What's New

「サンプルをください」の本当の理由 2007/4/12

「了解です ⇒ サンプルをください」のリスク
あなたは、中国人にレポート作成を依頼しました。すると、相手は「ハイ、了解しました」と快く返答。その直後に「レポートのサンプルをください」といわれました。中国人がサンプルを欲しがる理由を全て挙げなさい。

(本誌発行人)

・参照 第626号

普段は見過ごしがちな何気ない発言でも、注意を払うと予期せぬところにリスクが潜んでいることがわかる。オフショアベンダーから「サンプルをください」と依頼されたとき、定型帳票を渡しても、こちらが意図する内容が報告されるとは限らない。また、一部の中国人担当者は、問題発生の原因究明を好まない。社内にミスを犯した者は罰せられるという雰囲気があるからだ。この感覚は、最後にはすべて「水に流せる」日本人のそれとは大きく異なる。


■成功の勘所

オフショア開発で「サンプルをください」と依頼される本当の理由。

1.スキル・経験不足

作業内容を理解していない場合に「分かりません」の代わりに使う。「よくわからないけど、何をすればいいの?」というときに使う。

2.手戻り防止

理解しているが、念のための確認。後で「そうじゃない」と手戻りを防ぐために依頼する。日本にはフォーマットにうるさいお客がいることを知っているから、念のため確認する。

3.「サンプルを□□□」と指示を受けている?
 (オフショア大學受講生からのご意見)


2007年04月11日 23:24 in | コラム , 異文化コミュニケーション | 固定リンク |

 

トラックバック

トラックバックURL:
http://www.ai-coach.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/268

コメント




ログイン情報を記憶しますか?

(スタイル用のHTMLタグが使えます)

同一カテゴリー商品一覧