●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。
・2008/6/18 - NIKKEI NET 第51回 広がるインドでのIT研修・中国からも続々
7月から中国の大学生を、インドで研修させる事業を始める予定。当初は20人から始め、最終的には7万人の中国人学生を教育する計画とのことである。インドを使ったIT研修も、もう当たり前のことになってきたようだ。
・2008/6/19 - ITpro 成長への課題は人材確保と規制緩和
プログラミングができる人材への育成体制は整っているが、プロジェクトマネジャー(PM)クラスのエンジニアとなると、人材はほとんどいない。
・2008/6/20 - ITpro 欧米に加えインドからも仕事が流入
中国でオフショア取引額で1位を保っていた日本は、その地位を2008年に欧米に譲ると見られている。
・2008/6/20 - ITpro 四川大地震から垣間見えたこと
「中国は変化しているが,変化と不変化の両方を見抜くことが大切である」という点を常に意識することなのです。ビルや道路といった都市の外観の変化だけでなく,そこで働く人々への理解が欠かせません。
・2008/6/9 - 第一生命経済研究所 労働力人口の減少により国内の専門職は大幅に減少
2030 年の労働力人口は6,180 万人になるとのことで、2007 年の水準から489 万人の減少となる。2006 年の在留外国人登録者のうち、高度人材に該当するのは15.8 万人で、登録者全体の7.6%を占める。
・2008/6/10 - ITpro 要件のあいまいさをなくす
海外に仕事を任せる際のチェックリスト。リスクや効果などの面から実現可能性を総合的に判断する必要がある。
・2008/6/10 - インド新聞 インド・ソフトウエア・サービス協会、BPOの地方都市進出を支援
2010年以降、新規労働力1,000万名を必要とするのに対し、毎年50万名の不足が生じる。また、ITおよびBPO産業に留まらず他の分野でも不足が生じる。
・2008/6/10 - インド新聞 印IT・BPO市場、米景気停滞の影響でマイナス成長へ
2007年度までは成長率29%と好調であったが、2008年度は22から24%の成長率と予測。一方、国内市場は堅調で、ハードウエア業界の成長率は29%、ITサービスは29%、BPOは30%であるとミッタル氏は付け加えている。
・2008/6/11- ITpro バラマキ投資より人材育成へ,IPAの変貌に期待
大手ITベンダーは、オフショア開発を加速させている。だが、こうした動きは国内のソフト会社の経営環境をますます厳しくし、淘汰される企業が出てくる。技術低下も問題視され始めた。
・2008/6/13 - ITpro 選択肢増えるソーシング、IT部門は自己を見つめるきっかけに
生産性、品質、サイクルタイム、工数、受注残、といった視点でのユニークな計数管理を提唱。
・2008/6/3 - インド新聞 インドITの5割が人件費、米国ITの8割が人件費
ソフトウエア産業協会NASSCOMのミッタル会長は、インドのITサービスや製品の95%が、バンガロール(36%)、デリー(17%)、チェンナイ(16%)、ハイデラバード(15%)を含む7都市に集中していると指摘。
・2008/6/4 - ITpro 変貌するオフショア・アウトソーシングの世界地図
ホーチミンも今では発展し,物価と技術者の賃金が上昇しました。急拡大する市場に「経験の少ない新しい人材」が流れ込んでいます。これが,つまらないトラブルを繰り返す原因にもなっているようです。
・2008/6/5 - ITpro オフショア開発における私の失敗例(2)
タスクを二日間で終われるサブタスクに分解しています。 すべての例外ケースをストーリーに記述します。 ソースコードの独占は,機能維持の崩壊を意味する。
・2008/5/26 - インド新聞 印IT関連団体、インド情報技術大学新設の計画書提出
インドのIT産業の成長軌道を維持するため、国内技術を向上していくことは、将来の需要を考えても非常に重要である。また、IT産業における需要を鑑み、大学生、大学院生、博士研究員レベルで、従来の受け入れ人数を超えた新しい施設の必要性を指摘している。
・2008/5/27 - 中国情報局 オフショア開発:国際取引を意識した契約を!
価格算定はどのように行うのですか? 契約書は英語ですか? 契約形態の主流は? 契約概念は通用するのですか?
・2008/5/29 - bp special オフショア開発しなければ、企業が「滅びる」時代に
オフショア開発最大の問題は、コミュニケーション不足 オフショア開発の鍵を握るのはブリッジSE
・2008/5/30 - Think IT オフショア開発向けUML適用ガイドライン
オフショア側の成果物は信用できないと重箱の隅をつつくようなチェックを続けていても、両者の信頼関係は悪化するばかりで、日本側の負荷は軽減されません。オフショア側も「どうせ日本側でもレビューするのだから」と手を抜きます。
・2008/5/30 - アクセンチュア オフショアを活用した業務アウトソーシング
「オフショアを活用した業務アウトソーシング」について、よく聞かれる“3つの問い”に対する見解を述べると共に、そこから導かれる成功の要諦を考察してみたい。
・2008/5/30 - アイコーチ 第26回オフショア開発勉強会 ~文化的相違を考慮した交渉術
講演テーマは、文化的相違を考慮した交渉術。 前半は、米国を中心に研究が進むビジネス交渉術の基本理念を紹介し、後半にはオフショア開発への適用方法を議論します。
・2008/5/13 - @IT情報マネジメント ベトナムのオフショア開発事情知っていますか?
いくら文化が似ていて親日的とはいっても、違う国であるという点だ。ベトナムを最大限活用するには、相手のコンテキストを知り、お互いの共通点や相違点を認識した上での協業体制を取っていくことが肝要となる。
・2008/5/15 - ITpro 中国:第1四半期オフショア開発市場規模、40億元に迫る
中国国内最大の情報科技諮詢会社易観国際が発表した最新統計データによれば、2008年第1四半期、中国国内のソフトウエアアウトソーシング、オフショア開発市場は 39億2700万元(約590億1456万円)に及び、前年同期比25.27%増加した。
・2008/5/20 - Computerworld.jp 米国企業のITアウトソーシング費、2011年には最大のIT支出へ
総支出額の30%以上に達し、電気通信コストを上回るとの予測
・2008/5/22 - ITpro オフショア開発では双方にPMOを置く
ブリッジSEの役割は,オフショア先に要件を正しく伝え,理解させることにあります。あくまでSEであり,プロジェクト全体を見る視点に欠けている場合が多く,プロジェクト管理も適切に行えない場合がほとんどです。
・2008/5/22 - @IT IT技術者の4割は月200時間以上労働――IPAが調査
オフショアリングを実施している場合は、国内のみの外注の場合に比べて、QCDすべてで否定的な回答率が高かった。
・2008/5/23 - ITpro UMLがオフショア開発を変える!
モデル利用で「腹割り」型委託を実現。クラス名を「トレーサビリティ」とするのと「Traceability」もしくは「追跡可能性」とするのでは理解してもらえる確率が大きく異なります。
・2008/3/31 - 財団法人中部産業活性化センター 外国人高度人材活用の事例調査と今後の活用推進に向けての調査研究
(1) 国内における人材確保の視点 (2) 海外戦略の推進の視点 (3) ダイバーシティマネジメント推進の視点
・2008/5/23 - 日経ビジネス 「グローバリゼーション」から「グローバリティ」へ
中国の家電メーカーは、大学と提携してエンジニアリング専攻の大学院を新たに設けたり、社員向けのMBA(経営学修士)コースを開設したりしている。
・2008/5/1 - @IT エンジニアの「質と量」IPA新理事長が「私は楽観している」
量を増やすために西垣氏が期待するのは2009年に開始する「ITパスポート試験」。 質では、既存の未踏ソフトウェア創造事業を重視し、「有望な人をどんどん引き上げていき、人材育成につなげることを地道にやっていく」と表明。
・2008/5/7 - ITpro 「インドにオフショア」でIT部門が取り戻したもの
情報システム部課長は「インド企業と付き合ったことで、仕様書が書けるようになった。『なぜこの機能が必要なのか』をユーザー部門と議論するようにもなった」と語る。
・2008/5/12 - VOICE OF INDIA BPO産業がインド文化を「虐殺」する
インドの社会的、文化的な変化、つまり若者の物の考え方や価値観が急速に変化してきている。「マーケット(市場)」、「マスティー(満足)」、「マザー(快楽)」、そして「マズブーリー(強制)」だ。
・2008/5/13 - @IT 日本人の器用さがプロジェクトを失敗させる
WBSの詳細化が避けて通れない大きな環境変化が2つ発生してきている。1つは、オフショア開発の増加である。あいまいな仕様でも仕事をしてくれるのは世界中でも日本のSEぐらいである。中国やインドのSEは指示書や設計書に記載されていない作業は一切行わない。
・2008/5/14 - ITpro オフショア開発で奮闘する中国開発者の視点
中国の新人開発者は,開発量を自分の評価基準と思い,候補タスクを自分の責任範囲と考え,より早く完成できることで自己アピールをします。さらに,タスクを出す側が,タスクの結果をテストすべきだと考える風習があります。
・2008/5/16 - 日経パソコン 四川省大地震、震源地近くのIT企業は被害軽微
成都市に研究所や工場を構える主な企業は、米インテル、米AMD、米マイクロソフト、米IBM、NEC、富士通、フィンランドのノキア、米モトローラ、米シマンテックなど。いずれも被害は軽かったことから、翌13日からは義援金の寄付などの対応をとり始めている。
・2008/5/16 - NEWS CHINA 中国・海輝軟件が「世界アウトソーシングトップ100」の20位に
同社はIAOPの同ランキングに3年連続して入選しており、2006年は68位、07年は34位、そして今年は20位と、年々順位を上げている。
・2008/4/15 - 野村総研 視点:日本を支えるIT人材の行方
日本の競争力を確保するためには、文化や言葉の壁を越えることを可能にする教育の方法論や体制の整備も緊急の課題である。
・2008/4/16 - JETRO JETRO 定期報告 フィリピンIT事情 2008年3月
フィリピンでは、ミッションクリティカルな業務は避け、まずは比較的容易な業務部分を切り出すべき。150人月を超えると日本人のプロジェクトマネージャーが必要。
・2008/4/18 - ITpro フィリピンはグローバル・ソーシングの有力な選択肢だ
フィリピンのソフトウエア産業の輸出額は2006年度で313億円とインドの1.5%。開発技術者数は約8万人で、ソフト開発企業数は400社弱と言われている。
・2008/4/22 - 中国情報局 オフショア開発:技術力と日本語力、どちらを重視?
極端に「日本語力重視」になり過ぎると問題あり。技術力、管理力、日本語力の全てが必要ですが、全てのスキルを兼ね備えている技術者は非常に少ない。
・2008/4/2 - ミック経済研究所 ITアウトソーシング市場 2012年度/3兆5960億円
2007年度のITアウトソーシング市場規模は、2兆7,951億円。2012年度には3兆5,960億円市場へと拡大。平均成長率は5.2%。都心のデータセンタ需要の高まりを背景に、データセンタ・アウトソーシングが拡大。
・2008/4/10 - ITmedia 業務部門とIT部門の協業を推進するSOAの考え方
サービスの提供者が作成する各サービスは種類や数が増えているため、柔軟なソーシング戦略が必要だ。サービスの提供元をオフショア開発で実現することが有効となる。
・2008/4/11 - ITpro 日本のITサービス業にインド企業が“黒船”にならない理由
心配ご無用。日本語の壁以外にもたくさんの壁に守られており、いい加減なお客相手に対するビジネスはしばし安泰だ。「そこをなんとか」の壁、「お持ち帰り問題」の壁、そして「ソリューション」の壁など多数ある。
・2008/4/14 - ITpro 大手ほどSI力の衰えが目立つ、「読解力」など三つのスキルの強化を
オフショア先と我々をつなぐ「ブリッジSE」が、往々にして要求を「読解」できないのか、通訳の役割を果たしてくれないのだ。開発費を抑えられる一方で、細かなトラブルも増えた。
・2008/4/15 - IDC Japan 国内ビジネスアウトソーシング市場規模予測を発表
2007年国内ビジネスアウトソーシング市場規模は、前年比5.6%増の8,810億円。2007年から2012年までの同市場の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)4.8%、市場規模は2012年に1兆1,114億円に達する見込み。
・2008/4/16 - ITmedia 成熟期を迎えた新興国に積極投資すべき
今後影響するトレンドとして「オフショアリング」「SaaS」「BPO」の3つを挙げた。中国は組み込み式のアプリケーション開発が過半数を超える一方で、インドはERPなど業務アプリケーションの開発に強みを持つ。
・2008/4/16 - ITpro 「2番手集団」をインド流で一人前に育成
日本ではあまり知られていないが、インドの大手ベンダーも、中国での人材採用に積極的だ。例えば100人の学生がいて、成績が上位の5人を米国企業がさらうとする。ここでインフォシスは、そのすぐ下につける6位~20位の学生を採用する。
・2008/4/16 - 日経ビジネスオンライン 大国インドの人気はコスト優位性が崩れて低下し、別の国が浮上
過去5年間でドルの対ルピー為替レートは約16%下落。高い不動産コストや増税の見通しも相まって、インドの魅力は薄れつつある。20%しかコスト削減できないとなると、時差が気になってくる。
・2008/4/17 - 上海オフショア開発フォーラム オフショア開発PRESS創刊記念セミナー in 上海5/12開催!
5/12上海イベント、過去最大級になりそう。今度のイベントは、全て上海オフショア開発フォーラムの皆さんの手作りです。
・2008/2/25 - CIO オフショア・アウトソーシング──成功への道筋
成功企業は“コスト削減”を目標にしていない。ソフトウェアの品質、開発部隊の機動性や柔軟性に力点を置いていることが分かる。「・・・・・」との覚悟が決まるまでは、オフショア化は取り組まないほうがよいと考えている。
・2008/4/7 - @IT システム開発って工事だったんだ……
近年、SIerには逆風が吹き続けている。景気回復によって人手が不足するほどに仕事は多いが、単価の低下は続いている。海外へのオフショア開発がいよいよ現実味を帯びてきて、上流工程を得意としない中小のSIerには再編圧力が強まっている。
・2008/4/8 - ITpro 発注先パートナー選定:納期は知性+根性で守る!
「いまは責任の所在を考える暇はない。いま考えるべきことは唯ひとつ! 納期通りに成果物を納め、このプロジェクトを必ず成功させること! このために出来ることをすべて行え! これだけを考えよ」
・2008/4/9 - ITmediaエグゼクティブ 製造業の発展の遅れがIT大国を生んだ (1/2)
NASA技術者の10分の1、米国の医師の3割がインド人といわれ、マイクロソフトやオラクルの従業員の3割、IBMでは15%、アクセンチュアで21%の社員がインド人だという。文化の保守性と国際的な柔軟性を併せ持つのもインドの姿といえるかもしれない。
・2008/4/9 - アイコーチ 第25回オフショア開発勉強会「ITプロジェクトを失敗させる方法」
うまくいかなければ、なぜ、うまくいかないかを考え、そこからさらにうまくいく方法を模索していくという行動学習が行われる第一歩は対話である。その意味で、悪い事例からよい事例へどのように推移していけるかというのがポイントかもしれない。
・2008/3/28 - 総務省 高度ICT人材育成に関する研究会報告書(案)
我が国を支える高度ICT人材の自律的な育成メカニズムの構築に向け て・・・
・2008/3/30 - amazon.co.jp オフショア開発PRESS ~中国を知りたい人は是非読んでみて
コラムでは、中国での人材育成の重要性を説いている。重要性だけなら言われなくても分かるが、両氏はそれぞれの実務体験を元にした有効性の高い方法を紹介している。一見地味に見えるこれらの手法も、10年以上現地にいる私から見ても的を射たやり方であると感じた。
・2008/4/4 - ITpro 中国の開発現場もすごい 若き社長が率いる修羅場
上海から連れてきたメンバーのうち数人が「こんな長時間労働は耐えられない」と夜逃げしたのである。それを上海まで追いかけて,なんとか説得して北京に戻し作業を続けさせた。
・2008/4/4 - ITpro 中国開発者から見た変な日本人リーダー
失敗したのに,なぜ笑いますか? 体に良くないことを,なぜ誇りにしますか? なぜ建前ばかりを言いますか? 信用していないのなら,なぜ仕事をくれますか?
・2008/3/21- 東洋経済 インドIT企業が東へ進むワケ
インド大手の日本向け売上高はここ数年、各社の年商の2~5%にとどまる。業界4位のサティヤム・コンピュータ・サービスは今春、日本進出のインドIT業としては初めて九州に開発拠点を開設する。さらに機運が高まるのが、中国のIT産業とパートナーシップを組み、日米のIT需要を“丸呑(の)み”しようという「シノ‐インディアモデル」だ。
・2008/3/24 - @IT インドオフショアが、いままた熱い
2007年初頭の低迷期を経てアウトソーシング市場はさらなる拡大へインド経済の見通しと、中国との連携強化。インド・オフショア受託業界の課題。
↑本誌発行人の記事です。くしくも上記の東洋経済と同じ論調となりました。ですが、分析の深みがまるで違う、と自画自賛(幸地)。
・2008/3/24 - ITpro 中国で「カンバン方式」に挑んだソフト会社
社員数は約100人。同社の技術者は出社すると、まずはプロジェクトリーダーから1日の作業書を受け取り順次、作業をこなす。1日にどこまで作業が進んだのかについて作業記録が残るので、タスクごとの品質評価も分かる。これらは人事評価にもつながる。
・2008/3/12 - 大和総研 医薬品研究のオフショア・アウトソーシング先として中国
欧米での研究生活を経験した研究者や留学生が続々と中国へ帰国し、公的研究所、製薬企業、あるいはバイオベンチャーの要職につき、精力的に研究活動をはじめている。国内でも大学などでライフサイエンス分野の技術者や研究者の養成にも余念がない。加えて、国や地方政府はファンドなど組成し、研究のみならず事業化をも支援している。
・2008/3/18 - @IT もう1つのガラパゴス「受託開発」
おそらく携帯向けの組み込み市場から始まるオフショア化は、ノウハウの成熟に従って他の組み込み領域、そしてその後は業務アプリ分野にも進展していくものと考えられる。
↑組み込みが先、業務アプリが後。珍しい主張ですね。(幸地)
・2008/2/29 - @IT HP大連コールセンターに見る「集約」と「品質」のバランス
日本向けのカスタマーサポートを行っているのは、採用試験での合格率が3%という狭き門をくぐり抜けてきた中国人スタッフだ。常に現地同業他社の上位20%に入るよう設定しているという高い給与水準と、強いブランド力で、向上心のある優秀な人材が集まる。
・2008/3/3 - ITpro 中国に偏る日本のオフショア開発
人月ベースで見た国内ITベンダーのオフショア開発規模は、2007年度に2005年度の1.5倍、2010年度に2.4倍に拡大する。オフショア単価の上昇率を年率5%と仮定すると、2007年度からの3年間でオフショア金額はほぼ倍増する見込みだ。
・2008/3/3 - ITmedia ソフト開発のニューウェーブ、エンピリカルソフトウェア工学
ソフトウェア開発の実証データや実績データを定量化/評価し、それをフィードバックすることでソフトウェア開発を効率的かつ確実なものにしていこうとする同研究。
・2008/3/5 - ITpro 加速する「国内オフショア」開発
ユーザー企業にも、現在の人手不足は異常事態という認識がある。2006年の前半ぐらいから、これまで地方での開発を認めていなかったユーザー企業も、今では理解を示すようになった。
・2008/3/5 - 琉球新報 独自のソフト開発を IT津梁パークシンポ
中国で日本企業のソフトウエア開発業務を受注している団体、3Winのリン・チェン氏は、津梁パークと連携することで、今後成長が期待できる中国市場で事業展開を図りたいとの意向を示した。
・2008/3/7 - ITpro ブリッジSEの現実
自分の役割を「日中双方の状況を“見える化”すること」と認識している。見える化の対象は,それぞれのタスクや進ちょく状況だけでなく,メンバーの精神状態も含まれる。
・2008/3/7 - nikkei BPnet 終わりが見えた?「インドへのアウトソーシング」
かつて、インドに外注するコスト上のメリットは最低でも1:6だった。現在は1:3がいいところだ。外注を削られる危機が迫っている。「サービスとしてのソフトウエア」(SaaS)という大きな流れも、インドにとっては逆風となっている。
・2008/3/10 - オフショア大學 オフショア開発専門誌「オフショアPRESS」創刊記念講演開催
経営の立場からグローバル・ソーシング戦略を論じるのもいいですが、たまには技術者の立場でオフショア開発の真実の姿を語ってほしい。日ごろから、そんな思いをもつ方に強くお勧めします。
・2008/3/10 - ITpro さらば“日の丸ベンダー”
ユーザー企業のCIO(最高情報責任者)やシステム部門長への国内取材と、中国、インド、南アフリカ、フィリピンでの現地取材に基づき、グローバル・ソーシングに取り組むユーザー企業17社の決断に迫る。
・2008/3/14 - 中国情報局 発注先パートナー選定:実績よりも将来性を買うべき?
実績よりも将来性を重視した場合、この中国パートナーが発展することができたら、皆さんは、プライオリティーNO.1のお客様となり、常にトップクラスのリーダーをアサインされるようになることでしょう!
2008/2/14 - Windows Live MS IMEさらに...お馬鹿になっていく
某MS社員に、「MS IME最近どうなっているのよ?」と先週聞いた答えが...「IME開発の主体が、中国にシフトしてしまっていて我々も手を出せない......個人的にはATOKに切り替えようと思っている」と言う現役開発系社員の発言に絶句!!!
2008/2/24 - ITmeadia インドのオフショア最大手、難航する日本攻略に新たな一手
日本市場での一点突破が成功し始めていることが挙げられる。日産自動車や富士ゼロックスにおける組み込みソフトの開発がここ数年好調だという。「日本はローカライズが重要な市場」と話すラマドライCEO。
2008/2/26 - 沖縄タイムス 沖縄テクノス、技術者養成を本格化
開発業務が中国など海外へ委託される「オフショア」需要を沖縄に引き寄せる戦略で、徳平社長は「中国に流れている業務を沖縄で受注する。私たちは“オキショア”と呼ぶが、2、3年後には沖縄側の営業で業務を受注したい」と意気込んでいる。
2008/2/26 - 日経ビジネスオンライン インドIT企業、正念場を迎える
目下、インドIT業界は予期せぬ新たな事態に直面している。ルピー高、不動産及び人件費の高騰、そして深刻な人材不足だ。収益の60%近くを依存する最大市場の米国は景気後退の危機に瀕している。
2008/2/26 - アクセンチュア アウトソーシングと国内雇用
ドイツでは、大企業の中でも特に好業績の企業は、コスト削減を目標としたアウトソーシングによる成果を国内における企業成長と雇用創出に振り向けている。
2008/2/26 - アクセンチュア グローバルソーシングの効果的導入
重要なビジネス・プロセスやIT業務のアウトソーシングをグローバルレベルで成功させるためには、実際の業務に携わっているプロバイダー間における緊密な連携が必要不可欠である。
2008/2/27 - TVQ九州放送 インドIT企業と交流会
自動車関連産業の集積を背景にカーエレクトロニクス分野への参入を目指す地元企業に技術や人材を確保してもらおうと開かれたものでインドのIT企業4社が招かれました。
2008/2/28 - ITpro HPがオフショア開発で成功した理由 ~日本向け専任組織を日中横断で設置
日本向けプロジェクト開発に特化した施設と開発要員を集め、日本向けノウハウを蓄積する。2004年4月設立時に140人だったJDDCのメンバーは現在600人弱。「2008年中に1000人程度を目指す」という。
2008/2/15 - ベトナムニュース トゥーティエム地区内にソフトウエアパーク建設へ
ホーチミン市2区のトゥーティエム新都市地区内の一部用地をソフトウエアパークにする計画。面積26.8ヘクタールの規模で、建設できるビルの高さは40階建てまでに制限される。
2008/2/17 - 琉球新報 「技術移転は質の時代」 北部地域産学フォーラム
国内大手企業もソフトウエア開発の海外発注比率が増加している。沖縄も最初から世界市場を意識することが大切だ。
2008/2/18 - 独立行政法人 情報処理推進機構 IT人材市場動向予備調査(中編)の公表について
(1) オフショア開発に関するIT人材市場動向調査 1) オフショア開発実績の有無 2) オフショア開発規模の推移
2008/2/19 - ITpro IBMの“再々委託”全面禁止で揺れる国内ベンダー
再々委託の禁止で先行する企業は、内製化率の向上を急ぐ。具体的には、「オフショア開発の推進を含め、グループ内の開発リソースを増強する」。
2008/2/19 - 中国情報局 発注先のパートナー選定:何を重視すべきか
会社としてきちんとした管理体制、ルールが確立されていて、リーダー個人のノウハウや経験のみに依存せず、組織的な管理が行われているかどうかです。
2008/2/20 - HOTNAM!ベトナム最新情報 ベトナムをソフトウェアの一大拠点に
日本への輸出成長率は年80%だが、これは今後100%に伸びると期待できる。政府は2010年までにこの分野の成長率を35~40%、売上8億ドル(うち40%は輸出)、労働者5万5,000~6万人規模にすることを目標にしている。
2008/2/21 - マイコミジャーナル 早い! 安い! うまい! オフショア開発はこうでなけりゃ
見積もりは早く! TCO(Total Cost of Offshoring)を安く! 品質に付け入る隙を見せるな! 気が利かなければプロじゃない!
2008/2/21 - しがぎん経済文化センター 日本語人材を求めて~大連にみる日本語人材の現状
2006年には約1,400人もの日本語人材を社会に送り出した。小中高の段階でより積極的に日本語教育を取り入れることを決定した。日本語を学ぶ機会を増やし、小中高の段階から日本語専攻者を生み出すのが狙い。
2008/2/7 - ITpro インドのICT市場は2011年までに243億ドル規模へ,米Gartner
年平均成長率(CAGR)約20%で拡大し,2011年までに243億ドル規模に達すると予測。この規模は,インドのGDP(国内総生産)の約2%に相当する。
2008/2/11 - 東亜日報 「高品質教育」こそ雇用を守り抜ける
経済協力開発機構(OECD)「東アジア地域のアウトソーシングが韓日労働市場に及ぼす影響」調査によれば、韓国の労働集約的な産業の多くが中国に移転されたことを受け、国内の低学力労働者と高学歴労働者との賃金格差がさらに広がっている。2004年、高卒者の賃金は大卒者の68%で、1993年の70%よりさらに格差が広がった。
2008/2/13 - ITpro 中国のオフショア開発者向けに日本語学習システムを売り込む
インターネットを活用したゲーム感覚で効率的に覚えられる。やってもらえば、日本語同様に65時間で話せるようになる。中国には約300万人が日本語の学習をしており、その数%を獲得したい。
2008/2/14 - ITpro 目標追跡型グローバルソフトウエア生産システムを考える
非機能要件を満足するための設計のような,高度にテクニカルな作業を最初からオフショアに分担してもらうのは十分理にかなったことであると思う。オフショア側に設計上の配慮を期待したい非機能要件の中身は,(1)可用性,(2)性能,(3)運用性である。
2008/2/14 - マイコミジャーナル 中国の見積もり工数はなぜ大きいか
文化が違うせいではない。□□□□□□の仕組みがある限り、委託先は相場をはずした工数を見積もってくることはないはずだ。
2008/2/14 - asahi.com 死者107人、経済損失1.7兆円 中国大寒波1カ月で
緊急避難を迫られた人は、鉄道や幹線道路からの避難も含めて343万9000人に達するなど、被害は1月末時点から拡大した。特に湖南、貴州、江西、安徽、湖北、浙江、四川の各省と広西チワン族自治区での被害が大きかった。
2008/2/13 - 信金中央金庫 中国東北地域の投資環境-遼寧省大連市の現況
国別の累計投資実行額では、日本が全体の3割を超える80億ドルもの投資を実行しており、2位の香港や3位の米国、4位の韓国を大きく引き離している。市内29大学のうち15大学が日本語学科を設けており、毎年2,000人を超す日本語人材が供給されている。
・2008/2/1 - マイコミジャーナル (8) なぜ中国企業はオフショア開発を受注するのか
日本の顧客は付き合いやすい。中国は国土が広いから出張は多いし、受注の前後で猛烈な接待攻勢をかけねばならないこともしばしばだ。下手をするとその案件の利益分はあっというまに営業コストで吹っ飛んでしまう。代金回収も非常に困難。
・2008/2/1 - 三菱総合研究所 急進展する間接事務部門のアウトソーシングとその落とし穴
アウトソーシングではその準備段階で手を抜くと、後の実施段階で大きな損害をこうむる可能性がある。いわゆる「発注者責任」が大きく問われる。
・2008/2/5 - 中国情報局 「仕様変更は別料金」ばかりではない中国企業
日本独特の商習慣を理解し、柔軟に対応してくれる会社が比較的多い。多少の仕様変更や追加であれば、柔軟に対応してくれるというイメージです。言わば、日本国内独自の商習慣に中国の受注パートナーが併せてくれているわけです。
・2008/2/6 - マイコミジャーナル (9) オーバーヘッドコストを斬る!
・ドキュメント作成過程を合理化する ・出張をだんだんと減らしていく ・通信技術を活用する ・(UMLなどの)モデリング技術を活用する ・ソースコードメトリクスを使う 日本側は「いかに運用すべきか」については大先輩だから、このノウハウと意識はぜひ相手に伝えてほしい。
・2008/2/6 - ITpro 製造業向けソフトを世界標準に仕立てる
「自動車とソフトのモノ作りの考え方は根本的に異なる」。モノ作りはインドや中国などアジアにシフトしているが、日本とアジアの分業後、どう考えているのか。「インドや中国が安いから」と発注する日本に対して、「優秀な人材がいるから」と考える米国。
・2008/2/6 - @IT情報マネジメント 文化や言語の壁を超えるオフショア開発とは?
多様性の中でも、オフショア開発で重要なのは、「言語の多様性」「組織の多様性」「文化の多様性」「地域の多様性」の4種類だ。
↑本誌発行人の記事です。論文調の硬い文章です(幸地)
・2008/1/25 - ITpro 「グローバル化できないITサービス会社」と卑下する前に考えるべきこと
ガラパゴス化した国内市場に閉じこもり、上陸しつつあるインド企業や中国企業の影に怯える・・・。だが、ちょっと待て。それは本当だろうか。
・2008/1/29 - IBTimes 2011年中国オフショア開発規模、549億元超に
易観国際が最新発表した「中国ソフトウェア海外アウトソーシング市場トレンド予測2007―2011」によると、2011年までに中国オフショア開発、海外からのアウトソーシング規模は549億1000万元に達するという。
・2008/1/29 - 独立行政法人 情報処理推進機構 IT人材市場動向予備調査 調査報告
(10) 外国籍IT人材の就労状況 従業員数 割合 中国 1,593名 69.78% インド 288名 12.61% ベトナム155名 6.79%
・2008/1/30 - NBonline IBMの21世紀型人材活用戦略
世界6大陸をまたにかけ人材と知恵を流動させる、6大陸、37万5000人をどう生かしきるか? 20世紀に目指した“多国籍企業”とは違う。
・2008/1/30 - ITpro 「とりあえず中国進出はしてみた」という日系企業へ
中国人スタッフとのコミュニケーションと業務の2S運動。こんな簡単な事で企業が良くなるのと疑心暗鬼かもしれませんね。「要」「不要」(ヤオ、ブヤオと言います)という2S運動を取り入れながら、経営の改善に取り組んでみてはいかがでしょう。
・2008/1/21 - ITpro 2007年のBPO市場,EMEAが100億ドル超規模で初めて米大陸を上回る
EMEA(中東/欧州/アフリカ)におけるBPO契約合計金額は100億ユーロ(145億7000万ドル)で世界全体の50%以上を占め,初めて米大陸市場を上回った。ドイツ,オランダ,スウェーデン,スイス,フランスが特に好調だった。
・2008/1/22 - 中国情報局 ブリッジSEなしでオフショア開発はできない?
受注者側のプロジェクトマネージャーやリーダークラスの人材がブリッジSEの役割を果たしている。
・2008/1/23 - ジェトロ インド企業のグローバル戦略 (2008年1月)
インド企業はグローバル化を進め、「インド多国籍企業」となりつつあります。これらインド企業は有望なパートナーに、あるいは手ごわい競争相手になりえます。本調査の目的は、こうした主要インド企業の基本情報やその海外戦略を整理することで、日本企業の参考となる資料を提供することにあります。
・2008/1/24 - ITpro オフショア時代を乗り切る明確な要求仕様作成術
Rubyで「要求仕様としての動くアプリケーション」を作る。きちんとオブジェクト指向を理解して,ちゃんとした構造でアーテクチャ設計ができるオフショア委託先を選びたい。
・2008/1/24 - マイコミジャーナル 現場はオフショアとの板ばさみの中で……
オフショア開発の立ち上がりの過程では三つのことが起こる。 1.日本にあって、オフショアにもあるものを探し求める。 2.日本にあって、オフショアにないものが目に付く。 3.日本になくて、オフショアにあるものを見直す。
・2008/1/15 - China Press 中国福建省:ソフト産業が好調に発展
福建省情報産業庁によると、ソフト及びSIの販売収入は220億元(約3252億3200万円)に及び、前年同期比41%増加した。ソフト輸出額は5100万ドルに及び、同期比60%増加した。組み込み式ソフトの輸出額は1億4600万ドル、前年同期比8.1%増加した。
・2008/1/16 - ITpro 「ユーザー企業の経営者にIT活用の重要性を訴える」のが大手ITベ ンダー・トップの役割
オフショアで学べるのはインドや中国の技術者になるし、ノウハウが流出する可能性もある。人材育成に多大な影響も及ぼすだろう。
・2008/1/17 - 琉球新報 格差是正のモデルに IT戦略フォーラム
「中国の技術者研修を沖縄で実施するなどアジアとも連携していきたい」とアジアとの交流拠点としてパークを活用する考えを示した。
↑ウェブに掲載された写真に私も写っています。(幸地)
・2008/1/18 - ITpro 海外コミュニケーションを円滑にする報告書の書き方
過去,現在,未来の時制がはっきりしていない文章を多く見受けました。別の海外プロジェクトでは,事実と予測とが混ざって記述されている報告書に悩まされました。5W2Hを明確にして書く。
・2008/1/16 - マイコミジャーナル 「下請けとして接してはいけない」の意味がわかるだろうか?
中国側PL:こちらで作った伝票登録画面自体は問題ありません。原因はこちらでは調べられません。 中国側PL:ですから、こちらが作成した部分に問題があるなら、指摘していただければいつでも修正します。今回の問題はこちらの担当範囲外にありますから、こちらでは調べようがありません。
・2007/12/31 - CNET Japan グローバルなバリューチェーンの再構築と情報の生産性
多様なバリューチェーンの展開が、Market型でも、Hierarchy型でも、いずれでもない産業組織形態の展開を生み出す実行の鍵は一体なんでしょうか。それは、「非・価格情報」にある。
・2008/1/7 - ITpro “価値”を持たないエンジニアが消える日
日本のユーザー企業は,特別に意識することなくオフショアでシステム開発を行うようになる。知らず知らずのうちに,無価値な日本のエンジニアを使わなくなるだろう。
・2008/1/7 - ITpro 仮想化とグリーンITがキーワードに,アフターJ-SOXも動き出す
国内大手ITベンダーの海外展開の動きも強まっている。中国やインドを中心に現地のベンダーを買収し,日系企業の進出時にシステムの構築・運用を支援する。
・2008/1/7 - 東奥新聞 青森の企業に大連からIT研修生
大連理工大学などの在校生や卒業生を対象にする。県内で不足している「組み込みソフト」や「アニメーション製作」などの技術習得者ら、数人程度から受け入れを始める予定。研修期間は数カ月から二年程度を想定。修了後、本人の希望によっては社員採用。
・2008/1/9 - ITpro 米Gartner、2008年のアウトソーシング世界市場は前年比8.1%成長
市場けん引者はインド企業。米国市場で年間約40%,欧州市場で年間約60%の成長をみせた。インドシェアは2008年にやや縮小。米Microsoft,ドイツのSAP,米Google,米Amazonなどの大手企業がSaaS製品を相次いで発表している。
・2008/1/7 - 琉球新報 IT戦略フォーラム 1月16日、新報ホール
第1部は「テイクオフ~IT津梁パークプロジェクト」と題して、IT先端企業やBPO(事務作業の外部委託)誘致に向けた「IT津梁パーク」プロジェクトの詳細を発表する。第2部はパネルディスカッション。同プロジェクトの魅力と課題、今後の構想を討議。
・2008/1/10 - 人民網日本語 外国人が「上海IT青年10大新鋭」に初入選
インド第4のソフト会社、サティヤム・コンピュータ・サービスで大中華圏のトップを務めるインド国籍のRaghvendra Tripathi氏は2002年に上海に渡り、新上海人として中国市場を深く開拓するに至った。上海法人は500人近くまで増え、南京にR&D拠点も開設した。
・2007/12/14 - 富士通総研 中国におけるBPOベンダーの成功事例(1):Accenture(大連)
顧客向けで1,000人規模の上海デリバリセンターは基本的にITO専門である。例えば、高度な技術を持ち、かつ日本語もできる開発スタッフは大連よりも上海の方が多い。
・2007/12/14 - 富士通総研 中国におけるBPOベンダーの成功事例(2):Neusof(東軟)BPOセンター
歴史的な背景や人材のリクルートの容易さから、大連は日本向け、瀋陽は韓国向け、成都は欧米向けという役割を分担している。
・2007/12/14 - 富士通総研 中国におけるBPOベンダーの成功事例(3):GENPACT(大連)
大連では、BPO市場の拡大によりこれまで技術型のITOにこだわってきたアウトソーシング大手のNeusoft(東軟)やHi-Think(華信)もBPO事業に乗り出している。ITO業務とBPO業務の相互参入が見られる。
・2007/12/20 - 大和総研 オフショア開発の次のビジネスモデル
BPOについては、既にコールセンターやバックオフィス事務業務の中国アウトソーシングが盛んである。今後はITベンダが中心となり、業務作業だけではなく、システムと業務を組み合わせたアウトソーシングに展開できるであろう。
・2007/12/20 - PRESIDENT Online マイケル・ポーターの「環境」戦略論(2)
輸送距離が長くなるために排出量を増大させるオフショアリング(海外への業務移管・委託)は、場合によっては、排出量が少なくてすむ近隣地域のサプライヤーへのオンショアリング(国内での業務委託)に置き換えられるかもしれない。
・2007/12/25 - IT PLUS 欠かせないグローバル視点での競争力強化・日本のIT産業の課題(3)
戦略論で有名なマイケル・ポーター教授は、国の競争力の持続性のためには生産性を常にグレードアップさせることが不可避であり、また国内のライバル関係や国内市場の需要の性質の重要性などを指摘している。
・2007/12/25 - 中国情報局 拡大する「組込み系ソフト」のオフショア開発
中国では業務アプリ系のソフト会社に比べ、組込み系のソフト会社は、まだまだ少ないというのが実態です。
・2007/12/26 - @IT 本当は楽しいIT業界――“重鎮”を超えて
競争相手がワールドワイドになっている。IT業界は建築土木業界よりも競争条件が過酷。その中で誰でもできる作業を日本人技術者が行う必要がない。
・2007/12/25 - 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 我が国におけるオフショア開発の現状
国内企業がオフショア開発を進めている要因としては、内外の人件費格差に基づくコスト削減もあるが、国内の人材不足への対応という面も大きい。企業のIT投資が増加する一方で、ソフトウェア技術者の不足は深刻になっている。
・2007/12/12 - 日中経済通信 中国、ソフトウエアの正規版化事業で顕著な成果を収める
北京で10日開催された全国軟件正式版工作会議によると、中国が近年実施してきたソフトウェアの正規版化事業は顕著な成果を収めている。
・2007/12/14 - 日中経済通信 中国の海賊版ソフトウェア、毎年10%のペースで増加
北京で10日開催された全国軟件正式版工作会議によると、中国の海賊版ソフトウェアは毎年10%のペースで増加しており、ソフトウェア販売の直接損失額が約40億元、ソフトウェア産業の経済損失が総額で約70億元に上ることが関連調査により明らかになった。
・2007/12/14 - 神奈川新聞 「横浜インドセンター」来秋からサービスへ/横浜
インド進出や、インド企業の横浜誘致などを後押しする「横浜インドセンター」の設立に向けた活動が活発化している。「すでにインドの三大ソフトウエア企業のうち二社が横浜に日本法人を置く実績がある。反応も良かったので今後のフォローアップを大事にしたい」
・2007/12/14 - @IT情報マネジメント 安いって本当? ベトナムオフショアの事例紹介します
出来上がった開発物は、プログラムやドキュメントを含めて満足しています。1人月1200ドル(1ドル110円として13万円強)でした。開発費用も日本と比べてトータルで3分の1~4分の1程度で済みました。
・2007/12/16 - 琉球新報 アジア視野に独自性を 沖国大産業総合研フォーラム
「沖縄の若者に、沖縄でも受託型ではなくオリジナル製品の開発など新しいビジネスができるという発想を持ってほしい」と述べ、県内の学生を米国シリコンバレーへの研修旅行に派遣する計画を紹介。
・2007/12/16 - IBTimes 中国広州市:アウトソーシングサービスが急成長、GDPの57%を占有
2007年、広州のGDPはすでに7000億元(約4兆2000億円)に達し、ひとり当たりGDPも8000ドルを超えて上海・北京に次ぐ第3位となった。
・2007/12/17 - ITpro 盛り上がるソフトウエア・テストを肌で感じる
2008年1月30日~31日に東京都内で開催されるソフトウエアテストシンポジウム 2008。中国,韓国,マレーシア,ベトナムから招いたテスト実務者が講演を行う。アジア諸国の勢いを直接感じることができるチャンスだ。
・2007/12/17 - 総務省 我が国企業の海外企業活用の実態把握に関する調査
我が国企業のオフショア開発は、コスト削減、人員確保が目的で行われ、主に中国の安価な人材を活用して、受託ソフト開発の労働集約的な詳細設計、プログラム作成といった業務を対象に行われていると要約できよう。
・2007/12/17 - ベトナムニュース ホーチミン:合弁会社のソフト違法コピーを摘発
捜査チームは、オートキャド、マイクロソフトオフィス、マイクロソフトウィンドウズXP、コレルドローなどの多くのソフトウエアが違法にインストールされたパソコン17台を押収した。これらのソフトウエアの総額は8億ドン(約550万円)以上に上る。
・2007/12/17 - マイコミジャーナル 受注側から見た日中オフショア開発成功のポイント(3)
中国では6万人が日本向けオフショア開発に従事している。急速に発注量が伸びるものの、おのおのの現場にはオフショア開発を回すノウハウがなく、「出せる案件から」ばらばらに出して何とか経営の要求に応える。が、「出せる案件」がなくなり現場のオフショア 開発に対する負担感が蓄積、発注の伸びが止まって踊り場を迎える。
↑図示されたオフショア開発発注曲線は必見です(幸地)
・2007/12/17 - 国際貿易投資研究所 再燃したオフショアリング論争
2004年にサービスのオフショアリング(国外業務発注)が政治問題化してから状況は変わった。、ブラインダー・プリンストン大学教授は将来3,000 万人以上の雇用が国外に流失し、米国の労働者は長期の大きな痛みを受ける潜在的な可能性がある。
・2007/12/18 - 日本経団連 高度情報通信人材育成の加速化に向けて
ICTで優位に立っている国の中には、韓国、アイルランド、フィンランド等のように、危機感をばねに高度ICT人材の育成に集中的な国家投資を行い、その国際競争上の地位を高めた国がある。
・2007/12/18 - IT PLUS 多重下請け、人材派遣構造が阻む業界のイノベーション・日本のIT産業の課題
下請ITベンダーでは、個別面談も行われないままプロジェクトにアサインされ、時には元請企業の名刺をもらってメンバーとして参画する。これは米国やインドのITベンダーが請負った仕事を内部人材で完遂するのに比べて特異な現象である。
・2007/12/19 - IT PLUS 日本を取り巻く、印中韓のIT技術者事情
大多数の小規模なソフトウエア会社では一気に中国オフショア業務が激減しだした。IBMなどの欧米企業やインド大手によって人材採用が激化し、特にマネジャー層の引き抜きが目立つ。小規模な企業ではオフショア開発の体制を維持するのが困難になっているのだ。
・2007/12/19 - ベトナムニュース ソフトウエア著作権:違反率減少も損害額は増加
ベトナムのソフトウエア著作権の違反率は88%(アジア各国の平均は55%)と、2003年当時の92%と比べ減少している反面、損害額は2003年の4100万米ドル(約45億円)から9600万米ドル(約105億円)に増加している。
・2007/12/19 - 総務省 高度ICT人材育成に向けた提言
実践としての専門教育+就業インセンティブ向上。
・2007/12/20 - IT PLUS 「レベル低い」「エセ独立系」「自己矛盾」――ITベンダーの現状
外圧をかけるしかない。日本は昔から、外圧に弱い。今までは日本の文化障壁に守られていたが、中国やインドでも日本語が話せる人材が増えているという。そういうのが入ってこないと構造改革にならない。
・2007/12/20 - 北海道IT推進協会 北海道ITレポート 2007
海外連携の目的は安価な労働力の提供が全体の70%を占める。提携国は中国が多いが、ベトナムとの連携も拡大しつつある。また、適切なパートナー選び、日常のコミュニケーションが連携のポイントとなっている。
・2007/11/26 - 経済産業研究所 企業ネットワークのグローバル化とアウトソーシング
オフショア可能な業務の特徴として次の4つを挙げている。 (1)IT集約型 (2)アウトプットがITに移転可能な業務 (3)コード化できる業務であること (4)人とのface-to-faceの交流が少ない業務
・2007/12/07 - ITpro 半数以上が「人材の早期育成が困難」と回答
IT関連の人材に関しては,計画性なくアウトソーシングやオフショアリングを進めるのはリスクが高いので注意が必要だ。
・2007/12/07 - ITpro 「どんだけぇ~」「そんなの関係ねぇ」大手270社のIT活用実態
文書化が不十分だったり、開発プロセスの定義があいまいな現状は、オフショア開発の阻害要因にもなっている。中国やインドなどのITベンダーにシステム開発を委託する予定がない企業は70.0%。システム開発を直接発注したことがあるのは23.3%にとどまった。
・2007/12/07 - ITpro 日中のビジネスはもはや不可分の関係」,日中経済のエキスパートが対談
新しい市場でシェアをとるには,100人の平凡な社員よりも1人の優秀な社員が必要。社員の功績に対する評価があいまいで格差が小さい日本企業のやり方だけでは不十分。
・2007/12/10 - アクセンチュア 中国ITインフラ最新事情
中国の最新のITインフラ事情、およびアクセンチュアの中国におけるITインフラアウトソーシングの経験を踏まえ、今後、中国においてITインフラの整備を進めていく際の要所を詳述する。
・2007/12/10 - ITmedia 宋文洲氏が語る日中の違い「日本人は個人の自立が足りないよ」
日本人と中国人の間で「それほど大きな違いを感じない」という。日本企業にとって中国でビジネスをする際に問題となるのは、有能な中国人は日本企業を嫌いに思っている点だ。
・2007/12/10 - ITpro 流れが変わった---インドITに注がれる熱い視線
日本のITは世界の埒外だと思い知った。人材、ノウハウ、プロセス、教育のいずれにおいても日本は遅れている。計画通り成長すれば、08年度の売上高はインドSWITCH6社合計で700億円弱になる。
・2007/12/10 - IT-PLUS 「SE度」高いITベンダーに見える3つのパターン
成功企業は、要件定義・設計・開発・テストといったプロセスごとに、開発部門とは独立の品質管理組織が関与してレビューを十分行なう。外注管理においても契約前に開発メンバーのスキル評価を行っている。
・2007/12/11 - ITpro インドを世界のサービス拠点に----米IBMのサービス戦略
米IBMがインドから展開するサービスは、開発、運用、BPOの3種。コールセンターで働くインド人の英語のなまりを矯正するための仕組みを日本の東京研究所と協力して開発した。
・2007/12/11 - JETRO BPOでインド企業の進出相次ぐ (フィリピン)
2007年にはファーストソースやアディティヤ・ビルラ・ミナクスが新たにコールセンター業務を開始した。フィリピン・ビジネスプロセシング協会(BPAP)とインドの全国ソフトウエア・サービス業協会(NASSCOM)は協力協定を締結している。
・2007/12/12 - ITpro 忍び寄るコンプライアンス不況
中堅ソフト会社の経営者は「下請法が本当に、中小ソフト会社を守れるのだろうか」と疑問を呈する。大手は中堅へ、中堅は中小ソフト会社への発注を減らし、オフショア開発を加速させていけばどうなるだろう。
・2007/12/12 - ITpro インドを足がかりにグローバルを目指す---F、H、N、Nの戦略
海外売り上げ40%超に向けインドを使う富士通。インド企業と提携しサービス拠点を確保した日立。中国リスクの軽減策に位置付けるNECとNTTデータ。
・2007/11/30 - ITpro 出でよ,プロフェッショナルの“サビマネ”
「多くの企業では今だに,運用は開発よりも一段低く見られています」。プロジェクト・マネジャーが「プロマネ」と呼ばれるように,ITサービス・マネジャーが「サビマネ」などと呼ばれるようになれば本物でしょう。
・2007/12/04 - ITpro 【IBM編その2】IBM標準で世界をフラット化
標準化の実現は、買収戦略だけではない。M&Aが通用しないオープン ソース・ソフト(OSS)コミュニティや、インターネット技術を中心 とした各種標準化団体との関係においても常に“IBM標準”を積極的 に提案するなど、自らが有利に進むために手を打っている。
・2007/12/04 - マイコミジャーナル 受注側から見た日中オフショア開発成功のポイント(2)
2001年の小ブームは2003年までには落ち着いている。いま日中オフショア開発は持続的な発展期にある。
・2007/12/05 - 中国情報局 本社サイドにおける中国人社員の活用
日本の本社で採用した留学生の中から、ある程度選抜して本社または中国法人で活用するシステムを作り上げていくことが必要だ。中国の大学を卒業した中国人エンジニアを日本で採用したいというニーズが高まってきており、自動車やソフト開発などではそれが顕著だ。
・2007/12/05 - ITpro IT産業衰退はユーザーにも責任
インドや中国企業とグローバルで競争できるのだろうか。日本企業がグローバル展開する際に、IT面から本当に支援できる力を持つIT会社があるのだろうか。その一方で、インド企業を評価し始めたユーザー企業が出てきた。
・2007/12/05 - IT-PLUS 「組み込みソフト」で日本攻略狙うインドIT企業
日本の組み込み系ソフトウエアの分野では絶対的な技術者不足が続いており、商慣習の違いなどには関係なく、技術と品質だけで参入することが可能となる。だが、いつまでも「日本の要求品質は過剰品質」などと言っているようだと、日本の顧客の心はつかめない。
・2007/12/05 - ITpro 中国やインドでも」トロン技術者認定試験を2008年4月に開始
組み込み技術者が不足する中で多くの開発が外部委託されており,技術力をきちんと測る指標が存在しないことから多くのトラブルが起きている。認定試験により技術力を把握できるようにしてトラブルを減らす。受験者数は「世界で年間10万人」(坂村氏)を目指す。
・2007/12/05 - ITpro 望まれる,IT人材育成のためのナショナルセンター
韓国では,サムスンなどの企業が情報通信省や電子通信研究所と共同で,IT専門大学のICUを1997年に設立。ドイツでは,98年に独SAPの創設者の一人が,ポツダム大学内にIT専門学校を設立。ベトナムでは,FPTコーポレーションが2007年にFPT大学を設立している。
・2007/11/22 - RIETI 投資銀行におけるオフショアリングとアウトソーシングの黎明期
国際政治経済の動き、投資銀行ビジネス、そして事務処理システムという3つの観点から、1990年から1995年までのオフショアリングとアウトソーシングの黎明期を考察します。
・2007/11/26 - 中国情報局 中国ソフトウエア企業、成長の3パターン
(1)販売チャネルを強みとした商材の拡大(神州数碼など) (2)M&Aによる規模の拡大(用友軟件・金蝶軟件・中軟など) (3)自社リソースで人員育成・確保(東軟集団など)
・2007/11/26 - IT-PLUS 富士通・NTTデータなど、システム開発の期間短縮
全工程を140に細分化し、各段階で品質や進捗状況を厳格に管理しながら流れ作業でソフトを作る。自動車工場の生産ラインで採用されている手法を応用する。ソフト開発用に数百種類のプログラムの「ひな型」を用意し、各プロジェクトで共同利用できるようにする。
・2007/11/27 - ITpro ベトナムの“逸材”に惚れる国内ベンダー
「シビアにみれば、現時点では戦力外」と厳しい。真面目でチームワークを重視する文化は日本と似ているものの、日本語はまだたどたどしく、「やる気はあっても、仕事への責任感などで、日本人と全く同じレベルは期待できない」
・2007/11/27 - @IT 空前の人材不足でもエンジニアが大事にされないのはなぜか
新技術に対する消極性は際立っている。教育投資を渋ってきた。丸投げする体質。売り上げに占めるIT予算の比率が日本企業は米国企業の半分。日本企業の問題の根っこにはIT投資の少なさがある。
・2007/11/28 - ITpro ブラジルが新たなオフショア拠点に浮上
日本での協業急ぐブラジルSI大手 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071120/287626/
・2007/11/30 - ITpro オフショア先として台頭するフィリピン
フィリピンは米国向けのシステム開発ではインド、中国に次ぐ3番目の実績がある。プログラマの人月単価が20万~35万円程度。日本語力では、中国にかなわない。そこで英語を生かせる開発案件に特化して攻めよう。
・2007/11/30 - マイコミジャーナル 受注側から見た日中オフショア開発成功のポイント
1万3,000社ある中国ソフトウェア企業の中で10年以上存続しているところはほんの一握りにすぎない。中国のソフトウェア企業の約8割で、従業員の離職率が10%以上である。さらに約5割で20%以上。
・2007/11/17 - IBTimes 中国初の翻訳産業園、武漢に完成
中国初の翻訳産業園「伝神多語情報処理センター」が、武漢市光谷ソフトウェアパークで完成。総計5000万元(約7兆4312億8300万円)の資金を投入。武漢市は3年の時間をかけ、同センターを全世界で最大級の中国語翻訳サプライヤーへ成長させる予定。
・2007/11/19 - ITpro 戦略なきグローバル・ソーシングは長続きしない
オフショアを見直す時期に来ている。最も重要なのは,長期的な視点で自社と委託先のメリットを考え,委託する業務を決めることだ。例えば,海外でコンビニのない地域のITベンダーにPOSデータの分析を任せても,的確な分析結果は得られない。分析の担当者が,コンビニでの商品購買というものを具体的にイメージできないからだ。
・2007/11/19 - FujiSankei Business i. ベトナムでソフト産業拡大 低賃金でゲーム制作
社員の最低賃金は月250ドル(約2万7,500円)で国内の一般企業より高めだが、「インドや中国の同業種よりは安い」という。自動車1台のデータ作成に約40日かかるなど、ゲーム制作には労働集約的な面がある。
・2007/11/19 - ジェトロ ビジネスプロセシング協会が市場拡大目指す- (フィリピン)
2010年までの針路を定めた「ロードマップ2010」を発表した。世界市場でのシェア10%獲得と雇用者数90万人の達成を目指す。さらなる成長に向けた重点課題として、人材開発、新たなビジネス拠点の開拓、ビジネス環境整備の3点を挙げている。
・2007/11/20 - 中国情報局 中国のシリコンバレー大連、一部売り上げはバンガロール並み
2006年のソフトウェア分野の売上は前年同期比50%増の約19億米ドルと、アウトソーシングサービス全体では、バンガロールとほぼ同じ売上(113億米ドル)を達成した。
↑19億米ドルと113億米ドルがほぼ同じ?(幸地)
・2007/11/21 - IT-PLUS インドのオフショア開発、成功の第一歩は資本参加
大連には日本語能力検定1級取得者は多いが、インド人の日本語能力検定3級合格者とほぼ同等だと考えている。私は資本関係のない海外の企業に開発を委託する「オフショア開発」というソフトウエア開発形態は非常に中途半端だと考えている
・2007/11/21 - ITpro 国ごとの特色見極め,“マルチ”への体制を整えよ
中国は期待と失望が一巡し、かなり地に足のついた取り組みが進んでいます。ベトナムについてはしばらくの間静観すべき。日本向けの仕事に従事できるのは1000人程度と言われています。インドやブラジルは「学ぶ相手」として付き合え。
・2007/11/22 - ITpro ITILをグローバル展開の共通言語に
運用ルールなどを文書で規定していても,言葉の意味が違うと,運用業務がルール通りに実施されないおそれがある。例えば「変更管理」という言葉一つとっても,国や地域によって担当者の解釈が違うかもしれない。
・2007/11/6 - ITpro インド離れを始めたアウトソーシング 今度はインド企業が業務を海外移転
第一の理由は利益の圧迫だ。今年に入ってからルピーが対ドルで12%高騰したほか、9月の米IDCの調査によれば、インドにいるIT技術者の平均年俸は昨年の18.3%増をやや上回る18.7%に上昇し1万5300ドル(約180万円)となる。
・2007/11/7 - 中国情報局 中国のソフトウエア産業をインドと比較する
中国は日本および韓国からの発注が59%であるのに対して、インドは米国からが59%で英国からが23%。つまりインドは、合計82%を占める英語圏からの受注が主体なのである。
・2007/11/7 - VIETJO ハノイで「ジャパンICTデイ2007」を開催
11月13日から16日までハノイ市のナショナルコンベンションセンターで「ジャパンICT(情報通信技術)デイ2007~日越間のITブリッジ~」を開催する。
・2007/11/9 - ビジネス+IT 中国のアウトソーシング事業、日本向けが5割超え
中国のリサーチ会社、易観国際の2007年第2四半期中国海外向けソフトウェアアウトソーシング市場レポートから。欧米の29.4%、香港の10.0%と続く。
・2007/11/9 - ITpro 日本製ソフトが世界で売れないのは,日本でPCが売れていないから
中国政府も『なぜ中国のソフトウエア産業はインドほど発達しないのか』と危機感を抱いているが,中国とインドでは,英語の能力に差があると言える。
・2007/11/12 - 中国情報局 中国におけるソフトウエア産業人材の供給動向
2005年には前年比37.8%と大幅な増加を記録し、その数は164万人に達した。2001年には29万人程度だったことを考えると、その間に実に5.7倍に増えたことになる。
・2007/11/12 - ITpro インドITベンダー・タタ、組み込みのオフショア開発に人・カネを投資
2006年、日本の組み込み技術者数は約23万5000人だった。2005年からから4万2000人増えたものの、いまだに9万9000人が不足しているという。TCSは日本向けの組み込み技術者を、現在の500人から、2011年に最大4000人まで増員する。
・2007/11/14 - ITpro 中国とインドに試される日本企業の力
日経BP社では近く,日経コンピュータ,日経ソリューションビジネス,ITproの3媒体が中心となって,グローバル・ソーシングを主題とする特番サイトを立ち上げ,情報を発信していくことになった(11月19日オープンの予定)。
・2007/11/14 - JETRO JETRO 定期報告 フィリピンIT事情 2007年11月
人材獲得競争激化し、人材確保のため産学提携の動き 日本への人材派遣も活発化 日本語人材は限定的だが育成拡大の兆しもあり
・2007/11/15 - CNET Japan 日中韓、ソフトウェア管理の相互協力で覚書を締結
ソフトウェア管理に関する「一般的な協力」「公共方針」「情報の共有」「人事交流」「その他」の5項目について、相互に協力することを取り決めた。ソフトウェア著作権保護のために日中韓の団体がMOUを締結するのは、今回が初めてとなる。
・2007/10/24 - ITpro インドIT企業が「日本のITサービス会社の下請けにならない」理由
日本法人ウィプロ・ジャパンは「日本のSIerには課題がある」と指摘する。SIerはアップグレードしないし、日本の技術者は不足している。若い人も勉強しない。
・2007/10/25 - 日中経済通信 提供、japan.internet.com 独占記事 「天津高新区」着工、入居希望420社に~先進ソフト基地構築
「天津高新区・国家軟件及服務外包産業基地核心区」が10月23日に天津で定礎式を行った。2年-3年の開発を経て、国際的にも一流のソフトウェア企業(CMM 評価がレベル5)または世界500強の企業を5社-10社導入し、東北アジア先進レベルのソフトウェア産業パーク を構築するもの。
・2007/10/26 - ITpro コンタクト・センターの「不思議」――なぜ人材派遣なのか?
従業員を次のような形で段階的に採用していた。 (1)採用の初期は時間給ベースのパートタイマー(期間最長3ヶ月) (2)採用基準を満たしていると評価した場合は1年契約の契約社員 (この時点で月額給与となる)契約は3年まで毎年更新可能 (3)マネジャ・クラスに登用する場合は正社員
・2007/10/29 - 日経ネット 人材各社、韓国人技術者を派遣・日本国内のメーカーに
現地の理工系大学約10校と連携して週1回程度のペースで就職説明会を開く。日本語能力や技術水準で選考し、日本国内の電機・精密機械メーカーに派遣する。賃金は日本人と同等で、平均時給は3800円前後の見込み。
・2007/10/29 - PRONWEB Watch 日本の組み込みソフト技術者は9万人以上足りない
優秀な技術者を人材育成に回す余裕も無く、予備軍とも言うべき人材も少ないのが現状。企業にあわせたカスタマイズも可能な人材育成カリキュラムとは?
↑お友達の会社の記事です(幸地)
・2007/10/30 - 日本総合研究所 間接業務は中国へアウトソーシングすべきか
英語ほど汎用性のない日本語をわざわざ修得しようとし、かつ安価な単純作業で満足するような中国人がどれだけいるかと考えれば、決して楽観的にはなれないのである。
・2007/11/1 - 日経パソコンオンライン 米国IT最新事情:母国と米国を気負いなく照準に入れる中国ソフト産業
中国ソフトウエア産業の世界では、何千人もの従業員を抱えるインド企業にはとうてい太刀打ちできないので、数百人程度の中規模の企業が、特徴あるソフトを開発して勝負するという気運になっていると言う。
・2007/11/1 - RIETI 投資銀行におけるオフショアリングとアウトソーシングの胎動期
1)胎動期:1970年から1989年まで 2)黎明期:1990年から1994年まで 3)建設期:1995年から1999年まで 4)拡大期:2000年から2004年まで 5)定着期:2005年から現在まで
・2007/10/19 - ITpro 中国・無錫市、大連に続くオフショア拠点に名乗り
無錫市内で10月11日開催した「無錫サービス・アウトソーシング産業国際合作カンファレンス」で明らかにした。無錫市は中国政府から初めて「アウトソーシングモデル区」と認定されるなど、大連市に次ぐITサービスのオフショア拠点として期待されている。
・2007/10/19 - AFPBB News 2007年IT関連の世界消費額が1兆ドル超
ソフトウエア関連では2011年までに460万人の新規雇用が見込まれている。この内の120万人がブラジル、ロシア、インド、中国が占め、ほか100万人は他の新興国が占めるという。アゼルバイジャンの急成長が見込まれており、続いてロシア、ベトナムの順となっている。
・2007/10/19 - 中国情報局 宝信ソフト:投資評価引き上げ
中国でのSI需要の高まりに後押しされ、現在では他業種のシステム設計も手掛ける。2007年中間決算では、売上高が前年同期比25%増、純利益も同34%増と好調。
↑中国IT企業の内需シフトを知る手がかりとなります(幸地)
・2007/10/20 - ITpro 中国ソフト会社の合弁、大阪進出
大阪と東アジアとのビジネス強化を狙い、大阪商工会議所と大阪外国企業誘致センターなどが2006年に始めた「東アジア企業家交流プログラム」に参加した外国企業の中から、初の大阪進出が実現した。大阪に進出した理由を「東京より住環境が良く、中国人社員が生活しやすい」と説明。
・2007/10/23 - 中国情報局 中国ソフトウェア 真のプロジェクト管理力を見極める
中国でCMMを取得するには、かなりのお金が必要です。いくら実力があっても、相当資金的に余裕がないとCMM取得は難しいのが実態です。逆に言えば、資金と準備工数があれば、CMM取得はできます。
・2007/10/24 - IT-PLUS 「パソコンにお祈り」が効いた? また大型受注のインドIT
インドIT業界も急激なルピー高ドル安で苦しいはずだが、大手はますます攻勢を強めている。18日、IT最大手であるタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)はオランダのニールセン・カンパニーから10年間で12億ドルのアウトソーシング業務を受注したと発表した。
・2007/10/24 - ASCII ドアは日本企業だが部屋の中はインドだった
日本にはプログラマ/システムエンジニアが約35万人いるが、その5分の1にあたる人数を、ウィプロは1社で抱えていることになる。
・2007/10/20 - 総務省 高度ICT人材育成に関して
海外委託の現状と課題「発想し、設計し、指導監督する人材は不可欠」 ・情報技術を失った国は21世紀では先進国ではない ・国内システムのブラックボックス化は危険 ・情報の流出は既に起こっている
・2007/10/11 - ロイター インドのインフォシスの第2四半期決算は18%増益、市場予想と一致
インドルピーが9年半ぶりの高値に上昇したことから新規契約による業績の伸びは限定的となり、利益は市場予想と一致した。
↑中国人民元が高くなると、中国発注量も減る?(幸地)
・2007/10/11 - 人民網日本語版 南京が「ソフトウエアの都市」に
南京には48の大学、543の科学研究機関、国家と省級の重点実験室が79カ所あり、様々な専門技術の人材53万人を抱える。レベルの高い科学技術関連の人材が集まり、科学研究能力は高い。
・2007/10/11 - ITpro 中国のメッセンジャー利用者は数億人規模、今後も増える
騰訊(Tencent)が提供する「QQ」が最も人気が高い。次いでマイクロソフトの「MSN Live Messenger」、老舗ポータルサイト新浪の「新浪UC」と続く。特にQQの人気は突出している。
・2007/10/15 - 富士通総研 ベトナムにおける日系企業のアウトソーシングの成功事例
日産テクノベトナム社の成功要因 1)日産テクノ社長自身がベトナム拠点のトップを兼任した。 2)現地拠点の経営者は教育・トレーニング制度を重視した 3)現地拠点に合わせた通信インフラサービスの選択
・2007/10/6 - 沖縄タイムス 沖縄県内IT企業 共同出資会社設立へ
県情報産業振興課は「海外で進められるソフト開発を、国内にとどめようとする発想は地方にない」と有望視。発注する大手企業も協力姿勢を示している。準備委は事業計画や出資額などを決め、県外企業には来年度以降に出資を依頼する。
↑私もお手伝いしています(幸地)
・2007/10/8 - News CHINA 中国、8月までのソフトウェア収入22%増の3438億元に
しかし業界では、中国ソフトウェア産業の発展は、国際先端レベルとはまだ大きな格差があると指摘されている。世界ソフトウェア市場における中国ソフトウェア業のシェアは6%にも満たない。
・2007/10/9 - 日経新聞 NTTデータや富士通など、中国内陸部を開発拠点に
日本や米国のIT企業が中国の内陸部で相次ぎソフトウエアの開発に乗り出した。上海など沿岸部に比べて人件費が半分強で済み、高速・大容量回線でデータを送受信すれば内陸部にあるデメリットを解消できると判断した。
・2007/10/9 - News CHINA 約100万台のコンピュータがウィルス感染~国慶節連休中
今年の国慶節連休中に蔓延したウィルスは、トロイの木馬の特徴を持ったワームウィルスや他のウィルスの特徴を備えたトロイの木馬型ウィルスなど、典型的な混合タイプであるのが従来とは異なる点だ。
・2007/10/9 - 中国情報局 成都市代表団が本社訪問 投資先として魅力アピール
中国四川省成都市政府の鄭和平副秘書長ら同市「ソフトウエア産業日本視察団」の一行が、中国西南部の中心都市である同市の魅力をアピールした。
・2007/10/10 - IT-PLUS 渡り鳥の季節とともに厳しいインド研修が始まる
これからのグローバルビジネスを担う若い技術者に対する異文化交流プログラムである。
・2007/10/10 - 人民網日本語版 中国企業、第3四半期も好景気を維持 統計局
調査によると、景気が好調だったのは情報伝達・コンピューターサービスおよびソフトウエア業(景気指数160.0ポイント)と卸売・小売業(同154.7ポイント)で、いずれも景気指数は過去最高だった。
・2007/10/11 - オフショア大學 オフショア大學 - プレ発表会
2007年10月15日、東京・新宿にて、オフショア大學構想の全容を紹介するプレ発表会を開催します。
・2007/9/28 - Tech-On! タイへのオフショア開発
組み込み分野での関係強化に向け現地政府系機関とIPAが協力協定
・2007/10/1 - ITpro 海外からのオンサイト技術者を効果的に活用するには?
判断基準を策定し最適な人材を選ぶ 状況に応じて人材の選択基準は変わる 技術者の離職に備えてナレッジを蓄積する 日本のやり方を過度に押しつけない
・2007/10/1 - ITpro 「多極化した世界」における、持続的成長を実現するハイパフォーマンス企業
IT人材ポートフォリオには3段階ある。第1段階はコスト最適化を目的としたオフショア化。第2段階はスキル蓄積のためのセンター・オブ・エクセレンス化(特技を持った海外拠点の設置)。第3段階は、コスト/スキルの最適化を目指しオフショア間で相乗効果を生み出すこと。
・2007/10/4 - 岩手日報 岩手の企業と連携も 盛岡で中国ITセミナー
同事業は本年度、日本貿易振興機構(ジェトロ)の地域間交流支援事業に採択され、3月には大連市で事前の現地調査を実施した。
・2007/10/4 - ITmedia 設立4年で増収に転じる東芝ソリューション、 それを支える中国オフショア成功の秘訣とは
オフショア開発の成功を支える要因は2つある。1つはオフショア開発の拠点が中国・大連であること。2つ目の要因は、「要求仕様書」の精度を高めたこと。信頼の次の課題は人材確保。
・2007/9/19 - 総務省 高度ICT人材育成に関する研究会
高度ICT人材育成に関する現状と課題 高度IT人材育成に向けたIT戦略本部の取組について(内閣官房) 高度ICT人材育成に向けた総務省の取組について(総務省) 先導的ITスペシャリスト育成推進プログラムの概要(文部科学省) 高度IT人材の育成をめざして(経済産業省)
・2007/9/20 - リクルートTech総研 3年後に迫るシステム開発大変革・・・SEは生き残れるか
「オフショア開発、2010年には約2000億円まで拡大?」 常時、オフショア開発を成功させている日本企業は、プロジェクト管理能力が優れている企業だと思います。そのため、SEという個人ベースで考えると、PM やPLの立場ではない人でも、今後はPMBOKなどの標準的なPM手法、開発手法などを理解しておくことが望ましい。
・2007/9/21 - 中国情報局 日系人材ビジネス:中国事業を強化
日本の人材ビジネス企業の対中進出が相次いでいる。4年連続二ケタ成長という中国経済の急速な膨張で、企業の人材が払底しているためだ。
・2007/9/21 - ITpro 広がるアウトソーシング、まず運用手順の標準化を
中堅以下では、少人数のスタッフで属人的な運用をしている企業が少なくない。こうしたケースでは「運用を外部に委託すること自体が、J-SOXが求める『権限分掌』などの実現につながる」からだ。
・2007/9/26 - 日経新聞 「貧しい時代」の終わりを迎える中国・インド
中国の内陸部の(こう言っては失礼だが田舎の)学生がインドまでIT研修を受けに行く時代にすでになっているようだ。インドと中国の結びつきは想像以上に進んでいるようだ。
・2007/9/26 - Sailing Master.com フィリピンIT業界が中国、インドに続く!?
体系的な日本語教育を受けようと思うならば、4ヶ月で48時間程度のレッスンが必要だ。これにかかる費用は約3000ペソ(約7500円)。フィリピン人の一般労働者には大きな負担となる。
・2007/9/27 - サンパウロ新聞 ソフトウエアなどサービス産業が高成長~大幅上方修正
GDP改定によって、ブラジルの2006年の実質GDP成長率は、当初発表の前年比2・9%増から同3・7%増へと上方修正されました。
・2007/9/28 - Open Tech Press 2分でわかる中国でのITアウトソーシングパートナーの見つけ方
クオリティに目を光らせる 1)拠点はどこにあるか、なぜそこに置いているのか 2)従業員の平均的な経験レベルはどれほどか 3)コミュニケーションスキルはどの程度あるか 4)従業員の離職率はどれくらいか 5)問題が起きたときは誰に連絡したらよいか
・2007/9/12 - News CHINA 中国のオフショア・アウトソーシング、最大発注国は日本
「中国サービス・アウトソーシング発展報告2007」によると、2006年に中国が受注したオフショア・サービス・アウトソーシングの総額は前年比48.4%増の13億8000万ドルだった。同報告は、今後5年の平均成長率は37.9%になると予想している。また、日韓および欧米から受注がそれぞれ全体の55.8%、35.8%を占めると予想している。
・2007/9/19 - 日経ネット九州版 麻生のグループ会社、上海の人材派遣会社と提携
中国では工場などで熟練技術者が不足するとともに、大卒の高度技術者などの人材の受け皿が少なく就職難が深刻化している。一方、日本の国内では組み込みソフトなどの開発技術者が足りない。
・2007/9/19 - News CHINA NTTデータ、重慶にオフショア開発基地を3社合弁で設立
2010年までには、売上高が1億元を超えると予測されている。また、1000人から2000人の開発規模を形成し、一年に500人の人材を輩出する。
・2007/9/19 - News CHINA 中国、世界最大のオフショア開発センターに成長
9月18日から山東省青島市で開かれている「2007青島第一回ソフトウェア・オフショア定例会」によると、2004年世界オフショア市場の総売上高は3000億ドルに達し、その後毎年30%増から40%増で拡大。こうしたなか、2007年には6000億ドル、2008年には1兆ドル、2010年には1兆2千億ドルが中国に発注されると予想されている。
・2007/9/20 - ITpro オフショアリングの波を自社の発展につなげる
システム子会社にとって、オフショアリングはどういう意味を持つのだろうか。
・2007/9/7 - ITpro 高騰するオフショア開発費、「抑制の決め手は上流工程の委託」
生産性を上げる、人件費の安い内陸に進出しSEを雇用するなど、さまざまな努力をしているが、それだけでは開発コストの上昇を抑えられない。下流工程だけでなく、上流工程もオフショアできれば、もっとコストを削減できる。
・2007/9/10 - ITpro オフショア開発に“信頼”をもたらす三つのテスト作業
「Storyテスト駆動」「TDD(Test Driven Development)」「継続的ビルド」の三つのテスト作業を通じて,信頼感を高めることができるという。
・2007/9/10 - CHINA Press 中国、インド―アウトソーシング競争、知財保護がカギ>
既に中国進出している日本企業は2万1000社、大連では3000社あまりあり、一番心配なのは知的財産権だ。
・2007/9/11 - 中国情報局 日本語対応力で圧倒的にリードする中国オフショア開発
全く日本語が話せなかった人がたったの3カ月の学習で、日常会話レベルは全く問題ないレベルまで上達した人に遭遇したことがあります。
・2007/9/10 - ITpro オフショア開発が失敗するのは構成管理の不備のせい
日本のオフショア開発は“悲惨”の一言に尽きる。伝えるべき成果物の構成品目を適切に管理していないのが大きな問題。
・2007/9/12 - @IT情報マネジメント やる気のない日本人上司に失望しました
オフショア無気力組に活力を与える3ステップ。
・2007/8/31 - アジア経済研究所 中国とインドの知的人材の育成―概観と国際的な特色
R&D 従事者とその苗床である高等教育における学生数を量的に把握し、次いで米国との関わりから、両国の大まかな発展モデルを類推する。
・2007/8/31 - 日本経済新聞 サブプライム問題の影響、BPOでは100万ドル以下=インフォシス幹部
米サブプライムローン(信用度の低い借り手への融資)問題が今年度(2007年4月-08年3月)のバックオフィス(事務管理)サービス部門の売り上げを最大100万ドル押し下げる、との見通し。
・2007/9/3 - 中央日報 中国進出の北朝鮮IT技術者400人余、韓国・同胞企業で勤務
金日成(キム・イルソン)総合大学と金策(キム・チェク)工大を卒業した北朝鮮の技術者が中国国内の韓国企業や同胞投資企業でドルを稼ぎながら市場経済を学び、現場経験を積んできたことが確認された。
・2007/9/5 - オフショア開発フォーラム オフショア開発、スカイプ大規模障害の影響あり=35%、被害は限定的。
8/16から二日間続いたスカイプの大規模障害、日本ではお盆休暇と重なっていたので被害は限定的でした。
・2007/9/6 - ITmedia ブログ モックアップが仕様書代わり
最低限の仕様書は書きますが(手間ですが英語です)、こちとら仕様書書きのプロではないため、所詮、どれだけみっちり精魂をつぎ込んでみてもモレや不完全があるはず。その点、ほぼ完璧に出来上がりが再現されたモックアップがあれば、「そちらを見てね」とや れるのでラクです。
・2007/9/6 - CIOマガジン アウトソーシングの適正価格を見定めよ
ベンチマーク条項は現在、アウトソーシング・ベンダーの画策によって“絶滅の危機”に瀕しようとしている。本稿では、アウトソーシング契約の中に書かれたベンチマーク条項について解説するとともに、それを有効利用するための方策を探りたい。
・2007/8/24 - BusinessWeek アウトソーシング大国、インドの岐路
ルピー高、人材不足、欧米巻き返しで“宴”は終焉。「利益率25%への固執」を捨てなければならない。それほど高い利益率を維持できるのは、未来のための投資を怠っているということの表れなのだ。
2008年度内閣府 沖縄予算3,125億円要求
情報通信産業はIT津梁(しんりょう)パーク(仮称)の中核施設を建設し、沖縄の先導的な産業へと発展させる。沖振計は7年目に入り、いよいよ終盤の段階に移行する。
・2007/8/27 - ITmedia 限られた人員を最大限に活用するIT運用のコツ
IT技術者が不足する中、少ない人数で増えた仕事をこなすため、採るべき3つの原則を紹介する。 ・ニーズを直視し、困難な決断を下す ・最良の人材を採用する ・真のキャリアパスを提供する
・2007/8/28 - 中国情報局ニュース 中国オフショア開発の契約単金は上昇傾向なのか?
契約単金の相場が上昇しない理由のひとつは、新入社員の初任給の相場が1990年代と現在とでほとんど変化していないという点があると思います。
・2007/8/29 - IT-PLUS 土曜出勤の噂話に沸くインドIT技術者・建設ラッシュは止まらない
グローバルでの競合企業であるIBMなどが行わない限り土曜出勤なんてことができるわけはないと思うが、真面目に議論されているとのことだ。「土曜出勤なんて嫌だから、そうなったら会社を辞める」とほとんどの技術者が言っているらしい。
・2007/8/17 アウトソーシング新興国が躍進
急成長する後発国はインドや中国の牙城を揺るがすか?エストニア人気が急上昇ベトナムとパキスタンは、経済的魅力でインドに優る
・2007/8/21 中国とインド、進むIT業界の「相互乗り入れ」
すでに中国政府とインド大手IT企業であるTCSとの合弁も実現している。この会社は本拠地を北京に置き、2010年には5000人体制を目指すという。日本企業にはグローバルに通用する日本人ITエンジニアを育成し、グローバルマーケットを攻略していくというスタンスが必要だ。
・2007/8/22 外国語と文化の習得はオフショア成功への近道 ──海外コミュニケーションの秘訣,教えます
日本に関する研究や仕事で成功した日本語のうまい人々を分析すると,次のような共通項があります。 1. ビジネスや研究テーマ等に関わるコンテンツをもっている 2. 得意なコミュニケーション手法をもっている 3. 発音が自然(好感を与える)
・2007/8/10 - Computerworld.jp アジア諸国のアウトソーシング発注額、インドが最多で17億ドル
インド企業のアウトソーシング・サービス発注額は17億ドルで、アジア太平洋諸国から発注された分の3分の1近くを占めている。2位は日本で、その額は12億ドルだった。
・2007/8/10 - フジサンケイ インドIT成長、曲がり角…外国企業の買収に活路
急激なルピー高が海外からの受注を圧迫し、米大手企業に次々と契約を奪われている。ルピー高は印企業の輸出にマイナスに働くが、外国企業の買収は容易になった。
・2007/8/13 - ITmedia 「あらやだ、中国製なのこれ」 上海セレブにみる中国富豪のIT事情
上海の電脳街の様子を写真つきでレポート。
・2007/8/14 - 中国情報局 いま、なぜ中国オフショア開発なのか?
今まで日本国内のパートナーのみに仕事をお願いしていたが、最近は人手不足で対応してもらえず、中国も含めオフショア開発を検討している。
・2007/8/16 - newsclip.be タイでウェブ製作を発注するとき
「ホームページ作りたいんだけど、ちゃちゃちゃっとやってくれるタイ人いない?」ときどきこんなことを言われますが、この質問は結構困る。
・2007/8/1 - IDC Japan 国内アウトソーシングサービスの利用調査結果を発表
ITアウトソーシングを利用している企業は31.6%、同サービスを新たに導入する企業の増加率は減速。1企業当たりのITアウトソーシング投資額は増加基調であるが、実質的なサービス価格は下落傾向。「価格への不満」が契約内容の見直しを助長。
・2007/8/6 - ITpro フィリピン最大財閥のITベンダーが日本向けオフショア開発を倍増へ
アヤラグループは、日本企業向けのオフショア開発を強化する。年内にも、首都マニラに拠点を構えるシステム・インテグレータ「アヤラシステムテクノロジー」の日本向けソフト開発技術者を、現在の50人から100人に倍増させる。
・2007/8/7 - 朝鮮日報 退職した日本人技術者が大連に集まる理由とは(上)
現在、大連の外国人技術者数は34万人で、そのうち日本人が10万人を占める。大連にやって来る日本人技術者の大半は退職した高齢者たちだ。これだけ多くの日本人が大連に押し寄せるのはなぜか。
・2007/8/7 - 朝鮮日報 退職した日本人技術者が大連に集まる理由とは(下)
中国人がこれだけ日本人を好むのには理由がある。日本人はプロ精神が徹底している。また、中国ではIT関係の人材の離職率が高く、機密が漏れる恐れがあるのに対し、日本人はあまり転職しないだけでなく、機密を売り渡してカネを受け取ったりしないからだ。
・2007/8/7 - eureka! NEWS ブリッジSEのコミュニケーション力
日本のITエンジニアは、他国と比較して英語が苦手な傾向が強く、そのことがIT業界における日本の国際競争力のボトルネックとなっている。このような現状を打開するために、ITエンジニアの英語力を高めようとする機運が高まっているのである。
・2007/8/8 - ITpro 情報システム子会社のマネジメント戦略
第1回 業界再編の時代を迎え 新たな挑戦が始まる親会社だけでなくシステム子会社自身のM&A(企業の合併・買収)やオフショア開発など、システム子会社を取り巻く環境は激変している。本連載では6回にわたって経営課題の解決に向けた考え方を紹介する。
・2007/8/8 - @IT MONOist ハードウェアを怖がるのは、もうやめよう!
「オフショアリング」が当たり前になりつつある現在、最終製品において差別化するためには、ハードウェアに近い部分の開発をオフショアリングしないことが有利である。その理由の1つは「容易な模倣や追従を許さないため」。
・2007/7/27 - ITmedia 日本のIT - なぜ海外に打って出ない?
SIについていえば、良く言われることは、インドや中国などSI要員の賃金が低いので日本は太刀打ちできない、したがって海外に出て行けない、という事だった。これは本当だろうか。
・2007/7/30 - フジサンケイ 印政府、経済特区の認可再開 バブル懸念なお不透明
インドは、産業構造の5割以上を金融やソフトウエア開発などサービス分野が占める。政府は若年層の雇用吸収には、輸出振興による製造業育成が急務と、経済特区(SEZ)建設を優先したい考え。
・2007/7/30 - ITpro 中国政府が史上最大規模のソフトウエア偽造団を摘発
摘発作戦は「Operation Summer Solstice」(夏至作戦)という名称で,5億ドル超相当のソフトウエアを押収し,主に広東省南部で25人を拘束した。
・2007/7/31 - インドチャネル 【インド経済】中央銀行「経済の牽引役は引き続き製造業」
ビジネス・サービス部門でも、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)やIT関連サービスの輸出は好調だった。
・2007/8/1 - 琉球新報 「IT津梁」来年度着手 来月中に予定地決定
建設予定地を県農林水産試験場園芸試験場跡地(うるま市兼箇段)、中城湾港新港地区都市機能用地(同市洲崎)、糸満市大学院大学候補地(糸満市喜屋武)の3カ所に絞った。
↑情報欲しい方はお気軽にご連絡ください。(幸地)
・2007/7/20 - 経済産業省 ワーキンググループ報告書 ~高度IT人材の育成をめざして~
我が国高度IT人材が抱える人的資源の制約という問題は、IT産業の競争力の長期的低迷をもたらし、さらには我が国産業全体の競争力・生産性への悪影響を及ぼす可能性があります。
↑データ好きな人は必見です!(幸地)
・2007/7/25 - ITmedia アウトソーシング先として中国に期待する企業が増加
中国は、高度で洗練されたIT開発を、インドよりも30~60%安いコストで提供している。2004年時点で156万9000人という中国の工学系技術者の総数は、米国の2倍以上、そしてインドのほぼ3倍に当たる。
・2007/7/25 - ITmedia 第10回 予想よりも成長が鈍い中国オフショア
中国のオフショアの成長を妨げる要素は3つあると考えられる。第1の要因は、中国の実力が不安視しており需要が少ないこと。第2の要因は、サービス開発体制の遅れ。第3の要因は、経験豊富なマネージャや技術者の不足、賃金の上昇。
・2007/7/27 - 週刊東洋経済 高齢化する日本にアジアの優秀な人材を紹介する
アジア最大の求人求職マッチングサイト、ジョブ・ストリートが日本に進出する。高いスキルを持ったアジアの人材に日本での仕事を紹介するのが狙いだが、その勝算は。
・2007/7/25 - 日経新聞 インフォシス、フィリップスから数百万ドル規模のBPO契約受注
インフォシスBPOは、フィリップスから約1400人を迎える。この契約はインドのF&A関連のBPO案件で最大級。
・2007/7/13 - nikkei BPnet インドの成功に学ぶ中国ソフト産業 参考にするも模倣はせず (原文)
インド上位10社の多くが1万人以上の従業員を抱えており、最大手では4万人に迫る。企業の利益率はいずれも20%以上だ。中国のソフトウエア輸出は低迷。世界市場に占める比率は1999年時点で1%、2006年になっても輸出額は49億人民元で、比率は3.55%。
・2007/7/17 - ITpro 外国人ソフト開発エンジニアを適材適所で活用する
技術的に主導権を握り、「活用はするが依存しない」体制で臨まなければ失敗する。 (日経コンピュータ 2001年9月10日号 158ページより)
・2007/7/74 - Reuters インドIT大手タタ・コンサルタンシーの4─6月期は37%増益
タタは期中に54の新規顧客を獲得した。顧客需要についてわれわれは、銀行、金融サービス、通信、小売りセクターで力強い需要が続くと予想している。
・2007/7/20 - 日経新聞 北京市、日本企業から業務受託で新拠点
名称は「望京BPOサービス基地」、3年後には50社以上の企業が入居する予定。高いコスト競争力と技術を武器に金融関連のデータ処理などの業務の受注を目指す。
・2007/7/6 - ITmedia 知財の常識が通用しない世界
模倣品や海賊版があふれる中国。中には購入者が危険な目に遭う粗悪品もある。知財をめぐり二極化する世界で、トラブルは増え続けている。
・2007/7/6 - 山陽新聞 岡山県内のIT関連会社 ベトナム企業と業務提携広がる
「仏教徒が大半を占め、宗教や文化的な壁が低いうえ、親日的で仕事はやりやすい」と同社。技術力はアジアのIT大国として知られるインドなどにはまだ及ばないため、現地に社員1~2人を駐在させ品質管理を行っている。
・2007/7/9 - ITmedia, @IT オフショアリング2.0――インドの次に来るのは? http://www.atmarkit.co.jp/news/200707/09/eweek.html
先週も紹介した米国からのレポートです。
・2007/7/10 - 日中経済通信 中国のソフト開発、インド抜くにはまだ困難 IDCが調査
ソフトウェア開発とはある種成熟したアウトソーシングであり、この分野でインドはまだ優位にある。IT市場、特にソフトウェア市場では、中国はさらに規則や制度を整えこれを保護していく必要がある。
・2007/7/10 - @IT 「ダイナミックな企業変化に追随するITを」、アクセンチュア社長
単にオフショア開発を進めるのではなく、オフショア間での相乗効果などを活用していかなければ、多極化の時代は生き残れない。
・2007/7/11 - ITpro 「15人月で500万円」、海外旅行のコミュニティ・サイトをオフショア開発
想像以上に中国エンジニアのスキルは高い。日本語は不自由なく使えるし、頼んでなくてもシステムの改善提案を持ってくる。作業スピードも早く、翌日には何らかの反応がある。
・2007/7/12 - Computerworld.jp 国別IT競争力ランキング、日本は2位に
IT産業が急成長しているインドは46位、オフショアリング先として注目されている中国は49位だった。インドと中国は、知的財産保護の遅れや、1人当たりのPC保有率の低さ、調査・研究への投資不足が原因で、比較的低い順位になった。
・2007/6/29 - INTELSOFT 『なぜあなたはタダでオフショア開発しないのですか?』キャンペーン
日本の新規顧客限定で3人月の完全無料提供と完全成功報酬型のパイロットプロジェクトの募集を発表。
・2007/7/3 - Computerworld.jp インドのソフト/サービス輸出額、2007年度は400億ドル突破の見通し
2006年度は前年比33%増の313億ドルを記録。インドIT業界の雇用は、大規模なオフショアのソフトウェア開発やBPO運営関連の雇用によるスタッフ約600万人を除くと160万人(今年3月31日現在)程度となる。
・2007/7/3 - 平成19年度版情報通信白書 ユビキタスネットワークがGDPを1%引き上げ、しかし国際競争力は
日本のソフトウェアのオフショア開発の規模は2005年で636億円、2010年には約2000億円に達する見通しとなっている。オフショア開発の相手先は、日本の場合は中国が約80%、米国はインドで約95%となっており、日本が重視するのは言語とコスト、米国は技術力を重視する傾向がある。
・2007/7/4 - Tech On! (会員登録) ソフト開発の海外事情について
ソフトウエアの海外事情というと,とかくインド・中国のオフショアの話ばかりが注目を集めますが,より本質的なのはインド・中国が今後どこまで伸びてくるかではなく,彼らを使う側にある欧米の企業が,今何を考え,どういう取り組みをしているかを知ることでしょう。
・2007/7/4 - FujiSankei Business i 中国初のソフト産業促進条例 江蘇省
ソフトウエア産業の育成に向けて中国初となる同産業の地域条例「江蘇省ソフトウエア産業促進条例」が7月1日に施行された。
・2007/7/3 - 日経ネット 2006年度のインドIT産業売上高、30.7%増
2006年度の売上高が前年度比30.7%増の396億ドルに拡大。ソフトとITサービスの輸出額は同33%増の314億ドルに達した。2006年度末の業界人員は前年度末比30万人多い160万人に膨らんだ。
・2007/7/4 - CNET Japan 中国、オフショア開発でインドを追い抜くか?--IDCが予測
IDCは、グローバルデリバリー向けのオフショア先として、2011年には中国の都市がインドを追い越すだろうと見ている。
・2007/7/5 - Computerworld.jp Open ALMは開発環境の“見える化”を実現する
近年は、開発チームの大規模化が一段と進み、開発拠点も分散し、オフショア開発もさかんに行われるようになるなど、ライフサイクル全体の管理はさらに困難なものになってきている。
・2007/7/5 - 沖縄タイムス ITプロ育成へ初の民間型事業
県内の情報通信関連企業で構成する沖縄IT人材育成協議会のITプロフェッショナル人材育成講座(略称ITOP)が4日、沖縄産業支援センターで開講した。従来型の講座は行政主導で実施されてきたが、同協議会による民間主導の人材育成事業は初めて。
↑本誌発行人も開校式に出席しました。
・2007/6/22 - ITmedia NEWS 「安さより優秀さ」 情報シス開発、中国シフト加速
かつては日本の3分の1程度とされたが、中国での開発コストは日本の8割前後にまで高まったとされる。そのため、ベトナムやインドなどに新たな委託先を探る動きも出ている。
・2007/6/22 - NEWS China / 新華社 大連市、グローバルソフト・アウトソーシング都市目標を確立
一部先進国の金融業務アウトソーシングへの参入をスタートさせており、大連アウトソーシングサービス業のターゲット市場は、日本市場だけという状態から、徐々に多様化の方向に向かっている。
・2007/6/22 - @IT アメリカ人ITエンジニアもいなくなる?
オフショアへの対応という点では、アメリカ人も日本人もかなり似た立場と思考にあるのではないかと感じた。ポジティブな攻めの姿勢のキャリア観が必要だ。
・2007/6/23 - 豊田直幸ブログ 中国海外ソフトウェア受託企業ベスト25
東軟集団有限公司 浙大網新科技股(イ分)有限公司 海輝軟件(国際)集団 大連華信計算機技術有限公司 中軟国際有限公司
柯莱特信息系統有限公司 博彦科技集団 文思創新軟件技術有限公司 日電卓越軟件科技(北京)有限公司 漢略(上海)信息技術有限公司
上海中和軟件有限公司 上海微創軟件有限公司 北京軟通動力信息技術有限公司 大宇宙信息創造(中国)有限公司 福建富士通信息軟件有限公司
神州数(石馬)通用軟件有限公司 上海菱威深信息技術有限公司 上海菱通軟件技術有限公司 南京富士通南大軟件技術有限公司 音泰思計算機技術(成都)有限公司
北京索浪計算機有限公司 賽仕軟件研究開発(北京)有限公司 重慶正大軟件(集団)有限公司 北京尖峰計算機系統有限公司 無錫華夏計算機技術有限公司
・2007/6/24 - 日経新聞 NTTデータなど情報各社、中国へ開発委託加速
NTTデータは2010年3月期までに中国への発注額を前期の3倍近くの 100億円以上にする。野村総合研究所も6割増の200億円程度に増やす。
・2007/6/25 - 日経新聞 中国東北地方でソフト産業連携・参加企業、2000社以上に
中国遼寧省、黒竜江省、吉林省のソフトウエア企業などが連携して「東北ソフトウエア・情報サービス連盟」を結成した。参加企業数は2000社以上に達する。
・2007/6/25 - NEWS China 「中国ソフト業界の最大難関は人材問題」マッキンゼー
中国はソフトウェア初級レベルの人材は多数有しているが、言語技能やサービス技能など「ハード技能」、および実践能力や問題解決能力、プロジェクト管理技能などの「ソフト技能」などにおいては、先進外注地区との格差がみられるという。
・2007/6/26 - NEWS China 寧波市、アウトソーシング市場支持へ優遇政策を制定
寧波市は、年間業務量が8000万ドル以上に上る欧米企業向けのソフトウェアアウトソーシング業務プロジェクトの契約に調印したばかり。3-5年後には、2000人以上の人材を擁し、ソフトウェアアウトソーシングを業務とする実力のある合弁会社の設立を目指す。
・2007/6/26 - ITpro 日本企業のグローバル化がITベンダーの勢力図を塗り替える
海外現地法人の情報システム担当者に会うと,日系ITベンダーへの失望感がにじむ一言をしばしば耳にする。
・2007/6/16 - フジサンケイ メキシコで5000人新規採用 印コンピューター大手 賃金抑制狙う
「インドではコストが増加し人手も不足してきている」と経営課題を指摘した上で、「妥当なコストで専門の技術者を採用できる中南米などに事業をシフトしている」と説明する。
・2007/6/14 - 新華網北京 第11回中国国際ソフト見本市、北京で開催
第11回中国国際ソフト見本市が14日、北京展覧館で開催された。今回の見本市は「独自革新成果展示、中国ソフトブランド創出、ソフト産業発展促進」がテーマだ。
・2007/6/18 - ITpro オフショアだからこそ,「見える化」が大事
うまく進んだプロジェクトでは,スケジュール予定と実績を見ると両方がほぼバランスしていることがわかっています。レビュー指摘の内容や件数,テストケースの内容や件数,バグの内容や件数そして重要度などを分析すると状況がよくわかります。
・2007/6/18 - フジサンケイ 大連、日本向けソフト開発の一大拠点 オフショア、情報サービスが急成長
日本からの発注を100とすれば、オフショアのコストは80~70%。品質管理をするためにはチェック体制を含めその程度はかかる。大連ソフトウエアパークでは、2008年までに100億元の年間売上高を目指す。
・2007/6/19 - IT-PLUS 中国IT業界の利益率が低下・背後にいびつな産業構造
産業にキープレーヤーが存在せず、企業の規模に関係なく全員が同じ土俵に立って過剰な競争が行われていることを表している。その最悪の結果はコアコンピタンスを持たないまま価格競争に走り共倒れになることだ。
・2007/6/18 - ITpro 甘利経済産業大臣、持続的発展のため4点の課題を提示
インドや中国の台頭を受けて、国際的な大競争で戦える人材を育てるために、他省庁との連携、産学連携の充実、キャリア形成支援、制度改革に取り組むとした。
・2007/6/18 - JETRO ソフトウエア産業が急成長、課題は人材育成-政府はインド、中国 に続くアウトソーシング先を目指す- (ベトナム)
・2007/6/20 - 沖縄タイムス IT津梁パーク構想
県内で10-50ヘクタール規模の地域を開発してIT企業やデータセンター、政府系研究機関などを誘致。従業員8千人、家族を含め2万4千人の居住施設を建設する考えを示した。
・2007/6/21 - nikkei net 日立、インドのソフト技術者1000人に倍増
現地拠点で人員を増やすほか、新たに現地ソフト開発会社5社程度と契約を結び、技術者を1000人体制にする。人員増により、インドでのソフト開発事業の規模を3年後に現在の2倍以上の100億円に高める考えだ。
・2007/6/21 - 富士通総研 中国における米系銀行のオフショアリングの成功例
コストカット効果:米国の25%の人件費で可能となった(発注単価は15,000万元から20,000万元(25万円~35万円)である)。
・2007/6/7 - 新華社 4月までの浙江省ソフトウエア輸出は金額で60.3%増に
ソフトウエアの主な輸出先は日本、香港、米国。1-4カ月間に浙江省が輸出したソフトウエアは日本へ前年同期比31.5%増の447万ドル。
・2007/6/1 - nikkei BPnet 中国ソフトウエア業界の悪循環 人材流出が企業規模拡大を阻害
新規採用の社員は通常、仕事を覚えるまで3~5カ月の期間が必要だ。新たに採用した社員も1年ほど働くと、IBMやヒューレット・パッカードなどの大企業に引き抜かれてしまう。
・2007/5/24 - 読売新聞 高度成長に自信あるが、慢性的な人材不足に危機感--Fast500ランキングCEO
今後5年間にオフショアリングする人員の割合について、大多数の企業は自社のグローバルでの従業員のうち、少なくとも10%をオフショアリングすると予想している。また、アジア太平洋地域では、回答した17%の企業が全従業員の40%をオフショアリングすると予想しており、他地域よりも高い結果となっている。
・2007/6/13 - Computerworld.jp 顧客が重視するコールセンターの条件は「迅速な問題解決能力」と「所在地」
(顧客サポートの)オフショアリングは顧客満足度に悪影響を与える。国外にいるCSRは問題をうまく解決できないことが多いからだ。
・2007/6/13 - 日経新聞 カースト制度が土台となったインドIT企業の強み
プロジェクトの規模が大きいほど、大量の技術者を投入すればするほど、彼らのやり方の優位性が際立つ。これがインドIT産業の強みである。これができるのも、皮肉なことだがカースト制度の土壌のためだと私は考えている。
・2007/6/13 - @IT情報マネジメント 経営者はなぜソフトウェア開発環境展に足を運ぶのか
SODEC」では、毎回その年に注目されるテーマごとに、いくつかの特設ゾーンを設置し、各ゾーンのテーマに合った製品やサービスを提供するベンダを集めて展示を行っている。今回は、「システム開発受託・オフショア開発ゾーン」他、6つのゾーンが特設された。
・2007/6/2 - 琉球新報 「県内でも実現可能」 知事「大連ソフトウエア」視察
中国大連市を訪れている仲井真弘多知事は1日、情報通信産業の関連施設が集積する「沖縄IT津梁(しんりょう)パーク構想」の実現に向け、先進地の大連ソフトウエアパークを視察した。「世界の流れはBPOに進んでいる。県内に情報関連産業を集積する参考になる」と話した。
↑来週は、沖縄出張です。(幸地)
・2007/6/4 - 日本ユニシス・プレスリリース 日本ユニシス、インドの「インフォシス」と協業
ERP大規模アップグレードを短期間で確実に実行するために、インドのITコンサルティング企業であるインフォシス テクノロジーズ リミテッドをパートナーに選定しました。
・2007/6/4 - ITpro IBMの日米欧15万人レイオフ報道は“グローバル統合企業”化へのシグナル
オフショアの先導的な役割を果たしてきた米IBMだが、2007年第1四半期の米国での成長率はゼロだった。そのため「IBMグローバルサービス事業のコストベースの見直し」を発表。
・2007/6/5 - 中国情報局 中国がいま目指すべきは真の世界の工場になること
政府幹部の方々とお話をさせてもらっています。ところが、自動車産業やソフト開発など、どの省も同じ方向を向いているのが気がかりです。それをそのまま実行したら、過剰生産になることは間違いありません。
・2007/6/5 - 中国情報局 凄まじい勢いで成長する中国ソフトウェア産業
中国軟件業協会(中国ソフトウェア協会)によると、中国国内需要、海外輸出を含めたソフト産業は、全体で毎年40%以上の勢いで伸びています。
・2007/6/7 - CNET Japan IT業界団体、米国移民法改正案を危惧
米国上院が今週議論し、物議を醸している移民に関する法案が現実のものとなれば、シリコンバレーの企業は合法外国人労働者をファーストフード店やショッピングモールの店、トラック運送業者と奪い合うことを余儀なくされることになる。
・2007/6/7 - ITpro ある中国人ITエンジニアとの会話
日系企業のある経営者は,「日本語を話せるITエンジニアは,転職するたびに給与が1.5倍になる」と打ち明ける。「中国人エンジニアは,ITの技術的な知識は豊富で開発力がある。しかし,システムを作ったら作りっぱなしで,サービスとかサポートという考え方が定着していない」
・2007/6/8 - ソフトバンク ビジネス+IT 中国での人材育成を目的にNECエレクトロニクスが大学と連携
北京市の清華大学において自社製品の技術セミナーを開催するほか、大連市の遼寧師範大学および大連海事大学に「組込みシステム共同実験室」を設立した。今後は、さらに複数の大学において同様の活動を計画している。
・2007/5/29 - ITpro オフショア現場と通話できない!─“チャット”で無事難局を乗り切った話
オフショア関係者の中には,朝から晩までPCの前にかじりつき,一生懸命メールを送り,返信を読むことを繰り返している人が少なくありません。日本でも海外でも見られる状況であり,あまり効果的とは言えません。
・2007/5/29 - ITmedia 「いかにも中国! 」なIT教育事情
中国の若者は高給取りのプログラマーを目指す。PCのハードウェアを教える学校と中古PCショップの関係。「近所のPC教室」がないわけは?
・2007/6/1 - 中国情報局 海賊版を恐れては中国ビジネスはできない
貧富の格差がもっと改善され、個人所得が上がらない限り、1枚8-10元の海賊版ソフトがなくなることはないはずだ。音と映像にこだわる富裕層に正規版を売れ。
・2007/5/18 - ITpro 世界のIT市場はサービスへ向かう
日本製造業が製造部分(現場)を中国その他にアウトソースして設計開発部門との擦り合わせがスムースにいかなくなってしまったことが,失われた15年の一因だったと指摘しました。ソフトウエアのオフショア開発も(今は発展途上ですが),間違いなく製造業と同 じ道を歩みます。
・2007/5/20 - 稲田大学アジア太平洋研究センター特別研究員 文彬 ソフトウエアパークのある町「無錫」を行く
無錫は 2004年に科学技術省が認定した国家火炬計画としてのソフトウエア産業基地である。国家レベルのソフトウエアパークの中でも認定が遅い方だが、無錫は同時に国家ICデザイン産業化基地(全国7か所)と国家アニメーション・ゲーム産業基地(全国15か所)でもある。
・2007/5/22 - FujiSankei Business i. ベトナムIT、日本で合弁 開発や技術者派遣本格化
ベトナムのプログラマー人件費は中国の3分の2、インドの半分とされる。ベトナム政府はソフト・情報サービス産業を育成する方針で市場規模を2005年の約300億円から10年に約1280億円まで引き上げる計画。
・2007/5/21 - @IT 日本のIT生産性の低さは果たして改善できるのか
社内システムの標準化努力が欠けており、さらにレガシーシステムとの兼ね合いでアプリケーションを分離できないために、オフショア開発などの利用によるコスト削減もままならず、SOAに基づくシステムの総合的な刷新も阻んでいるという。
・2007/5/21 - @IT あらためて衝撃――日本のソフト産業を統計分析する
「このままでは日本のソフトウェア産業は構造不況に陥るんじゃないか」という危機感を持っている人が多い。背景にはインド、中国、ベトナムなどの海外開発の拡大が顕在化しつつあることが挙げられる。あらためて業界全体のビジネス構造を統計的に見てみると問題の根深さは想像以上なのである。
・2007/5/22 - 中国情報局 投資でもサーフィンでもない「オフショア開発」とは?
お友達の末富氏の連載記事です。よろしければ。
・2007/5/25 - Tech総研 外資系だけじゃない!海外と関わるIT技術者の仕事
Tech総研が約1600人のエンジニアに行ったアンケート調査で、「海外と関わる仕事をしている」と応えたITエンジニアの比率は、24%もいることが分かりました。
・2007/5/25 - CNET Japan 高度成長に自信あるが、慢性的な人材不足に危機感--Fast500ランキングCEO
・2007/5/10 - ITpro プロジェクトを定量化していますか?
様々な指標を「自動的に」計測できれば一番いい。実際に,こうしたコンセプトで開発されたツールもある。それが「EPM(Empirical Project Monitor)ツール」である。「状況が把握しにくいオフショア開発にぜひ適用したい」という声も多いという。
・2007/5/14 - @IT情報マネジメント 円安と人件費高騰で35%の減益に苦しむ中国
日本ではあまり話題にならないので知らない人も多いと思うが、円安人民元高が続いている。昨年比で15%人民元高となっており、中国オフショアベンダを苦しめている。この問題は、どう解決すればよいのだろうか。
・2007/5/16 - HOTNAM!ベトナムニュース ベトナム:ソフトウェア分野の発展、カギは人材
現在国内に存在するソフトウェア関連企業は2,000社、うち700社が生産を行い、数十社でエンジニアを500人以上雇用している。
・2007/5/17 - 中国情報局 BSA:海賊版ソフト使用率は世界平均の2倍超
2006年の中国市場における海賊版ソフトウェアの使用率は82%であったと発表した。海賊版の使用率は3年連続で減少しているという。
・2007/4/26 - 人民網日本語版 中国ソフト企業100、華為・中興・海爾がベスト3
100社のソフト関連収入は総額1437億6千万元に達して、前年比27.5%増加し、国内のソフト産業の収入全体の30%を占めた。
・2007/4/27 - NBonline 米国サービス分野はなぜ強いのか
オフショアリングは国内アウトソーシングの20分の1程度に過ぎないとされている。今後、日本のサービス分野が競争力を高めるには、IT活用とインソースパワーの蓄積がキーワードになってくるのではないだろうか。
・2007/5/1 - インターネットコム 日本 IBM 100人採用開始! 5年ぶり大量募集の裏側
プロジェクトメンバーのうち、半数は上海で仕事をしているという例もある。海外を下請日本だけで通用する自己流の手法は通じない。向こうのエンジニアはロジカルに説明しないと決して納得しない。仕様書の日本語が曖昧だとすぐにクレームが飛んでくる。
・2007/5/2 - ITmedia オフショアに優れた人材を求める北米テクノロジー企業のCEOたち
能力の高い従業員の不足を補うため、海外の人材に頼る傾向を強めており、半数近くの45%が現在、オフショア開発を行っている。55%は向こう5年以内にオフショア開発を行う計画があるとしており、この比率は増加の一途となるだろう。
・2007/5/8 - 早稲田大学アジア太平洋研究センター 文彬 日印中、新たなトライアングル(インド訪問メモ)
インドのオフショア・ベンダーも日本だけでなく、中国にも積極的に進出しているのである。中国市場を狙いながら、日本文化を熟知している中国ベンダーを巻き込んで日本の顧客を獲得するためである。
・2007/5/8 - 日経新聞 東芝、ベトナムにデジタル家電向けソフト開発拠点
2007年6月に従業員約20人で本格稼働、2010年度には約300人へ増やす予定。技術者は主に現地採用する。当初は日本で設計したソフトのプログラミングを担当するが、順次、独自の開発体制を整える。
・2007/5/9 - 日経新聞 組み込みソフト、国内は人手不足・インドや中国で開発強化
ソフト開発を手掛ける各社がインドや中国で、携帯電話や家電の動作を制御する組み込みソフトの開発を強化する。技術者不足が深刻な日本だけでは需要に対応できないため、新興国の豊富な人材を活用する。
・2007/5/9 - ITpro 中国だから安いと思うなかれ
中国では大幅な値引きが当たり前。そのため日本より若干高めの価格設定にしている。ハードウエアは,日本の1.5倍程度するものもある。プログラム開発に加えてドキュメント作成などまで依頼すると,単価が跳ね上がる。しかし,それもやむを得ない。
・2007/4/18 - ASCII.jp 中国オフショア開発、勝ち組の証言(中編)
オフショアで成功するための10のポイントを紹介する。 1. 信頼できるPMを選ぶ 2. 仕様書をきっちりと書く 3. “請け負い”ではなく“ラボ”で契約 4. 互いに緊張感を保つ 5. コミュニケーションを積極的に 6. 現場を把握する 7. 通訳を介さない 8. 人を大切にする 9. 中国語の契約書は必要 10. 成功している他社から学ぶ
・2007/4/23 - ASCII.jp 中国オフショア開発、勝ち組の証言(後編)
契約書などを現地の言葉にした場合、漢字の国であれば書いてある 内容をおよそ把握できるので、日本にとってオフショア地としての 中国の魅力は高い。日本の技術者より遥かに安く雇えるだけでなく、 新しい技術に対するポテンシャルの高さが大きな魅力の1つだ。
・2007/4/20 - ITpro 団塊世代が仕上げる?“オフショア・シフト”
オフショア開発を手がける海外のソフト会社への団塊の世代の方の 転職。2007年からの団塊の世代の引退は,オフショア開発の広がり に一層の弾みを付ける可能性があります。
・2007/4/20 - ジェトロ 中国、インドに次ぐ新たなオフショア拠点となるか (ブラジル)
日本のIT関連の海外へのオフショアリングは年々拡大しており、現 在その規模は2,000億円を超える。従来のオフショア拠点である中国、 インドに加え、近年ブラジルへの関心が高まっている。IT分野にお けるブラジルの強み、日本との理想的なパートナーシップの形など についてガートナージャパンのアナリストに聞いた。
・2007/4/20 - 日経ビジネス オンライン 2014年W杯開催がほぼ確定 ブラジルの本当の成長力
新しくGDP算入の対象となったソフトウエアなどのサービス産業は その多くが高成長を続けているため、それによって過去の実質GDP 成長率が大幅に上方修正されることとなったのです。同様のGDP統 計改定作業は、すでに中国やインドで行われており、その結果、 中国とインドの過去の経済成長率は大幅に上方修正されました。
・2007/4/23 - 日経ビジネス オンライン 急増する世界の労働力:高所得国はいかにして低賃金労働者を守るか
高所得国のオフショアリング増大を促したのは、非熟練部門よりも 熟練部門の生産財の輸入だった。高所得国が技術集約的な生産物を 生み出すことに特化しているほか、貿易の大部分が依然高所得国同 士の間で行われているためだ。
・2007/4/23 - ミック経済研究所 派遣・BPOなどアウトソーシング総市場規模を発表
アウトソーシング総市場は、平均成長率9.0%で拡大 2012年度には請負市場が26.0%→32.1%へ 派遣企業は、人材不足の解消が課題。各社は「育成型派遣」に注力へ。 アウトソーシングを通じたユーザ企業の企業価値向上が必要
・2007/4/25 - フジサンケイ Business i. 中国企業 日本開拓志向が鮮明に
中国のソフトウエア開発会社は、日本へ直接進出することで新規顧 客開拓や中国で開発したソフトウエアの拡販を目指している。
・2007/4/25 - CIO Online 安易なオフショアリングに“喝”!
“オフショア疲れ”を防ぐいちばんの“特効薬”は、人事ローテー ションによってオフショア担当マネジャーを2~3年ごとに交代させ ることだという。オフショア・ベンダーは、一般に、パフォーマン ス・メトリックの扱い方が独善的で硬直的だと言われることが多い。 放っておくと、最初に提案したメトリックをそのままいつまでも使 い続けようとする。
・2007/4/27 - ソフトバンク ビジネス+IT 四川の教育現場とハイテクパークの企業をつなぐ--成都「四川飛鳥」
天府ソフトウェアパークには、ノキア、SAP、NECなど外資系企業が はいっているほか、中国の著名なハイテク企業が名を連ねる。日本 企業が続々と成都に事務所を構え、ハイテクパーク内にも日本企業 が続々と入居する。
・2007/4/13 - 中国情報局 広州:ソフトウェア技術トレーニングセンターを設立
広州市は、北京や上海に並ぶ中国の四大ソフトウェア産業の中心地 の一つで、既に1100社を超えるソフトウェアメーカーがある。 広東省は、毎年1億5000万元の予算を組んで広州市のソフトウェア 産業をサポートしており、2006年の技術工業貿易収入総額は240億元、 2010年の目標額は1000億元と設定している。
・2007/4/13 - ASCII.jp 中国オフショア開発、勝ち組の証言(前編)
なぜ中国のPMは優秀なのか? その答えのひとつは、PMが過酷な競 争を勝ち抜いてきたという点にある。北京や上海といった中国の都 市部にあるIT企業で、月に1人雇おうとすると、PGが20~30万円、 PMが60万円くらいが相場という。
・2007/4/13 - 中国情報局 武漢で第1回サービスアウトソーシング産業発展フォーラム
米国のガートナー、EDS、ベアリングポイント、マイクロソフト、 英国テレコム、日本のアクセンチュア株式会社、NTT、NECなど世界 500強企業と国内外の著名なサービスアウトソーシング企業の代表 が参加した
・2007/4/16 - ITpro 好況下での株価低迷が示すITサービス業の構造問題
国内ITサービス会社が価格決定力を失ったのは, (1)技術革新の滞, (2)オフショア開発やパッケージソフトとの競合激化, (3)省力化という視点での情報システム需要の一巡, という環境変化が原因と見ている。
・2007/4/17 - nikkeiBP オフショアリングと異業種参入、ITが可能にした新しい潮流
北米では、電話対応員に年間平均2万5000ドルかかるのに対し、フィ リピンやインドではおよそ10分の1、2500ドルで済むという。一方、 アウトソーシング慎重派もいる。金融機関がアウトソーシングに二 の足を踏むのは、顧客情報などの流出というリスクと背中合わせだ からだ。
・2007/4/19 - ITPlus 中国で着々と地歩固めるインドのソフトウエア企業【コラム】
中国国内のソフトウエア会社は約8000社あるらしいが、その大半は 技術者50人以下の企業であり、政府の大型システム開発を受注する だけの力を持つ企業は限られている。大規模な開発や欧米流の開発 手法を採り入れるには、インド大手企業の力は大きい。
・2007/4/1 フィリピン経済の現状と今後の見通し
IBMは、人事管理、給与計算、財務会計、顧客管理、アプリケーショ ン管理など、企業から委託されたバックオフィス業務をフィリピン で行っており、最近では、コンピューター大手のDELLによる大規模 なコールセンター開設も話題となった。また、日本企業のなかにも、 プラント設計作業をインターネット経由でフィリピンの現地法人に 外注するなど、ITを利用してフィリピンへのBPOを進める動きが見ら れる。
・2007/4/6 - CIO Magazine 「オフショア+オープンソース」で住宅ローン市場に風穴を開ける!
よくあるコミュニケーション・ギャップとして、数学に関係する部 分でのすれ違いを挙げる。「切り捨てと丸め」や「以下と未満」な どといった、些細なことから、言った言わないの議論になりがちだ というのだ。
・2007/4/6 松下電器、ベトナムで高機能製品を本格生産
デジタル家電用ソフトの研究開発拠点も設置。ハノイ工科大学との 提携のもと、優秀な人材の囲い込みを図り開発効率を高める狙い。 質・コスト競争力ともに高いベトナムの人材を活用し、汎用品から 高機能品まで手掛けるグローバル展開の一大拠点に育成する。
・2007/4/9 - nikkei BPnet 「日本語の壁」を突破するオフショアリング
そこに需要があれば必ず日本語を勉強する若者は出てくるし、現地 の企業も日本語を理解する技術者を教育する努力を続けている。例 えば中国や、最近ではベトナムに脚光が当たっているのは、日本語 が堪能な技術者がいて業務アプリケーションの開発を行えるからで ある。
・2007/4/10 アジアの弱点はイノベーションが商用化されていない点だ
中国における毎年の理科系大学卒業者は米国の4倍いると指摘。日本 も米国の2倍、人口が米国の6分の1しかいない韓国でさえも米国と同 程度いるとし、「ITに従事する人間の数は、IT人材の強さにつなが る。将来的にはアジアがITの中心地になる可能性は高い」と分析し た。
・2007/4/12 米国、中国を知財権でWTO提訴へ--最近の中国の取り組みを追う
電脳街において、海賊版ソフトショップのガサ入れはよく行われて いる。こと2008年オリンピックが行われる北京の電脳街「中関村」 では特に力を入れているようで、パソコンショップが沢山入るビル の壁には、海賊版の販売に対し厳しい処分を行うという張り紙がよ く貼ってある。
・2007/3/28 - nikkei BP net TISの岡本社長の心配事
オフシェアやアウトソーシングが増えてきたことで、ITサービス会 社の存在基盤が弱くなり、エンドユーザーからオフシェアと同じ金 額を求められることがある。しかし、ITサービス会社側は例えば新 人で70万円を要求する。2年経過したら10万円、6年経過したら30万 円上げて欲しいとなる。スキル向上に見合い料金を求めるからだ。
・2007/4/1 - 横河電機プレスリリース 横河電機、中国大連にソフトウェア開発拠点を新設
設立時の人員は25名、2007年度中に100名、2010年には300名に拡大 して行く計画。
・2007/4/3 - IRIユビテックプレスリリース(PDF資料) IRIユビテック子会社、ベトナムにソフト開発拠点の新会社を設立
ベトナムに100%出資の子会社(現地法人)を今年3月に設立。
・2007/4/3 - 日経新聞 富士通、インドをソフト開発の中核に
富士通本体と海外子会社を含むグループ全体の在インド技術者数を、 現在の計3000人から3倍に増やす。富士通は欧米などで企業や公共 団体のシステム構築サービスが好調。コストが日本より3割程度安 く、技術力も高いインド拠点に委託(オフショアリング)する。
・2007/4/4 - @IT JUAS幹部がため息、新テクノロジへの関心を失うIT部門
半数以上のIT部門が「あまり関心がない」「よくわからない」と答 えたテーマは「ビジネスプロセスアウトソーシング」「エンタープ ライズアーキテクチャ構築」「 オフショア開発の活用」「グリッド コンピューティング」「ITIL活用」。
・2007/4/6 - FujiSankei Business i. インド拠点米ソフト大手、日本市場に本格参入
コグニザント・テクノロジー・ソリューションズ、今年末までに現 在約30人の人員を倍増し、都内のオフィスを拡張のため移転する。 日本と近距離の中国・上海にも日本市場向け開発要員を配置し、製 薬・金融分野を中心に業務支援システムの拡販を目指す。
・2007/4/6 - NIKKEI NET 米の外国人技術者ビザ申請、初日で上限・IT業界採用に影響も
米政府は2004年度からH1Bビザの年間発給枠を19万5000件から6万5000 件へ大幅に縮小。企業は来年4月まで外国人技術者の新規採用がで きなくなる。インドなどからの技術者への依存度が高いハイテク業 界を中心に影響が出そうだ。
・2007/3/23 - 農業協同組合新聞 「新産業革命」の新たな展開方向
中国IT産業の地域的配置と性格の変化は、シリコンヴァレーと中国 とのグローバルな分業関係を、中国を主軸とするものへ変化させる。 アメリカと中国のIT企業は、ヴェンチャー企業的性格という共通性・ 同質性を持つ。今後は(インドIT企業も中国企業とは異なった方向 に発展)中国IT企業が発展する独自的理由と企業の内部構造の変化 の追求を必要とする。
・2007/3/25 - MYCOMジャーナル ITO大手の北京軟通動力、4500万ドルの融資獲得しBPO市場への進出にメド
当社がライバル企業に勝る点は、豊富な業務経験を持つコンサルチー ム、成熟した資源管理システムと、業界の隅々にまで満遍なく行き 届くサービス能力である」と劉董事長は補足した。
・2007/3/27 - @IT情報マネジメント 開発標準の「標準」を満足させる3つの要素
また最近ではオフショア開発を含め、他国の会社をパートナーとし て選択することも増えてきていますので、全体的にグローバルスタ ンダードにのっとった開発標準にしておくことで、コミュニケーショ ン上のトラブルを減少させることも可能になります。
・2007/3/27 - ITpro 海外アウトソーシングでパフォーマンスは本当に上がるのか
「技術者の数=パフォーマンス」ではない。 国内企業に委託するよりコスト高になることも。 アジャイル型開発で生産性を5割アップ。 海外リソースを活用すれば企業競争力は高まる。 海外アウトソーシングのあり方を見直す5つの視点。
・2007/3/28 - ITpro インド大手ITベンダー、ウィプロ日本法人の新社長に元BEAのアリイ氏
ウィプロ日本法人の06年度(3月期)の売上高は106億円で、印大手 ITベンダー5社の日本拠点の中でトップ。今年1月時点で07年の計画 を売上高137億円(前年同期比30%増)としていたが、社長交代で これを上方修正する可能性もある。
・2007/3/17 - nikkei BPnet ユーザー企業に戦略的なオフショアの活用が求められる背景
飽くなきコストダウンの追及と人材空洞化の進展 オフショア活用の敷居の低下 オフショア活用のタイプとそれが目指す戦略上の価値 単なるコスト削減にとどまらず価値創造の余地も視野に入れる 欧米企業のオフショア活用事例 製造業の海外進出と同様、戦略立案と事前準備が欠かせない オフショア特有のリスクへの備えが重要 人材流動性の高さと賃金上昇の速さ 欧米市場への重心移転による対日オフショア人材の流失 オフショア(Offshore)から「ベストショア(Best Shore)」へ
・2007/3/22 - ITpro 中国人理系大学生の目標「中関村」
中関村にはソフトウエアの開発拠点「中関村軟件園」があります。 軟件は中国語でソフトウエアの意味で「ルアンジエン」と発音し ます。 中関村軟件園は清華大学の北側でアメリカ的な低層の大き なビルが延々と並んでいます。
・2007/3/9 - 琉球新報 オフショア開発の拠点に 最終報告「実現は十分可能」
国内オフショア(委託制作)開発センターの実現が十分に可能とす る最終報告を承認。毎年1000人規模の技術者が必要になることなど を課題に挙げ、産官学が連携して人材育成に取り組んでいくことを 確認した。
↑私の仕事が増えそうです。(幸地)
・2007/3/13 - @IT情報マネジメント 北京出張報告編~北京ダックはやっぱりうまい!
今回は番外編として、筆者が2006年10月に行った北京出張の様子を 紹介する。出張の目的は北京ITビジネス環境の視察である。5泊6日 の日程中はオフショアベンダに加えて、中国市場で活躍するITベン チャー企業や、中国の最高学府である清華大学と北京大学を訪問。
↑私の連載記事です(幸地)
・2007/3/14 - FujiSankei Business i. 北京NTTデータ 09年に売上高3倍へ 中期計画
北京NTTデータは13日までに、中国市場での売上高と従業員数を、 2006年度実績の3倍とする2009年までの中期経営計画を策定した。 日本企業からのオフショア開発受注が急増すると判断した。
・2007/3/14 - リクルート「Tech総研」 人気のIT企業8社でチェック!あなたの「こだわり転職」実現度
「グローバルに展開し磨き上げてきた世界共通のメソッドを習得で きること」「グローバルカンパニー案件やオフショア開発管理を担 当できること」が応募者のこだわり条件で挙げられることが多い。
毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。
・2007/3/1 - JETRO 注目ビジネストピックス オフショアリングの失業対策にはセーフティーネットが重要 (米国)
ここ数ヵ月、議会周辺で自由貿易を制限するような動きも散見され るようになってきた。
・2007/3/1 - @IT情報マネジメント 中国人は日本人のことをこう思ってるんです
オフショア開発に携わっていると、さまざまなトラブルに直面する だろう。前回日本人なりの解決方法を紹介したので、今回は中国な りのトラブル解決方法を、現場の最前線の声を基に紹介する。
・2007/3/3 - ITmedia IBM、American Airlinesからアウトソーシング契約獲得
American Airlinesは主要な人事機能をIBMに委託する。契約期間は 7年半だ。
・2007/3/6 - ITpro 欧米でも海外アウトソーシングはトラブル頻発,その原因は?
1.情報の間違い 1.もともとの情報が誤っていた,またはだまされた 2.委託先の言葉や文書の真意や真実を理解する力がなかった 2.途中の状況変化 1.変化することを予期していなかった 2.変化していたのに気付かなかった 3.変化への対応 1.事前に検討していなかった 2.検討していたが実行しなかった
・2007/3/7 - MYCOMジャーナル Hisoft、Envisageを買収 - 中国ソフト企業の米ソフト企業買収は初
今回の買収により、Hisoftが上場にさらに一歩近づいたと分析する 業界筋もいる。Hisoft副総裁の孫永吉氏も、2008年中に、ユーザー が集中している米国か日本で上場を目指すと述べた。
・2007/2/22 - 中国情報局 情報産業部:今後はソフト、IC、FPD産業を重点に
中国では今後、情報産業の急成長分野として、ソフトウェアや集積 回路(IC)、フラットパネルディスプレー(FPD)を挙げ、その育成を 強化していく方針を明らかにした。
・2007/2/27 - ITmedia 国内におけるプロジェクトマネジメント導入の遅れを取り戻す
日本国内の企業におけるプロジェクト管理アプリケーションの利用 は、欧米と比較して4分の1から5分の1程度という状況。これはアジ ア地域の中で比較しても低い水準。特に、オフショア開発などでは 世界標準的なプロジェクトマネジメントの手法が必要不可欠となる。
・2007/3/1 - 日経ビジネス オンライン 中国人を理由に僕を非難する方々へ(*)
寄せられたコメントの中には「中国人による日本批判だ」「反日だ」 「中国に帰ったら」といった言葉が交じっています。
*430件以上のコメントが寄せられた話題の記事です
・2007/3/1 - nikkei BPnet (NEWS CHINA) 中国人留学生、改革開放以来100万人の大台を突破
2000年以降に留学した学生が全体の70%以上を占めている。
・2007/3/2 - ITpro (by 日経コンピュータ) オフショアの今 ベトナムの底力
システム・インテグレータや政府・教育関係者への現地取材を基に、 ベトナムのIT産業と若手技術者の今を紹介する。
・2007/3/2 - nikkei BPnet (NEWS CHINA) 蘇州工業園区(*)に世界のトップ企業66社が投資
同園区の総合発展指数は、国家クラス開発区ランキングの第3位か ら第2位へと順位を上げており、多国籍企業からみた「中国開発区 総合注目度ベスト20」のトップに評価されている。
*蘇州工業園区は第16回オフショア開発勉強会で紹介しました ⇒ http://www.ai-coach.com/seminar/workshop.html
・2007/3/2 - nikkei BPnet (NEWS CHINA) 中国企業の研究開発経費、年平均42%の増加率
2000年の中国企業の研究開発経費支出は537億元だったが、2005年 には1674億元まで増加し、年平均42%の増加率となった。中国の大・ 中型工業企業の研究開発投入強度はたった0.76%にとどまり、科学 技術活動の38.7%を占めるに過ぎない。
・2007/02/21 - ITpro BJIT,2009年末にバングラデシュの開発要員を1000人体制へ
現在、日本法人のオンサイト開発要員35人とバングラデシュ現地法人85人の開発者が協力して、携帯電話用の組み込みソフトやWebアプリケーションなどを開発している。
・2007/2/21 - ITmedia 技術者不足に対応した収益構造の改善
大手の場合、各社とも技術者の稼働率が90%を超え、受注を抑制せざるをえない状況に立たされている。各社は中国などへの委託に一斉に動いた。今ではそうしたオフショア開発においても技術者の奪い合いになっているという。
・2007/2/21 - ZDNet Japan 「ちょっといいプロジェクトマネージャー」になるにはどうすればいい?
技術が日々進歩し、各分野が細分化されるため、専門以外の技術をキャッチアップしきれずにいるPMや、海外ソフトの利用やオフショア開発に携わっているために、アメリカ、インド、中国などの技術者を束ねることに苦労しているPMもいます。
・2007/2/20 - 国際商報 北京市、ソフトウエアアウトソーシング拠点建設を強化
2006年日本向けのアウトソーシングサービス輸出額は全体の58%にあたる207億ドルを記録。オフショア企業は400社余り。年間輸出額が1000万ドルを超えるのも10社を数える。
・2007/2/21 - ITpro ベトナム最大手FPTの実力
ベトナム最大手FPTの2006年度(12月期)の売上高は19億8000万円(1ドル=120円換算)。この3年間で8.6倍に伸びた。日立ソフトウェアエンジニアリングから常時100人規模の開発を請け負うほか、TIS向けに20人強の技術者を確保。
・2007/2/20 - BusinessWeek.com India's IT Labor Pinch
A scarcity of young, college-educated engineers has turned recruitment in India's fast-growing tech sector into a free-for-all.
・2007/2/9 - 新華社 印サティヤム社、南京に年産100億元のソフト会社を設立
インドのソフトウエア大手、サティヤム社は8日、サティヤム軟件技術(南京)有限公司を設立することで南京ハイテク区と合意した。
・2007/2/13 - ITpro テスト仕様書と修正指示書の落とし穴
オフショア開発においては,外注計画・契約・開発・管理・受入検査など,最初から最後まで様々な管理の切り口があります。それらのプロセスの良し悪しが,最終的にテストで顕在化することになるのですが,今回はテストという側面に絞ってお話ししましょう。
・2007/2/2 - Computerworld.jp CIO 米国版 第1回 「オフショア・プロジェクト・マネジャー」
採用条件を満たせる人材が少ないため、売り手市場になっている。採用の決め手となる“究極の質問”は「インドは今何時?」。年収は7万~25万ドル。
・2007/1/30 - 経営新世紀 NBonline テレワークの一形態としてのオフショアリング
海外の優秀な労働資源を日本企業だけ活用できないということになれば、コスト高だけでなく品質低下をも招くでしょう。日本企業の競争力そのものに関わることです。しかも日本の労働人口は今後減少しますから、オフショアリングを避けて通ることはできないでしょう。
・2007/2/2 - internet.com SRA、シンガポールにオフショア開発を中継する子会社を設立
シンガポール現地企業に対し、品質の高いシステム提供を行うことと、日本国内の企業がオフショア開発を有効活用するためのハブとして機能させることを意図したもの。加えて、SRAグループのグローバルソーシングの一翼を担うという側面も併せ持つ。
・2007/2/5 - eetimes.jp 2020年に向けて技術者教育の再整備を
複数の専門分野にわたる新技術に加えて、技術の前例のない変化、国際化、オフショアリングなどがかつてないほどの勢いで進んでいることが変化を誘発していると分析する。そして、技術者の知識の「半減期(half life)」は、近いうちに5年になると主張する。
・2007/2/5 - プレスリリース 中国四川省・成都ハイテク技術産業開発区との連携について
イーセラ・アンド・カンパニーは四川省成都において、日本企業に向けたシステム開発やBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)のサービスを開始する。
・20072/6 - 沖縄タイムス ソフト開発 官が支援(新沖縄情報通信産業振興検討会)
IT津梁パークは、先端技術研究、人材育成、ビジネスマッチング、産官学連携などの機能を備え、データセンタや、オフショアセンタ、コンテンツ制作などを集積し、産業クラスタを形成する。
↑来週、この仕事で沖縄出張します(幸地)
昨年のベトナムソフトウエア開発の売上高が前年比30%増の3億ドル(約348億円)に達した。ベトナムソフトウエア開発企業協会(VINASA)が2006年活動総括と2007年活動計画の会議で伝えた。 (Tien Phong紙 2007/2/5)
(Tien Phong紙 2007/2/5)
本誌でベトナム関連情報を紹介すると、読者からの問い合わせが増える。相変わらず関心が高い。
今日の情報提供は、ベトナム現地企業のフジネット社(従業員90名、うちプログラマー70名)。 http://www.fujinet.net
ちなみに、昨日のベトナム情報の提供者は、日本法人を持つベトナ ムオフショアベンダーのグリーンサン社。 http://www.green-sun-vn.com
ベトナムIT環境についてさらに詳しい情報を知りたい方は、お気軽に上記会社にお問い合わせ願いたい。日本語対応可。本誌発行人を経由した質問でも可。(匿名質問受け付けます)
現在はグループで150名分程度のシステム開発を委託しているが、発注量を3倍以上に増やす。ベトナムにおける人月単価は、15万円~25万円と国内の3分の1程度。 (日経コンピュータ 2007/2/5号 p13)
(日経コンピュータ 2007/2/5号 p13)
●最新の日経コンピュータ誌(2007/2/5号)には、他にもベトナム関連記事が載っていた。
ベトナムに誕生したITエリート育成大学日本語とITわかる技術者に国内ベンダーが熱い視線生徒数は2~3年後に、4学年合計で1万人になる計画だ。初年度は、全国から1,871名の入学希望者が殺到。最終的に、299人が入学した。(p21)
オフショア開発フォーラムでは、提携先のベトナム企業から入手した現地報道をいち早く報じている。情報収集に余念の方、定期的にチェックすることをお勧めする。
http://www.1offshoring.com/modules/wordpress/index.php?p=149
今年もベトナムニュースは熱い。私のセミナーでは「中国ブームはとっくに終焉した。これからはベトナムブームだ」と主張している。その真意は、中国は定着・展開のフェーズ、ベトナムは進出・構築のフェーズということ。
日本でのそんな見方を尻目に、オフショア開発の一大拠点であるインドが、世界のサービス拠点へと変わり始めた。 (日経コンピュータ 2007/2/5号 p70)
(日経コンピュータ 2007/2/5号 p70)
最新の日経コンピュータ誌(2007/2/5号)より。
インドのオフショア開発・運用やアウトソーシングを含むITサービスのインドの輸出額は、2005年度(3月期)に前年度比33%の236億ドル。2010年度には平均25%増が続き600億ドルにまで拡大すると予測する。 ・・・ インドITベンダーで働くある日本人技術者は、「毎年毎年『今年こそ花開く』といい続けている。だが、ブリッジ役となる日本人は、日本企業とインドの開発拠点との板ばさみになって疲弊し、次々と辞めていく」と明かす。 ・・・ インド側でも、日本の業務ノウハウの蓄積に向けた対策が進む。 ・・・ "オフショア後進国"の日本企業は、ソフト開発からサービス提供への変革のうねりを見誤ると、市場での競争力をも失いかねない。
インドITベンダーで働くある日本人技術者は、「毎年毎年『今年こそ花開く』といい続けている。だが、ブリッジ役となる日本人は、日本企業とインドの開発拠点との板ばさみになって疲弊し、次々と辞めていく」と明かす。 ・・・
インド側でも、日本の業務ノウハウの蓄積に向けた対策が進む。 ・・・
"オフショア後進国"の日本企業は、ソフト開発からサービス提供への変革のうねりを見誤ると、市場での競争力をも失いかねない。
昨日の記事では、
NECは中国での開発要員を2009年度に今年度より3,000人多い7,000人に増やす。
と紹介したばかりだが、日経コンピュータによると、
インドIBMの従業員数は、1995年の4000人から2006年には4万3000人に到達した
とある。単純に比較すると、実に10倍以上の開きである。恐るべしインド・オフショアリング。
「今さら何を騒いでるの?」といった感のあるインド特集記事ではあるが、いくつか重要な数値データが記載されているので、個人的にはありがたかった。
・2007/1/18 - ITpro 進化し続けるアウトソーシング顧客への最大価値提供を目指して
富士通FIPのアウトソーシング事業、サーバーの台数も8000台を超える勢いだ。
・2007/1/27 - NIKKEI NET:企業 ニュース IT大手、業務請負を柱に・雇用多様化受け成長期待
IT大手が、顧客企業の業務を一括して請け負うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を一斉に強化する。富士通グループは2月に専門拠点を開設、NTTデータも4月に本格参入する。
・2007/1/29 - 矢野経済研究所 ITアウトソーシングサービス市場に関する調査結果を発表
2006年度は対前年度比7.4%増の2兆44億円に達し、2兆円を超える見込み。2008年の日本版SOX法の施行に向けて、内部統制強化対策の需要が急拡大しておりITアウトソーシングサービスのBC(Business Continuity 事業継続)サービス等を利用する企業が増加している。
・2007/1/31 - ITpro 加速するグローバル化時代のITパートナーとして
住商情報システムは、グローバル戦略の一環からオフショア開発も推進する。2007年1月に中国・大連に現地法人を設立する予定だ。
・2007/1/31 - @IT情報マネジメント 価値工学とソフトウェア開発
ソフトウェアには使われもしない機能が増えていき、目先の開発コストを下げるために2次請け、3次請け、オフショア開発が乱用される。開発者は疲弊し、ユーザー側も管理作業ばかりが増えていく。
システム開発を全面的に、インドへのオフショア開発に切り替える。アコムは現在、主として日本IBMに基幹システムの開発と運用を委託しているが、これを大幅に見直す。 ITpro(日経コンピュータ)[2007/01/19]
ITpro(日経コンピュータ)[2007/01/19]
日本企業の基幹系システムがオフショア開発で調達される。法改正により、もはや長期衰退が避けられない消費者金融。そのためかもしれないが、思い切った決断が下された。
かつて、新生銀行がインドIT企業から銀行業務パッケージを導入した事例は記憶に新しい。今のところ、特殊な状況下のみにおいて、大企業の基幹系システムオフショア化されたといえよう。次の次あたりに、東京証券取引所システムもオフショア中心に刷新されたりして。
外資による三角合併が解禁されたら、重要プロジェクトのオフショア発注がさらに加速されるだろう。だが、しばらくは、「基幹系システムをオフショア調達」は業界を揺るがすニュースであり続ける。
台湾地震の影響はいまだに残っている。一説によると、完全復旧は1月末。ちなみに、昨年12月31日に中国電信が発表した「1月15日に完全復旧する見込み」は、完全に間違いだった。 (本誌発行人 2007/1/22)
(本誌発行人 2007/1/22)
今日も大連から届いた現地情報を紹介する。
はじめまして。突然のメール失礼致します。○○と申します。いつもメルマガを参考にさせて頂いております。どうもありがとうございます。以前、台湾地震の影響に関連して →「完全復旧」との発表ですが、鵜呑みにしちゃダメ!(幸地) との記事を拝見しましたが、さすがその通り!という状況です。 現在、大連の某ソフト会社との協業でオフショア開発に携わっております。今年に入りスカイプのチャットでメッセージ送付が遅延したり、オンライン/オフラインがくるくると切り替わったりする現象が出て、少しづつ業務に影響が出てきている状況です。 (日本人読者/大連)
→「完全復旧」との発表ですが、鵜呑みにしちゃダメ!(幸地)
との記事を拝見しましたが、さすがその通り!という状況です。
現在、大連の某ソフト会社との協業でオフショア開発に携わっております。今年に入りスカイプのチャットでメッセージ送付が遅延したり、オンライン/オフラインがくるくると切り替わったりする現象が出て、少しづつ業務に影響が出てきている状況です。
(日本人読者/大連)
↑メールありがとうございます。「完全復旧」の定義がないので、 直感的に嘘だと思いました。数値で根拠を示さない限り、 完全復旧なんて主張は絵に描いた餅に過ぎません。(幸地)
上海在住の専門家によると、上海から海外への接続状況は、やはり完全には復旧していない模様。遅延やパケットロスを数値で測定してくれた。
[上海から海外へ] 遅延が853ms、パケットロスが24%
詳細は、オフショア開発フォーラムの掲示板をご覧ください。
上海IT管理者さんの投稿
・2007/1/11 - ITpro 和製ウォルマート目指すトライアルカンパニーグループでシステム 要員750人体制を確立
650人いる中国の開発部隊を、ほかの企業向けにシステムを海外で開発する「オフショア開発事業」にも生かす計画だ。
・2007/1/11 - CNET News.com Survey: Software companies increasing offshoring work (英語)
多国籍企業からのオフショアリング発注先は、インドが65%、次いで東欧とロシアが29%、中国へは21%。ただし、製造業の海外生産と比べて、IT系オフショアリングでは思ったほど利益が上げられていな。
・2007/1/17 - CNET News.com Profit at India's Wipro climbs 40 percent
インド第3位のアウトソーサー Wipro(ウィプロ)は四半期利益の伸びが40%だと発表した。
I T専門学位取得者 61,869人 数学・物理学位取得者 12,279人 非IT専門技術者 61,060人(※) 非技術系大卒者 109,260人(※) 合計 244,468人 ※教育訓練後にIT産業入り (日経ビジネス 2007年1月15日号)
数学・物理学位取得者 12,279人
非IT専門技術者 61,060人(※)
非技術系大卒者 109,260人(※)
合計 244,468人 ※教育訓練後にIT産業入り
(日経ビジネス 2007年1月15日号)
日経ビジネスの最新号より。
旧ソ連の軍事力を支えた技術教育が有能な人材輩出の背景。ソフト開発の受託でインド、中国を追いかけ、独自製品で世界を目指す。2006年11月、一太郎で有名なジャストシステムは、ロシアで開発された独自パッケージソフトを日本市場に向けて販売した。軍事研究から生まれたセキュリティーソフトである。元気いっぱいのロシアソフト業界だが、更なる成長のためには、資金調達基盤の整備が欠かせない。 (日経ビジネス 2007年1月15日号)
↑今週の日経ビジネスは特に興味深い記事が多かった。YKKの 海外事業にかける思いからは深い感銘を受けました。(幸地)
経済学的な見地から、ITソフト業界の成長率は、技術者一人当たりの平均所得の成長率を決定すると思われる。給料が上がれば、優秀が学生がITソフト業界に殺到する。短期的には、ロシアのITソフト産業は、砂漠が水を吸い込むように急激な勢いで伸びるだろう。ただし、今のところ、日本にとってのメリットは少ない。デメリットも特に思いつかない。
徐家匯駅近くのよいホテルをご存知でしたら、ご紹介ください。インターネットさえ使えれば、三ツ星クラスで十分。今回はすべて自己負担なので倹約出張ですw (本誌発行人)
(本誌発行人)
(今日は余談モードで)
先日、上海の繁華街で安宿を探していると本誌で相談したら、さっそく読者からたくさんの情報が寄せられた。その一部を紹介する。
・上海天平賓館 - 徐匯区天平路185号 (318元) 値段はほどほどですが、全室インターネット接続のパソコン付き。
・上海金xuan大酒店 Shanghai Jin Xuan Hotel(370元) 空港からタクシーで50分、145元ぐらい。
・アパマンショップ上海STAY 1ヶ月ほどの上海出張を2度しており、その際に利用していたサービスマンションをご紹介いたします。マンションですが、1泊から利用できます。ADSLの利用可能。必ず日本語OKのスタッフが受付にいるのがうれしくて利用してました。場所がわかりにくいのと、駅から10分程歩くのが、少し難点です。
・建国賓館 ↑過去に何度も宿泊しました。駅近でいいホテルです。(幸地)
・如家快捷酒店 徐家匯店は良いと思います。清潔、安い、ネットワークは無料。
・MOTEL168 延安西路店が一番近いのではないかと思います。でも駅から近くありません。実際に泊まったことのある人の意見を聞いてみたところ通常の部屋は、ちょっと壁が薄くてうるさいとのことですが少し高い部屋を選ぶとまあまあ良いとの事でした。インターネットも使えると思います。
真冬の上海出張。バスタブ付きでゆったりできる贅沢な部屋をとるか、それともシャワーのみの格安宿にするか、それが問題だ。
【台湾地震関連ニュース】
・ITproによると、大手ITベンダーの事業に目だった被害はないという。
NEC「地震による被害や大きな影響について特に報告を受けていない」
富士通「被害の報告はない。台湾に営業拠点はあるが、製造拠点 はない。台湾の拠点と通信がつながりにくい状況ではあるが、 年末で取引量が少ないため影響が小かったのでは」
日立製作所「日立グループ全体で台湾の社員や、生産ラインなど 設備に影響がないことを確認している」
※【続報】台湾地震の影響、「大手ITベンダーの事業に被害なし」 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061228/258029/
【オフショアリング最新動向】
・2007/1/4 - 岡崎邦明 海外アウトソーシングの落とし穴 海外アウトソーシングは業務の一部からビジネス・プロセスへ http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20070101/258063/ 国内のIT/ソフトウエア市場では,技術者が不足しており海外アウト ソーシングによる空洞化が懸念されています。海外アウトソーシン グをグローバル人材育成の機会とし,日本の技術者や管理者に海外 と直接対応させ,海外のよいところは採り入れて社内や組織をグロー バル化し,日本人メンバを切磋琢磨させて育成することが日本の将 来にとって重要であると考えています。
・2007/1/8 - asahi.com ソフトのオフショア開発、中国・大連は誘致積極化へ人材教育強化 http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK200701080011.html 日本向けの業務が増え、仕事のチャンスが広がっている大連のオフ ショア開発市場へは、外資の大手ソフト会社も相次いで進出してい る。こうした中で、優秀な人材の争奪戦も激しさを増しており、地 元企業の2倍の給与を払って、一気に集めようとする外資系企業も 少なくない。
・2007/1/10 - IT-PLUS 優れた素質を生かせない教育大国インドの反省 http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMITzp000009012007 マニュアルを整備して憶えさせ、それに従ってソフトウェア開発と かBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を遂行するの には向いている。しかし、そればかりでは理解力、判断力を必要と する世界には非常に弱いようだ。
・2006/12/25 - NBonline(日経ビジネス オンライン) 温度差がある日・欧米企業のインド熱
20万人とも40万人とも言われる年間理系大卒者数、そして英語に堪能で、知的レベルが高い理系・文系両方の大卒者層。これだけの知的労働者予備軍を、年間100万円前後のコストで雇用できる国は、インドをおいてほかにない。総じて言えば、日本企業のインドへの関心の中心は「市場としての魅力」にあり、欧米企業の関心の中心は「自社プロセスへのインドの組み込み(と競争力アップ)」にあると言っても差し支えないだろう。
・2006/12/26 - CNET Japan IDC:「IT業界にとって2007年は大激動の年」
BRIC(ブラジル、ロシア、インド、中国)4カ国では2006年にIT市場が成長し、今後もこの傾向は続くと思われる。そのほか、BPOサービスとオンラインソフトウェアを組み合わせて提供するオフショアサービスベンダーの進化が大激動の変動要因になると予測される。
・2006/12/27 - @IT自分戦略研究所 日本人は異端? 海外で活躍できる条件とは
ITエンジニアの競争相手が海の向こうからやってくる。インド、中国、それに続くアジア各国。そこに住むエンジニアたちが日本人エンジニアの競争相手だ。彼らとの競争において、日本人エンジニアはどのような道を進めばいいのか。
・2006/12/27 - ITmedia エンタープライズ MIJSをソフトウェアの1つのブランドにしていく
ここ最近、インドや中国のオフショア開発の進展、また国内の少子化やIT業界に対する「3K」(きつい、帰れない、給料が安い)イメージからくる若手技術者の減少などが原因で、数年後には国内のIT技術は空洞化してしまうのではとの懸念がある。・・・日本のITテクノロジーの空洞化が叫ばれる中、同じ目線を持つソフトウエアベンダー18社がMIJSの旗の下に集まった。
・2006/12/14 - Computerworld.jp 国内の組み込みシステム市場、技術者不足がますます深刻に
主要ベンダー46社の2005年度実績の売上高が前年比114.2%だったのに対し、社内および協力会社を含む技術開発要員のリソースは前年比102.8%にとどまっており、今後もリソース不足が続く見通しという。
・2006/12/15 - 琉球新報 「一時分散」に言及 普天間で仲井真知事
雇用創出の具体策として「県外からソフトウエア開発の共同受注などを行う『国内オフショア開発』といった企業誘致などを列挙した。
・2006/12/21 - 琉球新報 EmEO沖縄発足 IT人材採用支援
沖縄へのIUターン者向けのネットによる求人広告サイトを運営する。 求人サイトは、40社の登録企業で来年1月4日にスタートする予定。
・2006/12/07 - @IT 「オフショア先=下請け」と考えると失敗する
電子情報技術産業協会(JEITA)の委託を受けてアクセンチュアが行ったオフショア開発についての調査で、日本企業のオフショア開発についての活用能力の低さが明らかになった ...
オフショア開発を利用する日本企業への提言として、オフショア開発全体についての社内基準や標準プロセスを作ることや、その基準、プロセスに対して必要なリソースを割り当てて定着を図ること。オフショア先とのコミュニケーションを計画立てて確立し、オンショア側チームと、オフショア側チームとで対等な協業関係を作ることなどを挙げた。
・2006/12/11 - CNET Japan ソニー・ヨーロッパ、IT部門をインド企業にアウトソースへ
ベンガルールに開設したオフショア開発センター(ODC)で、本会計年度中に55~80人の増員を計画している。
・2006/12/12 - ITpro 富士通がドイツのSIベンダーを150億円強で買収
富士通は、ドイツのSIベンダー「TDS」を買収することを決めたと発表した。欧州におけるシステム開発やアウトソーシングなどの事業拡大が狙い。買収額は最大で154億円強の見通し。
・2006/12/12 - 日経エレクトロニクス - Tech-On! 「優秀な頭脳」の獲得競争に出遅れる日本
欧米のグローバル企業は早い段階からロシア,インド,中国などの技術者の能力に注目しています。一方,日本はどうか。ソフトウエアのオフショア開発を行っている企業こそあれ,研究開発を現地化している例はほとんどありません。
・2006/12/13 - IT-PLUS インドに日本語教育ブーム…でもBPOはまだ先【コラム】
12月3日に世界各地で日本語能力検定試験が実施された。インド全体ではチェンナイ、 プネ、デリー、コルカタで同時に試験が実施され、合計8000人が受験した。確実に日本語を話すインド人が増えてきた。
・2006/12/13 - MYCOMジャーナル 来年も中国&インドの好調なIT成長を予測 --次なるBRICsにベトナムなど名乗り
日本を除くアジア太平洋地域におけるICT市場規模はUS$1,320億規模に達して、前年比10%増の市場成長率を記録するという。
・2006/12/15 - Sao Paulo - Shimbun 日伯交流の懸け橋役を ブラステック・ド・ブラジル支社発足披露パーティー
日本企業のブラジル進出のサポート、日本へのブラジル人エンジニアの人材紹介、日伯間でのオフショア開発を目的に「株式会社ブラステック」(釘田秀一代表)がブラジル支社となる「ブラステック・ド・ブラジル」を発足。
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