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丸投げは中国企業を育てる 2007/12/5

最初に警告しましたよ。仕様確認を怠った受託側が悪い
あなたは、受託企業の窓口担当だとする。もし、大手の得意客から、「最初に言っておきますが、この仕様書は完璧ではないので、途中で問題を見つけたらすぐに確認してくださいね」と仕様書を渡されそうになったら。あなたは、どうやってこの場を切り抜けるか。
(出題/本誌発行人)

どちらかと言えば、上記コメントは発注企業に「批判的」である。ところが、丸投げは受注者を育てる絶好の機会となると主張する声もあるので、参考までに紹介しよう。


・こうした丸投げは、中国側の企業に必要以上に訓練の機会を与える。その結果、中国側企業の地力がついて来る。実際に我が社が属する□□業界では、丸投げがフツーになってしまっている。メーカーの意地で仕様書をきちんと作っても、そのコストが日本の販売コストで吸収できない状況になっている。(日本人)


☆オフショア開発では、依頼主が仕様書の粗さを事前にきちんと説
明しておけば、その後に仕様確認不足によるバグが発生しても、そ
れは確認を怠った受託側が悪いことになる。

◆賛成(条件付き賛成)
◆反対(条件付き反対)
◆その他

○結果を見る
○コメントボード


締切:2007年12月12日23時00分
協力:クリックアンケート

↑個人情報は入力不要。IPも分かりませんのでご安心を(幸地)


■成功の勘所

先述した「丸投げは中国企業を育てる」と主張した日本人読者は、この後に日本が中国に丸投げを許す前提条件や、失敗したときのリスクについても詳しく触れている。

あなたは、どんな条件が揃えば「丸投げが中国を育てる」に賛成するか。それとも「丸投げ」は絶対反対か。

ここでの「丸投げ」とは、「最初に言っておきますが、この仕様書は完璧ではないので、途中で問題を見つけたらすぐに確認してくださいね」と念を押して仕様提示することを意味する。



2007年12月05日 07:12 in | コラム , マネジメント | 固定リンク |

 

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