信頼関係が大事というが オフショア開発者は、念仏のように「信頼関係」を唱えますが、そもそも「信頼」の定義が曖昧なので、議論に一貫性を欠きます。 (幸地司/オフショア大學)
オフショア大學の今週のテーマは「コーチング」と「信頼関係」。メイン講師はオフショア開発PRESS を執筆した根本隆吉氏(*)。私は、裏方にまわって受講生の理解を深めるアシスタントに徹します。
*オフショア開発PRESS「中国工場に学ぶオフショア開発の極意」 http://press.1offshoring.com/
コーチング講座では、ラポールという信頼の架け橋が重要だと教えられます。ところが、泥沼化したオフショア開発の現場で「信頼関係」と叫んだところで、問題解決には全く寄与しません。
私たちは、可視化された操作可能な変数にこそ注意を払わないといけません。オフショア開発で「信頼関係」を口にする者がいれば、あなたは条件反射的に警戒しましょう。相手は、信頼関係を測る可視化された変数(基準値)など持ちあわせていないから。
■問いかけ
オフショア大學「コーディネート概論」で出題された問いかけより。
問1 信頼関係を定義しなさい 問2 オフショア開発で信頼関係が重視される理由を述べなさい 問3 信頼関係を強化する方法を論じなさい
【前提条件】 あなたの部下、もしくはあなたの後輩に向けて説明する場面を想定。
【制約条件】 マネジメント経験がほとんどない20代の若手技術者に説明するつもりで、分かりやすく、具体的に回答すること。
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