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昔の日本企業の雰囲気にそっくり 2007/1/30

中国の最新情報を聞いた感想
中国オフショア開発といっても意外に特別ではなく、少し前の日本企業と同じだと思いました。

(日本人/オフショア推進責任者)

どこに行っても、中国オフショア開発では大なり小なり何らかの問題を抱えていると噂される。それには私も同感するが、最近は問題の中身が変化しているように感じる。まずは背景の変化について。今の中国では、納期や品質に対する意識は十分に高まっており、さらに主要ベンダーの多くは独自の基準・プロセスを有している。そのため、最近の中国側の問題の大半は「技術者の経験不足」と「基準・プロセスの形骸化」に帰着されるというのが私の分析だ。つまり、こういう変化が起きている。かつては意識や価値観のズレなど、どうしようもない「癪に障る」問題が多かったが、今では理屈で説明できる「成熟度」に原因が求められるようになってきた。


■成功の勘所

(中国側の問題)

以前:品質意識の欠如、徹底した個人主義による情報欠落
現在:新人技術者の激増、経験不足、マネジメント基盤の弱さ

これって、昔の日本企業の雰囲気とそっくり!というのが、冒頭に紹介した日本人オフショア推進担当者の感想である。


2007年01月30日 20:55 in | コラム , マネジメント | 固定リンク |

 

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