笑い話のようですが、最近では中国人幹部が日本人部下に対して、 「主体性が足りない」 「やる気がない」 「ほうれんそうがなっとらん」 「死ぬ気で会社に尽くせ」 など、檄を飛ばす姿が目立ちます。 (本誌発行人)
「主体性が足りない」 「やる気がない」 「ほうれんそうがなっとらん」 「死ぬ気で会社に尽くせ」
など、檄を飛ばす姿が目立ちます。
(本誌発行人)
先週のメルマガで「中国人に自発性を期待する」話題を紹介した。軽い気持ちで話題を振ったつもりであったが、意外なところで反響が広がっている。中国に駐在するベテラン日本人読者をはじめ、従来の日本のやり方に対する厳しいコメントが多かった。
例えば、中国側が見よう見まねで日本側に提案しても、一言「お客様から許可されなかった」で終わり。それ以上フィードバックがもらえない。この設計は○○が良かった、画面は○○にしてほしいなどの要望があれば中国側も奮起するが、全く音沙汰なし。
まるで、闇夜に向かって鉄砲打つような状態に中国側をしておいて「自発性を発揮せよ」というのは、ちゃんちゃらおかしいと指摘する。
オフショア開発の現場で、「自発性」や「社会性」など日本企業が大好きな言葉が出たときには要注意。「本来なら×××すべき」を口癖のように叫ぶ人がいるが、一歩外に出たら「本来あるべき姿」が他人に通用するなんて甘い考えはさっさと捨てた方がいい。
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