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語学力のない技術者がはまる落とし穴 2007/8/9

日本語の基礎が無いと仕事が面白くない
「日本語できない⇒仕事時間が長い⇒日本語勉強時間が少ない」と悪い循環に陥り、数年苦労すると思います。

(中国人読者)

オフショア大學で紹介された事例より。

 ◇上司(情報提供者の中国人SE) 
 ◆部下(日本語が上達しない中国人PG)


◇最近、調子はどうですか。

◆実は・・・、来月には中国に戻りたいと思います。

◇そうですか。あなたは、日本に来てどれくらい経ちましたか。

◆2年間くらい。

◇どうして帰国を決心したのですか

◆日本語がなかなか上達しないのであきらめました。中国に帰ったら上流設計を担当できるのに、ここではPGの仕事しかできない。先が見えない。

◇なるほど。ちなみに日本に来る前は日本語を勉強しましたか。

◆少しは勉強しましたが、ほとんど使えないです。

◇そうですか・・・。
(日本語が出来ないSEに設計を任せられないのは当然・・・)


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■成功の勘所

2年前に本誌で紹介した在日中国人IT技術者の悩みを調査したレポートによると、言葉の壁に関するストレスは14.3%。思ったほど大きくない。言葉の壁よりも、仕事の進め方や商慣習等の違いにストレスを感じているらしい(全体の85.7%)。

 「お客さんの仕様確認は大変」
 「仕事の進捗は間に合わない、納期はきつい」
 「納品の品質に常に心配する」
 「日本(上流の設計の仕事)は品質がよくなく、少し変更すると、
  下流のわれわれにとっては大変な作業量になる」
 「納期が短い」

上流工程を任されないと嘆く前出の中国人技術者は、自分の語学力を問題視する発想が欠けているかも?


2007年08月09日 11:12 in | コラム , 社長の独り言 | 固定リンク |

 

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