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参考意見を出す中国人、指示待ちのベトナム人 2007/2/14

ベトナムでは、よく長時間停電を体験しました
工場での生産も大変困っています。現地では情報処理の詳しい開発者は少ない為(現地の工場ではほとんど居ないです)、こちらからの一方的な指示を与えるぱっかりです。中国の開発技術者のように参考意見を教えてくれたらありがたいですね。

(日本人読者)

ベトナムの生産現場で苦労を重ねる日本人読者から「参考意見を出す中国が羨ましい」というご意見が届いた。海外事業ならではの困難があったのだろう。本誌でベトナム人と中国人の気質の違いに触れるのは、初めてのこと。

先日、テレビ番組「ガイアの夜明け」で、ベトナムに単身赴任して石炭を掘る日本人が特集された。

・大声で怒鳴りつける指導役の日本人とそれに驚く若いベトナム人

・最低でも5年間、もしくは、それ以上のベトナム駐在が決まって
 いて、腰をすえて現地指導に挑む日本人エンジニア。

炭鉱とIT、業界は違えど、とても参考になる番組だった。

ちなみに、IT技術者の地位(給料)が高い中国やベトナムでは、工場内で情報処理の技術を磨くよりも、ソフトハウスでSEやPMを目指す方が好まれるのかもしれない。
そう思ったが、実際はどうだろうか?


■成功の勘所

相互交流が進むと、中国人IT技術者は日本に対してよく参考意見を出す。これは紛れもない事実。一方、全く「ほうれんそう」が存在しない中国オフショア開発もある。両者の違いはどこにあるのか?

海外ビジネスのある研究によると、日本・中国・ベトナムといった国民性の違いよりも、マネジメントスタイルの違いの方が、ビジネスに与える影響が大きいともいわれる。


2007年02月14日 13:41 in | コラム , 異文化コミュニケーション | 固定リンク |

 

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