「日本語できない⇒仕事時間が長い⇒日本語勉強時間が少ない」と悪い循環に陥り、数年苦労すると思います。 (中国人読者)
(中国人読者)
オフショア大學で紹介された事例より。
◇上司(情報提供者の中国人SE) ◆部下(日本語が上達しない中国人PG)
◇最近、調子はどうですか。
◆実は・・・、来月には中国に戻りたいと思います。
◇そうですか。あなたは、日本に来てどれくらい経ちましたか。
◆2年間くらい。
◇どうして帰国を決心したのですか
◆日本語がなかなか上達しないのであきらめました。中国に帰ったら上流設計を担当できるのに、ここではPGの仕事しかできない。先が見えない。
◇なるほど。ちなみに日本に来る前は日本語を勉強しましたか。
◆少しは勉強しましたが、ほとんど使えないです。
◇そうですか・・・。 (日本語が出来ないSEに設計を任せられないのは当然・・・)
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2年前に本誌で紹介した在日中国人IT技術者の悩みを調査したレポートによると、言葉の壁に関するストレスは14.3%。思ったほど大きくない。言葉の壁よりも、仕事の進め方や商慣習等の違いにストレスを感じているらしい(全体の85.7%)。
「お客さんの仕様確認は大変」 「仕事の進捗は間に合わない、納期はきつい」 「納品の品質に常に心配する」 「日本(上流の設計の仕事)は品質がよくなく、少し変更すると、 下流のわれわれにとっては大変な作業量になる」 「納期が短い」
上流工程を任されないと嘆く前出の中国人技術者は、自分の語学力を問題視する発想が欠けているかも?
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