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新・中国ビジネス入門
〜初めてでも失敗しない対中交渉〜

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　　中国ビジネス入門 〜初めてでも失敗しない対中交渉〜

━━━━━━━━━━━━2006/03/09（第405号）読者数：7,059━

★ インターンシップ (編集後記)


━INFO━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3/9今夜開催！大連オフショア開発交流会 

「遅れて参加するかもしれません」という方が多いので、
正確な参加人数を把握できていません・・。参加者10名くらいかな。
興味ある方は、お気軽にどうぞ。ドタ参・ドタキャンOK

登録はこちら→ http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P24840602 

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広告掲載のご案内→ http://www.ai-coach.com/ad.html 
過去記事→ http://www.ai-coach.com/backno/ciplatest.html 


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■ オフショア開発の妥当な人月単価は？

 例えば、業務アプリケーション開発なら、
 若干仕様書が不完備でも、日本の工数を基準にした場合、
 オフショアのPG単価はいくらでWINーWINできるでしょうか？
 （日本単価は60万円人月と思いますけれど）
 
 私は実際に35から40万円程度は本当ではないかと思います。
 日本の角度からみれば、いかがでしょうか？
 
 つまりよく言われる25万円単価は、
 実際に現実ではないではないかと思います。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（中国人読者）

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■■　経済学者に聞いたら、現在の人月単価は妥当だと答える
■■
───────────────────── アイコーチ解説 ─

●先週紹介した読者からのご意見に対する私のコメント。

参照→ http://www.ai-coach.com/backno/cip0401.html 

メルマガで堂々と人月単価の話をするのもどうかと思うが、同じよ
うな疑問を持ってる方のために簡単にコメントしておこう。

●ご指摘の通り、世間では「25万円単価」という数字をよく聞く。
ただし、どんな場合でも、無条件で25万円/月かというと、そうで
もない。ほとんどはセット価格である。

例えば、中国ベンダーが構成する標準開発チームでは、一人当たり
25万円/月で提供する、といった具合だ。

なので、ブリッジ経験を持つ優秀なSEを1人だけ確保したければ、
とても「25万円単価」では無理。

●オフショア開発の単価は、国や地域によって大きく異なる。
中国国内だと、上海、北京、大連、内陸部とそれぞれ微妙に相場が
異なる。

だが、あくまでも個人的な印象だが、オフショア開発の単価は、地
域間の格差よりも、会社間の格差の方が大きいような気がする。


★ご意見・ご質問・反論・追加情報など、
　どんな些細なことでもいいのでお気軽にお寄せください。

　メールする→ mailmag@ai-coach.com

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■ 成功の勘所 ■
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まとめではなく、いきなり結論。

日本と中国のオフショア開発では、「独占的競争」と呼ばれる市場
の競争原理が働いている。そのため、経済学者によると、あなたの
会社で取り決められた人月単価は常に「妥当」である。

ここでクイズ。

　もし、中国ベンダーが協定を結んで、
　日本向け単価を一斉に値上げしたらどうなるだろうか？

さらにもう1つクイズ。

　もし、突然、中国政府が対日オフショア開発の単価に
　下限を設置したら、誰が得をして誰が損をするだろうか？

オフショア開発コンサルタント 幸地司
 http://www.ai-coach.com/ 


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【編集後記】

先日、大連に拠点を置くコールセンター関係者と会食。
こちらの会社ではすべて日本人が電話応対しているそうです。

日本人を使うと「ものすごいコスト高なのでは？」と
疑問に思ったのですが、実際にはそうでもないそうです。

なぜかって？
それは、インターンシップという制度を活用しているから。

どうやら、大連でよく見かけるインターンシップは、
大連市政府が提供する公的な制度ではなく、
各社が独自の裁量で実施しているプログラムらしい。

中国の会社で勤務しながら、
中国語やIT業務知識を学べる便利なプログラム。

企業側にとっても、安く、早く日本人を採用できるとあって、
今後もますます伸びていきそうな勢いです。

ただし、安月給なのに人づかいが荒い会社だと、
インターン生に訴えられるかもしれないので要注意。


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過去記事→ http://www.ai-coach.com/backno/ciplatest.html 
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