多国籍化された開発プロジェクトに対応できる人材とは? (本誌発行人)
(本誌発行人)
私の周りで、理想のオフショア人材像について問いかけたところ、次のようなご意見が寄せられた。
・「異文化を理解しようとする姿勢」を持っている人材にほかならないと思います。
・語学力や技術力の他に、一流のブリッジSEには「営業力」も大切だと思います。
・技術的に卓越している必要はなく、日本的なすりあわせになじむ事ができて、プロジェクトマネジメントスキルがある、または伸ばしたい人。
やはり、抽象的な問いかけには、抽象的な回答が返ってくる。質問形式を工夫しないと、理想のオフショア人材像には近づけないと思った。ちと反省。
オフショア人材の要件として、コミュニケーション能力だけは絶対に外せないと誰もが口を揃える。オフショア開発プロジェクトにおいて、コミュニケーションはあらゆる活動の基盤をなす。
Francesco, A.M. & Gold, B.A(*)によると、コミュニケーションのプロセスは下記6つに分割される。
1. Thought 2. Encoding 3. Receiving 4. Decoding 5. Understanding 6. Feedback
コミュニケーションに不安がある人は、6つのプロセスのどこかに問題が潜んでいる。では、オフショア開発で特に問題となりやすいのは、6つのプロセスのどこだと思うか? (質問するなら、ここまで具体化しないといけないかな?)
*International Organizational Behavior (2005)
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