オフショア開発をやりたいのに、なかなか機会がめぐってきません。 (東京/中国人SE)
(東京/中国人SE)
今日は、誌面いっぱい余談。
2007年9月24日、東京の新宿で開催された中国向け転職フェアの会場で1時間ほど講演した。主催者側から、日本人転職者を集めたいとの希望があったので、未経験向けに「ブリッジSEの条件とスキルアップ法」について熱く語った。
・日本語によるビジネス文書について ・異文化コミュニケーションについて
転職フェア会場の奥に設置された小さな特設ブースは、すぐに聴講者で埋め尽くされた。ところが、講演の冒頭に参加者の出身地域を確認したところ、なんと全員が中国出身だった。
とはいえ、こんなことは日常茶飯事。すぐに頭の中で講演主旨を切り替えて、中国人が日本企業で働く際の苦労話や留意点について、事例を交えて詳しく話した。
・職場で間違った日本語を使ったときの対応について ・転職先のオフショア本気度をチェックする3原則
講演終了後は、応援に駆けつけてくれたオフショア大學修了生とお茶を飲みながらオフショア談議。日本で働く中国人SEの率直な転職に対する意識、そして将来の期待と不安について、ざっくばらんに意見交換した。
わたし、セミナーや研修でノッてきて、興奮すると話すスピードが早くなり、発音も悪くなってしまう。講演で紹介した転職先のオフショア本気度をチェックする3原則だが、ちゃんと理解してもらえたかどうか心配。念のため、キモを再確認しよう。
原則1:オフショア開発に特化した人事評価の仕組みがある 原則2:担当者本人にオフショア開発の目標を設定する権限がある 原則3:社内にオフショア開発コミュニティがある
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