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多国籍化された開発プロジェクトに対応できる人材 2007/8/16

これからのオフショア人材要件
 多国籍化された開発プロジェクトに対応できる人材とは?

(本誌発行人)

私の周りで、理想のオフショア人材像について問いかけたところ、次のようなご意見が寄せられた。


・「異文化を理解しようとする姿勢」を持っている人材にほかならないと思います。


・語学力や技術力の他に、一流のブリッジSEには「営業力」も大切だと思います。


・技術的に卓越している必要はなく、日本的なすりあわせになじむ事ができて、プロジェクトマネジメントスキルがある、または伸ばしたい人。


やはり、抽象的な問いかけには、抽象的な回答が返ってくる。質問形式を工夫しないと、理想のオフショア人材像には近づけないと思った。ちと反省。


■成功の勘所

オフショア人材の要件として、コミュニケーション能力だけは絶対に外せないと誰もが口を揃える。オフショア開発プロジェクトにおいて、コミュニケーションはあらゆる活動の基盤をなす。

Francesco, A.M. & Gold, B.A(*)によると、コミュニケーションのプロセスは下記6つに分割される。

1. Thought
2. Encoding
3. Receiving
4. Decoding
5. Understanding
6. Feedback

コミュニケーションに不安がある人は、6つのプロセスのどこかに問題が潜んでいる。では、オフショア開発で特に問題となりやすいのは、6つのプロセスのどこだと思うか?
(質問するなら、ここまで具体化しないといけないかな?)

*International Organizational Behavior (2005)


2007年08月16日 13:26 in | コラム , 人材関連/ブリッジSE | 固定リンク |

 

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