今日の午前中、中国の大学で若い学生たちをを相手に一時間ほど講義しました。場所は、無錫の江南大学。中国の大学では初めての体験です。
*江南大学 概要 http://www.sytu.edu.cn/bumen/guojijiaoliu/japanese/index.html
相手は、まもなく卒業を迎える22-23歳(中国式年齢)のIT系学部生。しかも、日系のソフトウェア会社への就職が決まっています。いわば、日本企業の面接に合格した選抜メンバーです。
2007年12月から日本語クラスで特訓を開始、そこから半年後、今では全員が日本語能力検定試験3級を持っています。卒業論文や長期休暇などの”割り込み”を考慮すると、なかなか優秀な成果だと感心しました。
ところで、私は何を講義したかというと、”ほうれんそう”の観点から日本語の使い分けについてです。
学生からの質問 Q.次の言葉の意味の違いを教えてください
「たえず」 「つねに」 「しょっちゅう」
→あなたが日系企業の上司なら、何と回答しますか?
[PR] 江南大学の先生も、オフショア大學にも興味津々でした http://www.offshoringleaders.com/02curriculum/02.html
■成功の勘所
日系企業に就職が決まった江南大学の特設クラスでは、日本語の分野別に先生が3名もつく。
・日本語文法の先生 ・日本語読解の先生 ・日本語聴解の先生
焦点を絞って、狭く深く、短期間に集中して成果を出す教育方針。 次回の講義は7月頭の予定。
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