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独自の開発プロセスをトップ自ら若手に伝える 2008/1/30

インド―米国 週報で特に気になったところ
・アーンド・バリュー分析(Earned Value Analysis) - CPI(Cost Performance Index) - SPI(Schedule PerformanceIndex) - ETC(Estimate to Complete)

小規模・単発プロジェクトが目立つ中国―日本のオフショア開発でも、プロジェクト管理ツールを整備して中国側にデータ解析スタッフを配置すれば、EVAや資源情報を週報で扱えないだろうか。


(本誌発行人)

先日、「うちは失敗したことがない」と豪語する中国ベンダの日本人営業マンに会った。プロジェクト失敗の定義は人によってまちまちなので、額面通りにコメントを受け取るわけにはいかない。とはいえ、話を聞くとなかなか興味深い仕組みに心を動かされた。

この中国ベンダは、業界標準のPM知識体系を参考にした独自の開発プロセスを持っている。技術トップを兼ねる中国人総経理は、連日のようにOJT形式で社内の若手リーダー候補に匠の技を伝授するという。

一方で、きちっと単体試験をしているにも関わらず、最終局面でつまらない不具合が頻発するというご意見もある(アンケート掲示板)。レビューにレビューを重ねても、一向に改善されない様子が痛ましい。


■成功の勘所

頼もしい成功談を1つ。

『初めて委託する会社や担当者の場合には、コーディング開始から1週間目に必ずコードを送ってもらい、コーディングの癖を見抜いて指摘する』

情報提供者によると、利用するコーディング規約はシンプルで項目数も少ない。規約やレビューの目的は明確。必要な手は貸すけど、余計なことはしない。メリハリのきいたcontrolだと感心した。


2008年01月30日 06:02 in | コラム , マネジメント | 固定リンク |

 

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