報技術への投資は無用と説きます。
必需品=電気、水道、ガス のような社会のインフラ的な存在
情報技術が日用品化しているという主張は、情報技術が
鉄道や通信、電力といった技術と同様に「インフラ技術」化
していることを意味します。
すなわち、仕様が標準化されて、誰でも安価で手軽にITに
アクセスできるようになった状態が「日用品化している」の意味。
実際、まぐまぐ!や巷のASPを使えば、7,000人の読者に対して、
個人でも手軽にメールマガジンを配信することができます。
しかしながら、7,8年前に現在と同水準のサービスでメルマガを
発行しようとすれば、莫大な投資を要したことでしょう。
最もわかりやすい例は、インターネット技術。
インターネットが軍事目的で開発された当初は、一部の関係機関
のみが占有することが許された占有技術でした。
ところが、現在では、TCP/IPの仕様が標準化されて、
ADSLや光回線などネットワークインフラがいたるところで整備され、
その結果、誰でも安価で手軽にインターネットを利用できるように
なりました。
これは、インターネットが「日用品化」していることを意味します。
ですから、今どき「わが社はインターネットに投資してます」と
胸を張る経営者はいません。いたら笑われます。
一方で、ITが企業の競争優位性をもたらす源泉となっている場合、
例えば、Googleの検索エンジン、Amazon.comのロングテール戦略
を実現するシステムなどは「日用品化」しているとはいいません。
この場合は、どんどんお金をつぎ込んでよろしい。
正確には、お金をつぎ込む対象は、情報技術(IT)ではなく
「経営情報システム」であるといえます。
学術論文の匂いがするため、読み物としては面白くありませんが、
真面目な鋭い指摘が売り物。
あなたは「ITにお金を使うのは、もうおやめなさい」と
聞いたとき、賛成しますか、それとも反対しますか?
同じように、「オフショア開発は、もうおやめなさい」と
いわれたとき、あなたは賛成しますか、それとも反対しますか?
そして、反対・賛成の根拠は何でしょうか?
[本]ITにお金を使うのは、もうおやめなさい ニコラス・G・カー(著)
http://tinyurl.com/zhzum
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
意見・感想・質問・相談等 → mailmag@ai-coach.com
過去記事→ http://www.ai-coach.com/backno/ciplatest.html
──────────────────────────────
発行元:アイコーチ有限会社 http://www.ai-coach.com/
発行責任者:幸地 司
Copyright 2003-2006 アイコーチ有限会社 All rights reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□ まぐまぐ(ID:0000113402), melma!(m00094560)、自社配信
□購読登録・解除→ http://www.ai-coach.com/cipmag.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
↑先頭に戻る
|