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通訳を上手に使う人 2007/11/26

通訳を使うとコミュニケーション効率がた落ち
通訳を介した講演なので、中身は日本語で講演するときの約半分になると考えた方が安全です。
(海外技術者研修協会(AOTS)/日本人)

先日、日本語を知らない受講生を相手に研修する際に、前出の助言をいただいた。なるほど、確かにそうだと思った。そこで、資料の分量はいつもの3分の2程度に抑えた。

中国オフショア開発実践セミナーでは、中国での会議は日本のそれと比べて2倍以上時間がかかると指導する。場合によっては、3倍以上を覚悟するようにとも伝える。

では、実際のAOTS研修ではどうだったかというと、日本語による講演とほぼ同水準の内容を、ほぼ同じ時間内で、ほぼ同じ分量をこなすことができた。参加者の理解度、研修後のモチベーションも日本語セミナー時とほぼ同じ水準に達したと思う。


■成功の勘所

通訳を使った研修を成功させた要因は以下の通りだと自己分析する。

- ワンセンテンスごとの逐次通訳
- 結論を先に、理由や根拠、詳細説明を後にしゃべる
- 必ず前置きしてから説明をはじめた。
「これは、日本市場の調査データです」
「これは私の主観的な意見です」
「これは友人から聞いた、大連での失敗事例です」
「理由は3つあります(この時点で通訳させる)。1つ目は・・」


2007年11月26日 19:59 in | コラム , 人材関連/ブリッジSE | 固定リンク |

 

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