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全面余談版「香港、珠海出張中」 2007/5/28

こんにちは、
オフショア開発メルマガ発行人 幸地司(こうち・つかさ)です。
今号はオフショア開発の話題はありません。
本誌発行人の近況に興味ない方は、ここで終了ということで。

              ※

先週5/26(土)夜、10数年ぶりに香港の地に降り立ちました。

これまで上海を中心に活動してきたため、
成田⇒香港フライトの印象は一言「遠い」。
たった4時間ではありますが、
機内でじーっと座っているのは苦痛です。

現地時間22時に到着しましたが、気温は30度を超えていました。
沖縄よりも暑かったです。
休む暇もなく、香港国際空港から深せんにバス移動。

1時間ほどで深センのホテルに到着。
10数年ぶりの深センの印象は「こんなものかなー」。
ところが、ツアーの同行者は私の答えが気に入らなかったようで、

「幸地さん、今から繁華街を案内します。
 少し歩いて街を散策しましょう」

と誘ってきました。
どうしても、深センのすごさを見せつけたいらしい(笑)。

というわけで、大人二人で、深夜の深センを20分ほど、
ぶらりと散策しました。
交通量はそこそこ、タクシーの台数も多く、
路上は大勢の人で活気溢れる。
男女問わずポン引きもひっきりなしに現れる。

いかにも中国という雰囲気を感じていたのですが、
よくよく考えると現在の時刻は午前1時過ぎ。

サタデー・ナイトとはいえ、もう深夜です。
深センの皆さん、ちょっと盛り上がり過ぎではありませんか。
路上屋台が並ぶ地区の雰囲気は、さながら夕方の新宿駅周辺。

現地パワー炸裂です。

ポン引きの目を避けるために、
セブンイレブンでアイスクリーム(75円)を買って、
食べ歩きをはじめます。すると、どうでしょう。
私たち日本人旅行者は、一気に現地化してしまいました。
無論、ポン引きから全く声がかかりません。
(黙ってアイスを食べ歩きすると、外国人旅行者には見られない)

翌朝は、深センホテル前の屋台で軽い朝食を済ませ、
今回の香港ツアー参加者本体と合流します。総勢10名。

日曜日のうちに、舞台を珠海に移し、
珠海市政府主催の晩餐会に出席。総勢100名強。月曜日から、
さらに増えて一説によると600名近くの大イベント!。

昨夜は、珠海の副市長さんがわざわざお見えになっていたので、
一緒に写真を撮ってもらいました。どこにいっても、
中国のお役人は貫禄があるなーと、改めて実感。

今回の出張目的は、珠海国際会議中心大酒店で開催される投資誘致
ミッションに参加すること。裏の目的は、発展著しいマカオ視察。
加えて、ツアー最終日の深センITソフトパーク視察も楽しみです。

いつか、本誌で真面目に語るつもりですが、
IT専業のオフショア開発関係者は、見識を広げるために
製造業の現場にもっと足を運ぶ必要があると思います。

組み込み系関係者やメーカー所属の読者なら直感的に
お分かりでしょうが、ソフト開発と製造業の現場は全く異なります。

プロセスが違います。お題目に過ぎないプロセスに魂を吹き込む
マネジメントが本質的に異なります。

一言でいうと、産業の歴史の長さが違う。極言すると、
中国進出で収益を上げる製造メーカーは、最初から成功すべくして
成功しているように感じます。
(決して、楽して儲かっている、と言いたい訳ではありません)

IT・ソフト業界は、他業種と比べて海外事業での苦労や失敗の
蓄積が業界全体としてまだまだ足りないのかもしれません。

それじゃ、私たちオフショア業界も今から苦労に苦労を重ね、
業界として成功・失敗の経験を積み重ねたら、
そのうち他業種と同じように成功を収めるでしょうか?

 私の答えは「否」です。

・・・続きは後日。


2007年05月28日 09:01 in | コラム , 社長の独り言 | 固定リンク |

 

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