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ビジネス書は「魂」が大切 2008/2/28

最近、派手にメディアで宣伝される某ビジネス書が気になっていました。ネット書店アマゾンでも売れ筋ランキングの上位につけていましたので、とうとう手にとって読みました。

・・・読了

残念ながら、後味の悪さだけが残りました。


前評判が高かったせいでしょうか。読む前の期待値が高すぎたのか、今の自分にとっては全くの不評本でした。

なにより、いかにも「売れる本を企画しました!」ってな香りがぷんぷん漂ってくるのがイヤ。しかも、手抜きもバレバレだし。

昨年末から、自分でも専門誌『オフショア開発PRESS』の紙面づくりに深く関与していることもあり、出版業界の裏事情もそれなりに分かってきました。

今では、書き手の魂が入っていない文章は、即座に見抜けます。

突然ですが、あなたは、次の2つのうち、どちらを好みますか?

政治家の演説のように「流暢だけど気の抜けたビールのような文章」。それとも、日本人の仕様書のように「血と汗と涙の結晶だけど、下手な文章」。

どっちも、いやだ~~。


話はかわりますが、先週、知り合いのソフトハウスの社長さん2名から、立て続けに、本を出版されたと連絡がありました。嬉しいです。

ところが、最初の1冊を見てびっくり。

これは、幅広い層にお勧めできるような本ではないと思いました。かわいい挿絵とは対照的に、会計の数字が羅列されたビジネス書です。

でも、この本には、間違いなく著者の魂が籠められています。なにせ、1,000万円の貸し倒れや、1億円の銀行負債を抱えた苦労話が語られていますので。

会計の教科書は読みたくないけど、取引先のP/LやB/Sを理解しないといけないと焦る営業担当者やマネージャーには役立つかもしれません。

あなたは、誰にも使われないパッケージソフトウェア製品を開発してしまい、それを資産計上していいのか、それとも経費化すべきか、で悩んだことはありませんか?
(普通は無いですよね・・・)

フリーランス技術者や将来独立してオフショア開発企業を経営したいと望む人には、一読をお勧めします。

しつこいけど、会計の教科書ではありません。でも、読み物でもないので、強い目的意識を持って読むといいでしょう。

『ソフト会社の心臓』(蒲生 嘉達)
http://amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4779002958/aicoach-22/ref=nosim


2008年02月28日 11:08 in | コラム , 社長の独り言 | 固定リンク |

 

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