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中国人が自発性を発揮しても全く音沙汰なしの日本人 2007/3/12

最近の日本人はなっとらん(by 中国人幹部)
笑い話のようですが、最近では中国人幹部が日本人部下に対して、

「主体性が足りない」
「やる気がない」
「ほうれんそうがなっとらん」
「死ぬ気で会社に尽くせ」

など、檄を飛ばす姿が目立ちます。

(本誌発行人)

先週のメルマガで「中国人に自発性を期待する」話題を紹介した。軽い気持ちで話題を振ったつもりであったが、意外なところで反響が広がっている。中国に駐在するベテラン日本人読者をはじめ、従来の日本のやり方に対する厳しいコメントが多かった。

例えば、中国側が見よう見まねで日本側に提案しても、一言「お客様から許可されなかった」で終わり。それ以上フィードバックがもらえない。この設計は○○が良かった、画面は○○にしてほしいなどの要望があれば中国側も奮起するが、全く音沙汰なし。

まるで、闇夜に向かって鉄砲打つような状態に中国側をしておいて「自発性を発揮せよ」というのは、ちゃんちゃらおかしいと指摘する。


■成功の勘所

オフショア開発の現場で、「自発性」や「社会性」など日本企業が大好きな言葉が出たときには要注意。「本来なら×××すべき」を口癖のように叫ぶ人がいるが、一歩外に出たら「本来あるべき姿」が他人に通用するなんて甘い考えはさっさと捨てた方がいい。


2007年03月12日 22:22 in | コラム , 異文化コミュニケーション | 固定リンク |

 

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