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ドキュメント生産性に10倍の格差あり 2007/12/11

なぜ、日本企業は仕様書を書かないのでしょうか。だって、今でも本当に書かない会社があるから驚きです。

・忙しいから。
・仕様書をまとめる能力が足りないから。
・ドキュメント能力はあるけど、業務を理解できないから。
・エンドユーザが業務を決めてくれないから。
・「え、これで十分では?」と勘違いしているから。

せめて、少しくらいは頭と時間と手を使って文書をつくろうよ、と傍から口で言うのは簡単ですが、現場では複数の問題が絡み合って、分かっていても書けないのが現実。

プログラミングの生産性について、名人と素人を比べると10~100倍の格差があるのはご存知でしょう。

同じように、ドキュメント作成の生産性にも10倍くらいの格差があるのではないでしょうか。

私は、飽きずに4年間766回もメルマガを出し続けているため、物書きとしては自他共に認めるセミプロ(なぜプロじゃない笑)。したがって、文章作成の苦労について感覚が麻痺しているかもしれません。

仕様書をまとめる能力が足りないと自覚する人へのアドバイス。

1.日本語を使わず、英語単語と図面だけで書いてみる
2.図面を使わず、箇条書きを中心に日本語の文章で書いてみる

いずれにせよ、カタカナ禁止。だらだら文章禁止。可能な限り文章に主語を置くとよいでしょう。

そして、文章のリズムは音で整えます。こちらは上級テクニックですが効果絶大。


2007年12月11日 23:58 in | コラム , 社長の独り言 | 固定リンク |

 

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