周りの日本人から教えてもらったことですが、判断の時「YES」OR「NO」と直接に返事すると、失礼なことになります。 (中国人)
(中国人)
日本語の曖昧さは常に外国人技術者を悩ます。それは言語仕様の問題かもしれないし、文化的な問題かもしれない。いま、「問題」と書いたが、これは悪い意味での問題ではなく、単なる原因と考えた方がよいだろう。
昨日、ネット上のあるコラムで「次の文章を英訳せよ」との課題を見かけた。
「今日中に資料を準備しなくてはいけません」
そこで私は瞬間的に次のように英訳した。
You have to prepare the material within a day.
("within"は誤訳? 日本的な英訳だなーと思いつつ)
次にコラムで紹介された複数の回答例をみたのだが、私は思わず笑ってしまった。
I .... I ....
なんと、主語が"I"だったのである。つまり、私は無意識のうちに他人に指示を出す側の立場で文章を解釈していたのだ。主語の省略が原因である。
おまけとして、日本語の語順に一番近い訳例も紹介されていた。 これも思わず笑ってしまった。「あるある」みたいな。
By tomorrow morning the document must be prepared.
参照:英語を完全攻略したいあなたへ,5つのアドバイス
文脈や背景、前後関係を考えながらコミュニケーションを図る文化をハイ・コンテクスト(high-context)という。ハイ・コンテクストな社会では、仲間内などの人脈が極めて重視される。会社とプライベートの区別が弱い。あまり野暮なことを聞くと嫌われてしまう。根回し力、雰囲気を察する能力、空気を読む能力が求めらる。
日本はハイ・コンテクストな文化である。対照的に、米国はロー・コンテクスト(low-context)である。では、中国はどっち?
中国は[ ]・コンテクストな文化である。
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