「できる人材を使うこと」が肝要です。 (中国人マネージャー)
(中国人マネージャー)
●関西地方で活躍する中国人マネージャーからのお便りより。
私のやり方では、まず、仕事の重心と役割をはっきりして、できる人材を選んで開発を進めます。仕事に耐えうる人を適性適材に使えば、本人に対してプレッシャーも少なく、一番親切なやり方だと思います。できない人にプレッシャーを掛けると、本人がかわいそうです。うつ病になる可能性も高いので、本人の将来のためにも開発責任者が注意すべきです。
・・・省略
誤解を招きそうな上記の表現だが、私なりに要約する。
人材育成は専門の教育機関に任せる。開発責任者は、できる人だけを選抜してプロジェクトチームを構成すべき。つまり、役割分担が重要。とはいっても、オフショア開発プロジェクトで必要とされる人材要件は、さほど高レベルではない。オフショア開発プロジェクトでは、OJTが必要な人は最初から排除して、チームは開発業務に特化すべきである。(文責:幸地)
いろんな意味で面白い主張である。ちなみに、ご意見メールには、プロジェクトに必要な「できる人」のスキル要件が箇条書きされていて、こちらも実に興味深い。
【演習問題】
オフショア人材育成の仕組みが充実したこともあり、開発チームは出来る人だけで構成すべきという中国人マネージャーと、どんな状況下でもOJTは有用だと説く日本人マネージャーが感情的に対立した。あなたのご意見は?
(※今日の記事全体を通して判断してください)
◆中国人の主張を支持する ◆日本人の主張を支持する ◆その他
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