今度、中国から友達が来日します。彼は、今のプロジェクトで、つい数週間前まで、私が書いた仕様書をCodingしていた方なのですが、なんとBSE研修メンバーに選抜されたようなのです。中国人向けオススメ観光スポットを教えてください。 (日本人読者)
(日本人読者)
(今日は夏休みモードの話題です)
東京近郊の中国人向けオススメ観光スポット - 定番。
・東京ディズニーランド ・秋葉原
秋葉原には家電と萌えの2種類あるが、お土産として家電を物色する人が多いようだ。中国人に大人気のお土産といえば、何と言ってもデジタルカメラ。
【中国でのデジタルカメラ人気ランキング】
第1位 キヤノン(31.3%) 第2位 ソニー(20.7%) 第3位 ニコン(10.9%) 第4位 韓国サムスン電子(9.3%) 第5位 松下電器産業(5.2%) 第6位 富士フイルム(5.1%) 第7位 オリンパス(4.7%) 第8位 米コダック(4.6%) 第9位 リコー(2.2%) 第10位 カシオ(2.0%
出典:ITpro記事より http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070807/279302/
お土産として家電を選ぶ際には、中国で買うよりも日本で買うた方が安い製品が狙い目。かつて、iPodや体脂肪計(健康器具)等を買い込む知人がいた。それは、お土産というより賄賂ではないか(笑)。
【問1】オフショア開発プロジェクトにおいて、日本と中国の文化・価値観の相違からくる感情的な対立を避ける方法を考えなさい。 【問2】人類の宗教戦争をなくす方法を考えなさい。 (本誌発行人)
【問1】オフショア開発プロジェクトにおいて、日本と中国の文化・価値観の相違からくる感情的な対立を避ける方法を考えなさい。
【問2】人類の宗教戦争をなくす方法を考えなさい。
(本誌発行人)
昨日号の編集後記ネタに対する読者の反応より。
-----Original Message-----
当メルマガをいつも拝読させてもらい、いろんな面で役立てています。ありがとうございます。 >【問2】人類の宗教戦争をなくす方法を考えなさい。 さておもしろい質問なので回答してみます。これはもう、相手の信じる宗教を全面的に認めることでしょう。ただし、相手が他の宗教を無理強いしないという前提があります。 つまり、自分の信じる価値観を無理に変えさせられない限り相手の全てを受入れれば良いと思います。
>【問2】人類の宗教戦争をなくす方法を考えなさい。
さておもしろい質問なので回答してみます。これはもう、相手の信じる宗教を全面的に認めることでしょう。ただし、相手が他の宗教を無理強いしないという前提があります。 つまり、自分の信じる価値観を無理に変えさせられない限り相手の全てを受入れれば良いと思います。
↑細かいところに食いついていただき、大感謝です。(幸地)
コミュニケーション方法を改善するだけでは、多様性に満ちたオフショア開発プロジェクトチームの諸問題を解決することはできない。これからのリーダーは、妥協や強制ではなく、第三の創造的な解決策を提示し、実践する能力が求められる。
ハーバードビジネスレビュー(May 2007, pp25)では、多国籍チームの成功を阻害する4要因への対処法が紹介されている。
1. 直接的コミュニケーションと間接的コミュニケーションの差 2. 英語の問題 3. 組織階層と権限の違い 4. 意思決定ルールの不一致
興味ある方は、一読願いたい。 (今週のプレミアム版メルマガで解説します) http://www.ai-coach.com/magpre.html
【問1】の答え
プロジェクトチームにインド人を加える。 (これが唯一の模範解答ではありません)
【問2】の答えを思いついた人は、 こちらまで ⇒ http://aicoach.tea-nifty.com/offshore/2007/06/post_068f.html
セキュリティやネットへの負荷の問題で禁止されています。 (日本人読者)
私のセミナーでは、オフショア開発で利用するコミュニケーションの道具について必ず質問する。
・TV会議 ・通話 ・チャット ・ファイル転送 ・ファイル共有 ・バージョン管理 ・Q&A管理 ・バグ管理(トラッキング)
中国拠点と資本関係がある会社組織では、専用回線を引くなど、それなりに充実したインフラが用意されている。Q&A管理やバグ管理は、自作システムを活用する企業が多い。MS社製のプロジェクト管理ツールは思ったほど使われていないという印象である。
最近は、開発環境を丸ごと中国拠点に移行するプロジェクトも増えている。東京に本社を置くあるオフショア専業ベンダでは、自社の情報システムを全て中国子会社に移行してしまった。
オフショア開発では従来から厳しいセキュリティ管理体制が敷かれていたが、ますます厳しくなる一方である。あれほど便利なスカイプ(skype)の利用を禁止する会社も多いという。もちろん、専用proxyを立てて回避する会社も多いが。
中国に情報システムを移行した会社では、ネットワークがぶちぶち切断されて、前より仕事がやりにくくなったというぼやきも聞こえる。メール遅延、ウイルス蔓延は当たり前。
私の会社は数年前に中国に開発拠点を作りオフショア開発を始めました。まだまだ軌道に乗ったとは言いがたく、現場ではいかに中国の開発者と仕事をしないようにするかを考えています。 (日本人読者)
せっかく中国に開発拠点を確保したのに、相変わらず有効活用できないでいる組織が多い。
本誌では、中国オフショアを避けたがる人々を「オフショア抵抗勢力」と呼んでる。これは、オフショア開発コーディネーターと同様に私の造語である。
とはいうものの、オフショア抵抗勢力に会社の邪魔をする気はなく、本気でプロジェクト成功を祈っている人たちが多いと思う。その人の評価基準や職務権限によって、オフショア開発への評価はまるっきり異なる。
中国オフショア開発になじみの薄い人は、中国人はみな「優秀」、あるいは、みな「使えない」と盲目的に判断する傾向がある。日本語が堪能な自称ブリッジSEをみると、「彼なら日本と中国を上手に橋渡しするに違いない」と勝手に判断してしまう。まさに愚の骨頂。
反対に「中国は機密漏えいするからオフショア絶対反対!」と新聞記事の表面だけで結論を急ぐ人もいる。これもいかがなものかと。
あなたは、中国人にレポート作成を依頼しました。すると、相手は「ハイ、了解しました」と快く返答。その直後に「レポートのサンプルをください」といわれました。中国人がサンプルを欲しがる理由を全て挙げなさい。 (本誌発行人) ・参照 第626号
・参照 第626号
普段は見過ごしがちな何気ない発言でも、注意を払うと予期せぬところにリスクが潜んでいることがわかる。オフショアベンダーから「サンプルをください」と依頼されたとき、定型帳票を渡しても、こちらが意図する内容が報告されるとは限らない。また、一部の中国人担当者は、問題発生の原因究明を好まない。社内にミスを犯した者は罰せられるという雰囲気があるからだ。この感覚は、最後にはすべて「水に流せる」日本人のそれとは大きく異なる。
オフショア開発で「サンプルをください」と依頼される本当の理由。
1.スキル・経験不足
作業内容を理解していない場合に「分かりません」の代わりに使う。「よくわからないけど、何をすればいいの?」というときに使う。
2.手戻り防止
理解しているが、念のための確認。後で「そうじゃない」と手戻りを防ぐために依頼する。日本にはフォーマットにうるさいお客がいることを知っているから、念のため確認する。
3.「サンプルを□□□」と指示を受けている? (オフショア大學受講生からのご意見)
掲示板などで情報を共有しようとする試みもなされていますが、笛吹けど踊らずで一部の人のみが利用するにとどまっています。 (日本人読者)
コミュニケーション基盤の整備状況は、会社・組織によって大きな格差がある。言い方は悪いが「まだメールとエクセル台帳ですか」と驚くこともしばしばある。
・インフラ/ツール面(infrastructure, tools) ・制度(rule-based communication)
悲しいかな、顧客にITサービスを提供するソフト開発会社の情報共有は遅々として進まない。詳しく話を聞いてみると、ツール導入まではよかったが、その後の運用が徹底されていない。
ある人は、掲示板への書き込みに対して現金報酬を与えようかと冗談を言っていたが、あながち悪いアイデアではないと思う。人は、何らかのインセンティブがないと動かないから。
バグやQ&Aの情報共有は簡単である。登録し忘れたら、機械的に懲罰を与えればよい。ところが、現場から自発的な改善提案を拾い上げたい場合は、懲罰的な対応は相応しくない。最初の取っ掛かりとして、金銭的な報酬を与える制度は悪くないと思う。
次の課題は、持続的に現場がまわる長期的な施策である。
金で人を動かすやり方が破綻するのは、管理者の頭の中から時間軸がすっぽり抜けているのが主な原因である。
あなたの会社のコミュニケーション基盤を分析しなさい。理想とのギャップがあれば、どのように改善すればよいか。短期、長期の視点から、それぞれ有効な対策を論じなさい。
日本語に「サバをよむ」という言葉がありますが意味をご存知ですか? 中国人もサバを読むのかが知りたいです。 (オフショア大學掲示板より)
(オフショア大學掲示板より)
オフショア大學の掲示板(フリートーク)より。
ある画面のコーディングに必要な日数を担当プログラマに聞いた場面を想定する。担当プログラマは、5日あれば出来ると思っている。でも、いろいろな事(割り込み作業、予期せぬ問題の発生、約束した日数を守れない時に怒られる、早く終わらせると次はもっと早くと言われるかも、・・・)を考えて、
「9日は必要です。」
と答えてしまう。この加算された4日間をサバという。中国人は、日本語に「サバをよむ」という言葉を知ってるか、また中国人もサバを読むのかが知りたい。
質問者の意図は、中国人のサバ読みがオフショア開発の工程管理にどれほど影響を与えるかを知りたい、らしい。
TOC(theory of constraints)、制約条件の理論の名著「ザ・ゴール」によると、サバ読みは世界中の各所で行われている。だから、中国でもサバ読みは日常茶飯事である。
一方で、逆サバ読みの言動をみせる中国ベンダー幹部も多い。この場合は、何の根拠もないまま「何でも出来ます」「絶対に間に合います」「この予算で大丈夫です」と何でも前倒しする。
笑い話のようですが、最近では中国人幹部が日本人部下に対して、 「主体性が足りない」 「やる気がない」 「ほうれんそうがなっとらん」 「死ぬ気で会社に尽くせ」 など、檄を飛ばす姿が目立ちます。 (本誌発行人)
「主体性が足りない」 「やる気がない」 「ほうれんそうがなっとらん」 「死ぬ気で会社に尽くせ」
など、檄を飛ばす姿が目立ちます。
先週のメルマガで「中国人に自発性を期待する」話題を紹介した。軽い気持ちで話題を振ったつもりであったが、意外なところで反響が広がっている。中国に駐在するベテラン日本人読者をはじめ、従来の日本のやり方に対する厳しいコメントが多かった。
例えば、中国側が見よう見まねで日本側に提案しても、一言「お客様から許可されなかった」で終わり。それ以上フィードバックがもらえない。この設計は○○が良かった、画面は○○にしてほしいなどの要望があれば中国側も奮起するが、全く音沙汰なし。
まるで、闇夜に向かって鉄砲打つような状態に中国側をしておいて「自発性を発揮せよ」というのは、ちゃんちゃらおかしいと指摘する。
オフショア開発の現場で、「自発性」や「社会性」など日本企業が大好きな言葉が出たときには要注意。「本来なら×××すべき」を口癖のように叫ぶ人がいるが、一歩外に出たら「本来あるべき姿」が他人に通用するなんて甘い考えはさっさと捨てた方がいい。
日本経験がない中国人には「自発的」は確かに理解しづらいことです。・・・ だから、今日のメルマガにはとても共感しました。今後も、こういう話題をたくさんメルマガで紹介してくださいね。 (中国/中国人読者)
(中国/中国人読者)
昨日は私が予期せぬほど反響が大きかった。
第606号 「自発的に動け」はいかにも日本的
日本を熟知した中国人読者によると、彼も中国現地法人の「自発的に」動かない中国人リーダーに辟易しているという。この感覚、私にも良く分かる。
(独り言) 本誌発行人は沖縄出身の日本人男性。沖縄には、南国特有の沖縄時間「うちなータイム」が存在する。私の血も沖縄色で染まっているものの、沖縄人と会議するときには毎回のように遅刻する連中をみて、その都度イライラする。念のため、繰り返すが、基本的には私も「うちなータイム」の男であるにもかかわらず。
中国オフショア開発では、よくこういった場面に出くわす。
中:何か問題があれば指摘してください。我々はすぐに対応しますから。(最大限の誠意を示しているつもり)
日:なぜ、中国は日本から問題を指摘されるまでじぃーと待っているのか。自発的に改善する意識が全くない。けしからん!(プンプンと憤慨)
中:中国は顧客満足度の向上を最優先に考えています。ですから、ご要望事項をまとめて、リストを送付してください。(日本の意図を理解できず、さらに誠意を示そうとする)
日:結局、中国はいつも受身の態度だ。自分の頭で考えることをしない。(中国の誠意は、逆に火に油を注ぐ格好)
日本的な感覚で言わせてもらうと、中国オフショア開発の現場では、自発的な意識が欠如しているのは間違いない。特に、営業しなくても親会社から仕事がもらえる日系子会社では、その傾向が顕著にみられる。
一方で、全ての中国人が「受身」かというと、そうでもない。日本を熟知した中国人と、現地で働く中国人IT技術者の間では、毎日のように衝突が起きているのも事実。
☆オフショア開発マガジン「中国ビジネス入門」にあなたは何を期待しますか? ・オフショア開発全般の話題 (32票) 57% ・中国に限定したオフショア開発の話題 (12票) 21% ・オフショアリング全般の話題 ( 9票) 16% ・中国に限定したオフショアリング全般の話題(2票)4% ・その他 (1票) 2% (読者アンケート最終結果)
・オフショア開発全般の話題 (32票) 57% ・中国に限定したオフショア開発の話題 (12票) 21% ・オフショアリング全般の話題 ( 9票) 16% ・中国に限定したオフショアリング全般の話題(2票)4% ・その他 (1票) 2%
(読者アンケート最終結果)
2007年2月中旬に実施した読者アンケートから、本誌ではオフショア開発全般の話題が期待されている事が分かった。あえて中国に限定せず、ベトナムやフィリピン、インド、タイ等の話題を適度にちりばめた誌面づくりが支持された格好だ。
発行人としては、もうちょっとBPOの話題についても言及したいところ。例えば、チームプレーが要求されるBPO現場において、日本人担当者が嘆く場面がよくみられる。
「中国では、従業員の稼働率があがらない。空いている人は空いている。忙しい人はとっても忙しい。全体として無駄が多い。」
若い中国人従業員は、自分の手が空いても自発的に他メンバーの仕事を手伝うことはない。上司からの説得にもなかなか応じない。こうした課題は、BPOの現場でも日常茶飯事である。
・・・何はともあれ、「自発的」という表現はいかにも日本的。
今後もBPOへの関心を持ち続けるが、出来るだけソフト開発に近いネタを厳選してお届けする。(そして、時に脱線する)
工場での生産も大変困っています。現地では情報処理の詳しい開発者は少ない為(現地の工場ではほとんど居ないです)、こちらからの一方的な指示を与えるぱっかりです。中国の開発技術者のように参考意見を教えてくれたらありがたいですね。 (日本人読者)
ベトナムの生産現場で苦労を重ねる日本人読者から「参考意見を出す中国が羨ましい」というご意見が届いた。海外事業ならではの困難があったのだろう。本誌でベトナム人と中国人の気質の違いに触れるのは、初めてのこと。
先日、テレビ番組「ガイアの夜明け」で、ベトナムに単身赴任して石炭を掘る日本人が特集された。
・大声で怒鳴りつける指導役の日本人とそれに驚く若いベトナム人
・最低でも5年間、もしくは、それ以上のベトナム駐在が決まって いて、腰をすえて現地指導に挑む日本人エンジニア。
炭鉱とIT、業界は違えど、とても参考になる番組だった。
ちなみに、IT技術者の地位(給料)が高い中国やベトナムでは、工場内で情報処理の技術を磨くよりも、ソフトハウスでSEやPMを目指す方が好まれるのかもしれない。 そう思ったが、実際はどうだろうか?
相互交流が進むと、中国人IT技術者は日本に対してよく参考意見を出す。これは紛れもない事実。一方、全く「ほうれんそう」が存在しない中国オフショア開発もある。両者の違いはどこにあるのか?
海外ビジネスのある研究によると、日本・中国・ベトナムといった国民性の違いよりも、マネジメントスタイルの違いの方が、ビジネスに与える影響が大きいともいわれる。
あなたの会社のオフショア開発は成功していますか。 ・大成功 (15票)47% ・大失敗 (4票) 13% ・今のところ原価低減は難しい (4票) 13% ・品質に課題が残る (7票) 22% ・評価できない (2票) 6% (読者アンケート中間結果より)
・大成功 (15票)47% ・大失敗 (4票) 13% ・今のところ原価低減は難しい (4票) 13% ・品質に課題が残る (7票) 22% ・評価できない (2票) 6%
(読者アンケート中間結果より)
私の元には、日本中から「ようやくオフショア開発を始めました」との声が寄せられる。オフショア開発の裾野は着実に広がっていると思う。
・貴社の無料メルマガを拝読させて頂き大変参考になっています。□ヶ月前から□□□□でのオフショア開発に取り組み中ですが、本格的に新規事業として確立するため情報の収集の一環として当書籍を購入します。有料メルマガも申し込む予定です。これからも貴重な情報発信を期待していますのでよろしくお願いします。
↑ありがとうございます。きっと役立つと確信しています(幸地)
・関連会社がビジネスとしてオフショア開発の受託を開始し、手始めに弊部の開発案件を発注するという話になってしまいました。自分が担当するかどうかはわからないのですが、参考までに情報を入手したいと思いまして申し込みました。
↑このメルマガは無料なので、関係者にも紹介してください(幸地)
それにしても、昨日から始めた読者アンケートの中間結果には驚いた。回答数は少ないものの、なんと47%の方が「オフショア開発は大成功」と答えたとは。
オフショア開発の裾野は着実に広がっていると思う。実際、確かな手応えを感じることが多い。今後、成長が期待される分野は「組み込み系」「ユーザー部署からの直接発注」「英語による中国オフショア開発」だと勝手に予測。
中国出張から帰国した途端、なんだか無性に日本の味が恋しくなりました。本誌発行人が真っ先に食べたモノは何でしょうか。 ・ラーメン (7票) 30% ・牛丼 (5票) 22% ・カレーライス (9票) 39% ・その他 (2票) 9% (余談クイズ中間結果)
中国出張から帰国した途端、なんだか無性に日本の味が恋しくなりました。本誌発行人が真っ先に食べたモノは何でしょうか。
・ラーメン (7票) 30% ・牛丼 (5票) 22% ・カレーライス (9票) 39% ・その他 (2票) 9%
(余談クイズ中間結果)
”海外出張から戻ってきたとき、あなたはどんな食べ物が恋しくなりますか”。ちょっとした遊びではじめた余談クイズだが、予想外に面白いコメントがついた。
・甘酒とかお汁粉とか中国から戻ると恋しくなりませんか?
・うーん、私の場合は中国でカレーライスにお目にかかったことがないのでカレーが恋しくなりました。
・煮物とか、おでんのようなものが恋しくなるような気がします。
・中国では水も沸かしたものを飲むように言われ飲み物に限らず冷たいものを控えるようにしています。・・・いつも帰国したその日にファミレスへ行ってチョコパフェを頼んでしまいます。。。
日本人のベテラン駐在員から寄せられた下記コメントは圧巻だ。長文なので、ほんの一部のみ紹介する。
・日本人が中国出張中に一番日本料理を渇望するのは、帰国前日。出張期間・場所にもよるが、1週間・地方の工場回りで工場飯ばかりを食べていると、2-3日目に無性に食べたくなるが、まだまだ先が長いと我慢する。帰国前日は、それまでの我慢が限界点に達して、明日は日本料理!妻の手料理という時が、実は無性に日本料理を欲する時。・・・
原文はこちら
私の場合、中国滞在中に日本食が恋しくなる経験はほとんどなかった。しかしながら、前出の「帰国前日に我慢の限界に達する」というご意見に思わず小膝を叩いてしまった。まさにその通り!逆に、海外から日本に出張する外国人のご意見も聞いてみたい。毎日コンビニ弁当やカップ麺ばかりじゃ寂しいだろう。
・とても役立つ (13票) 35% ・それなりに役立つ (12票) 32% ・あまり使えない (11票) 30% ・その他 ( 1票) 3% (メルマガ読者アンケート中間結果より)
・とても役立つ (13票) 35% ・それなりに役立つ (12票) 32% ・あまり使えない (11票) 30% ・その他 ( 1票) 3%
(メルマガ読者アンケート中間結果より)
6泊7日の中国出張、今日は第6日目。上海、蘇州、杭州を駆け足でまわってきた。そして、今日のメルマガは、最終目的地の大連のホテルからお届けする。
今回の出張でも日本渡航の経験がない日本語能力検定1級の中国人通訳(技術音痴)と会話する機会があった。毎度おなじみことだが、その学習意欲と上達のスピードには驚かされる。
蘇州では、偶然にもSEPG世界大会の真っ最中。CMM/CMMIの普及に努める米国カーネギーメロン大学の教授の講演に飛び入り参加させてもらった。英語による講演終了後は、英語による質疑応答。前の席を陣取っていた中国人参加者の手が一斉にあがったのが印象的。
※SEPG:Software Engineering Process Group
※蘇州工業園区国際科学技術園
日本語能力検定に関する読者のご意見を紹介する。
・取得していない場合は日本語のレベルが全く予測できませんが、取得している場合「この程度の日本語は理解できるのか」という指標にはなると思います。ただ、その業種の専門用語などの理解度を測るのは難しいので、 ・2級程度の実力(日常会話が問題なくできる程度) ・業種特有の専門用語 があれば問題ないかと思っています。やはり参考にはしますが、最後は「級」ではないですよね。 詳細は先週のプレミアム版メルマガで解説しました。
・取得していない場合は日本語のレベルが全く予測できませんが、取得している場合「この程度の日本語は理解できるのか」という指標にはなると思います。ただ、その業種の専門用語などの理解度を測るのは難しいので、 ・2級程度の実力(日常会話が問題なくできる程度) ・業種特有の専門用語 があれば問題ないかと思っています。やはり参考にはしますが、最後は「級」ではないですよね。
詳細は先週のプレミアム版メルマガで解説しました。
> 私の持論は「日本語で会話する以上、日本人が『言った言わない』 > の全責任をとるべき」である。あなたのご意見は? 外注企業をメイドではなくパートナーに育てるおつもりのなら、平等的な立場をとらなければならないと思います。 (中国人読者)
> 私の持論は「日本語で会話する以上、日本人が『言った言わない』 > の全責任をとるべき」である。あなたのご意見は?
外注企業をメイドではなくパートナーに育てるおつもりのなら、平等的な立場をとらなければならないと思います。
(中国人読者)
久しぶりに気持ちのいい反論メールが届いた。短い文章だったが、根拠は明確、しかもフルネームの署名つき。本誌発行人には、毎日たくさんの読者メールが届くが、一部には意味不明な主張もある。
しかも、そういうのに限って匿名メールばかり。ご指摘いただいた課題だが、唯一絶対の模範解答があるわけではないため、誌面上でこれ以上深く議論するつもりはない。ここでは、前提条件が異なれば、オフショア開発の責任範囲の定義も異なってくることを頭においていただきたい。
余談だが、巷では相変わらず「対等な立場を」という主張をよく耳にする。すなわち、わざわざパートナーシップの精神を強調している。実は、上記の反論メールを読んで、思わず苦笑いした。こちらは、単純に異文化コミュニケーションの話をしたつもりだった。でも、読み手の一部は発注者と受注者の不平等な関係を連想したらしい。
プレミアム版メルマガ → http://www.ai-coach.com/magpre.html
オフショア開発の商習慣において、日本とオフショア企業が「対等な立場」なら、ことさらパートナーシップが強調されることはない。
泥棒がいない地域では戸締りする習慣がない。 男女平等の社会では「雇用機会均等」を叫ぶ人はいない。 一般常識は仕様書に書かれない。
あなたの周りで「パートナーシップ」が多く語られるとき、その問題は未解決だと思って間違いない。
日本語能力検定はそもそも日本留学、特に文学系の学生を主に考えられて作られた試験ですので、1級になると日常やビジネスでは全く使わない文法や言葉もでてきます。 (日本人読者)
あなたは日本語能力検定に対する不満を耳にしたことはないだろうか。「あの人は日本語2級なのに、仕事で使えない・・・」など。先週の本誌アンケート調査では、間違った日本語を使う中国人IT技術者に対する態度を問うてみた。
『あなたの周りで、中国人IT技術者が、お客様に対して微妙に間違っ た日本語を使っているのを見かけました。ハラハラドキドキ!』
・その場で注意する (60票) 57% ・後でこっそり注意する (27票) 25% ・問題発生しない限り、ほっとく (17票) 16% ・その他 ( 2票) 2%
※アンケート最終結果
アンケート調査では「その場で注意する」という答えが過半数を超えたが、実際の場面に出くわしたとき、本当にアンケート回答の通りに行動する人は少ないだろう。人間とはそんなものである。人は□□□を聞かれたら迷わず理想論を答える。嘘をついても、ほとんど罪悪感を持たない。でも、□□の□□を聞かれたら、ほとんどの人は正直に話してくれる。このテクニックは、外国人とのコミュニケーションでも大いに役立つ。
□□□の中身はプレミアム版メルマガにて こちら→ http://www.ai-coach.com/magpre.html
日本語を学ぶ中国人が増えると、それだけ日常業務の中で誤解や衝突が増える可能性が高まる。たとえ異文化コミュニケーションの素人であっても、否応なしに中国人と「日本語」で意思疎通を図る場面に出くわす。私の持論は「日本語で会話する以上、日本人が『言った言わない』の全責任をとるべき」である。あなたのご意見は?
ところで、 日本語能力検定はオフショア開発の現場で役立つと思いますか?
◆とても役立つ ◆それなりに役立つ ◆あまり使えない ◆その他 ○結果を見る ○コメントボード
締切:2006年12月14日23時00分 協力:クリックアンケート
仕様書だけ伝えるわけではなく、ちゃんと文化を伝えないといけないと思います。 (中国人読者)
「常識」にまつわる議論を進めていると、中国側から活発な意見が届いてくる。
仕様書を作成する際、開発メンバーの気持ちを考えないといけないと思います。常に自分は自分で作成した仕様書に基づいてプログラムを書くときに、問題がないかどうかの自分自身仕様レビューを実施すること。 ・なるべくカタカナではなく英語のまま書くこと ・曖昧言葉を使わない ・二重否定言葉使わない (中国人読者)
・なるべくカタカナではなく英語のまま書くこと ・曖昧言葉を使わない ・二重否定言葉使わない
普段から業務や文化を十分に理解していないと、オフショア開発の成功は難しい。あなたは、過去のオフショア開発で互いの文化を伝えるために、どのような工夫をしてきたか。そして、どのような成果が生まれたか。下記の形式で、具体的に書き出してみよう。
文化を伝える前は○○の点で苦労したけど、 文化を伝えた後は○○が改善して××の成果があがった。
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