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人海戦術を得意とする文化的特徴 2007/9/11

異文化(相手国の文化・習慣)の相互理解は大事
オフショア開発をする上で、「異文化」(相手国の文化・習慣)の相互理解は大事だと思います。異文化コミュニケーションの理論、またどう実践するかについて得るものがあればと考えています。

(オフショア開発勉強会への期待の声)

日本人は集団主義、中国人は個人主義。オフショア開発の現場では、このような噂が広まっている。今月のオフショア開発勉強会では、この常識に「待った」をかける。

人々が、個人の結びつきを優先するか、あるいは、集団への帰属や忠誠を優先するかは、国民文化によって大きく異なる。これは伝統的な異文化コミュニケーション研究の見解である。

そして、集団主義-個人主義の尺度は、仕事に直接影響する。

・個人主義:仕事より家族、残業拒否、個人評価、即断即決
・集団主義:仕事人間、サービス残業、連帯責任、合意重視

文化論に興味がある方は、次のクイズに挑戦しよう。

Q.人海戦術を得意とする文化的特徴は?
Q.コネ社会を生み出す文化的特徴は?
Q.特定の国民文化の中に結果主義と長期指向は共存するか?
Q.根回しや稟議システムは日本社会だけの特徴か?
Q.「ほうれんそう」は日本社会だけの特徴か?
Q.国民文化と企業文化、どちらがより仕事に影響を与えるか?


■成功の勘所

文化は相対的な存在である。

中国は日本と比べて・・・である。
米国は日本と比べて・・・である。
インドは日本と比べて・・・である。

伝統的な異文化コミュニケーションの理論は、国家や組織全体の傾向の理解には役立つが、個別の議論には全く通用しない。だからこそ、理論を用いる際には使用上の注意をよく読んで、正しい適用方法を身につけたい。

Q.人海戦術を得意とする文化的特徴は?
→個人主義では説明できないのではないか。


2007年09月11日 10:24 in | コラム , 人材関連/ブリッジSE | 固定リンク |

 

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