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▼最新のオフショア開発勉強会<2008年3月20日(木)上海> - 満員御礼! 終了しました
●第7回上海オフショア開発交流会
「Q&A回答が遅い」事象を掘り下げる
■講師:K氏(日系企業オフショア開発マネージャ/日本人)
■日時:2008年3月20日(木) 夕方18:50-20:50 (開場18:30)
■場所:上海市信息服務外包発展中心 - Shanghai Information Service Outsourcing Development Centre 上海市複興中路585号2楼 電話番号:54657963(中国語のみ)
復興中路×瑞金二路
スターバックスの斜め対面
赤レンガの建物が目印
■プログラム
30分前開場 (開始時刻まで自由に挨拶タイム)
定刻開始 オフショア開発勉強会<講義&ワークショップ>
120分後 終了(その後、有志で飲み会へ)
■参加費
・一般参加 (200元/名)
・学生割引 (50元/名)
※税込・資料代込、当日、会場にてお支払いください
いつもオフショア開発専門メルマガをご愛読頂き、ありがとうございます!
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毎回、メルマガにてオフショア開発の最新情報や成功の勘所を提供しています。
しかし、どんな講義も書籍も、実践しなければ意味が無い。
だから実際に、机上の理論を実践に活かすための実践をしよう。という勉強会です。
▼今回のゲスト講師
上海で活躍する日系企業のオフショア開発マネージャー(日本人)。あのオフショア開発PRESSにも執筆した、現役バリバリの開発マネージャーです。
講演テーマは「手詰まり感の漂う中国オフショア開発の打開策(仮テーマ)」。
よくある問題の中で、特に頻出する「Q&A回答が遅い」という事象を掘り下げます。「多忙」による遅延は制御困難ですが、それを軽減するための一般的な施策を議論します。
●中国オフショア開発ではさまざまな問題が発生しま
す。ただ、ここ最近見聞する問題事例はすべて似通った
もので、問題としては出尽くしてきたようです。問題が
発生すれば原因を分析して対策を実施するわけですが、
これも目新しいものはありません。例えば、原因として
挙げられるのは次のようなものです。
- 経験不足
- 技術力不足
- 業務知識不足
- 日本語能力不足
- 日本の慣習を知らない
- 離職率が高い
●これらに対する対策として「各種の教育」「標準化・
プロセス改善」を大半の企業が導入していることでしょ
う。しかし、それでも問題は一向に減りません。さらに
追い討ちをかけるように「人民元・人件費の高騰」とい
う一企業ではコントロールしようがない環境変化も発生
しています。
対処方法は限られていて「沿岸部は付加価値の高い工
程に特化して下流は内陸部に移管」といった政策と並行
して「生産性向上」という大号令が経営層から現場に発
せられますが、焦れば焦るほど、低品質・納期遅延とい
う事態を招いているようです。
●筆者の勤務する会社は既に7年間のオフショア開発経
験がありますが、新規性の高いプロジェクトだったり、
長年似たようなことをやっているプロジェクトでも、納
期が厳しくなると炎上しているのが実体です。
手詰まり感からか、最近では「中国で失敗するプロ
ジェクトは日本でも失敗するでしょ!」という自虐的、
開き直りと受け取れる発言が日本人・中国人を問わず増
えてきているように感じます。
●中国人に対して、漠然とした質問は厳禁です。「でき
ましたか?」と聞けば「できた」もしくは「すぐにでき
る」と回答するだけです。まったく悪気や嘘はないので
す。本当にそう考えているのです。鬱陶しがられようと
も「.かもしれない」という悲観的なスタンスで事実か
どうかを確認しましょう。そして少しでも疑問を感じた
ら、「現物確認」を行うようにしましょう。
●目次(※内容は一部変更する場合がございます)
・問題を引き起こす中国・日本の常識の相違
・仕様不備が多い!
・技術力不足の実体
・Q&A回答遅延の実体
・質疑応答、課題討論と自由討論(後半15分)
●ゲスト講師プロフィール
K氏(上海在住・日本人マネージャー)
飲食店経営等を経て、1999 年に小規模ソフトハウスに入社。組込みシステムのデバイスドライバ、ミドルウェアの設計/開発に3 年間従事した後、業務系に職種転換。
企画、開発、人事部門の執行役員としてオンリーワン戦略を立案・推進。フリーランスエンジニアを経て、2006 年から日系メーカーの中国オフショア拠点に駐在して、標準化、プロセス改善、技術支援を統括。
趣味は野球と(純粋な意味での)カラオケ。
●勉強会のワークショップでは、
これまでのメールマガジンで紹介してきた中から、タイムリーなネタをピックアップし、皆さんに課題として実践をして頂きます。
参加者全員で、どのように問題解決すべきか、どのような考えを出すべきか、
いろいろ検討しながらプロジェクト推進力を鍛えていきましょう。
勉強会参加者の声
日本文化と中国文化の特徴が理解できました。特に、サービス残業について、日本人がどう考えているのか本音を聞けました。日本人は本当にOutputのみを重視するのか、そのヒントが得られました。
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勉強会で学んだ異文化コミュニケーションの理論を活用して、営業相手のSIer様のキーパーソンとコミュニケーションをとります。
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当社はオフショア開発とは関係のないところですが、中国人留学生として採用した当社社員に本日の異文化コミュニケーション理論をシェアします。
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中国の現地企業に対して、オフショア開発を担当するブリッジSE向け教育のためのヒントを探しにきました。SE向けコミュニケーション研修を企画する上で、勉強会で紹介された理論と実践方法の理解は欠かせないと思います。
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今夜の勉強会で得た内容について、ぜひ中国のみならず、他国の情報も入手して活かしてみたい。
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異文化コミュニケーションの理論を知っていると知らないとでは、トラブル対応やリスク対策の検討で雲泥の差が生まれると思いました。しかし、全体論と個別論では違うので、注意して役立てたいと思います。
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従来の開発プロセスに終始するのではなく、両国間の文化や慣習の違いに触れたのが心に残っています。
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ケーススタディでは、参加者同士でかなり有意義なディスカッションができました。
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実際にマネジメントする場合に利用できるツール、様式の紹介がよかった。
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実際に開発した規模、生産性、費用などの実績値がおおよそ把握できたのが収穫です。
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オフショア開発の検収完了後、システム保守に関する話は初めて聞きました。
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地道な管理作業が必要だと実感しました。やる気をもって仕事に当たることを強調されていたので、具体的にはどう効率よく進めればよいのかが知りたい。
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オフショア開発の典型的なパターンが整理されています。
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一般論よりも、具体的な現場の声を聞けることは、疑似体験ができるので、大変参考になります。
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オフショア開発には色々な形があって、各プロジェクトでその形を決めていくものであるのだなと感じました。多くの方の実例を聞けました。
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中規模、短納期のオフショア開発をしているのですが、その中でも品質・コストのメリットをより大きく出きるヒントをいただきました。
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中国人の若手女性SEから、日本に対しての素直な感想が聞けてよかった。
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今まだ学生(留学生)ですから日本の会社で働いた経験はありません。大学卒業後は日本企業に就職するので、ゲスト講師と同じような困難に遭遇するかもしれません。勉強会で習った知識を活用して、上手く解決したいと思います。
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通常は日本人が中国人を使う上で発生する問題を良く考えるのですが、今回は逆に、中国人SEが日本人SEを使う際におこる問題点とその対策が聞けました。多くの情報交換の場が作れるので、とても良いと思います。
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図面での仕様書はすごく共感ありです。文化の違いを除けば、日本でのソフト開発で抱えている問題と同じだと思いました。
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中国人のいいところを十分に知り尽くした上で、最大限に現地パワーを活用しようとしているところが強く感じられた。現在は、ドキュメントベースで全ての案件が進んでいるので、中国オフショア案件の独自のやり方も考えていこうかと思う。
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今回の取り組みについて、社内でシェアしたいと思います。差異認知プロセスでの問題解決について更なる教育を受けたいと思いました。
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今まで自分が行ってきたことが間違いで無いとかくしんした。今後、日本側の問題点を検証し、改善していきたい。
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開発手順書、品質管理マニュアルの導入、徹底的な活用について、オフショア開発でも高品質が実現できることが学べた。
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予想していたこととは違いましたが、一つ分かったことは、みんな考えることは同じなんだなということ。私がやってきたことも、自分で考えてきましたが、大きく逸脱していないことが分かって安心しました。
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人材管理、品質管理について、会社の現状を見て、これから担当業務で活用します。
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日本と中国の差異を理解して、信頼と理解を作る仕組み作りの重要性について考えさせられました。
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自分の経験と一致しておりました。今後は開発プロセス・品質・オフショアといったキーワードで活かしていきたいと思います。
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中国特有の問題が再認識でき巻いた。とはいえ、実際に体験することが重要だと思っています。ケーススタディをもっと希望します。
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アンケート調査の結果から、やはり皆さんと同じようなところで悩んでいるんだなとの感覚を受けた。勉強会で紹介された資料を参考にしたいです。
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ブリッジSEの定義をきちんとする。改めて日本語の重要性を認識した。
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中国側に甘えがあるのかなと感じていますラボ契約もあるのですが、日本から自動的に仕事が発注されるので、競争意識が少なく何かやらされ間があります。何か手を打つ必要を感じています。
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現状コスト面では中国もコスト高になりつつあるが、それに比べてベトナムのコストは安いと思われます。日本語レベル・セキュリティ・品質にはまだ課題があると感じました。
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ベトナムはゆっくり前進しているなと感じました。まだプロセス定義段階というより、実務で理解しているステージだと思います。その分、先入観なしの作業を実施いただけると期待します。
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可能性は低いが、情報収集をつづけて自ら可能性を感じてみたい。ベトナムに視察にいけるよう、今日の勉強会で得た情報を使って社長にプレゼンしたい。
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自分がこうしたい、ああしたいと思っていたことをゲスト講師が実践例として挙げていたので、自信につながりました。まずは地道に上司に訴えていこうと思います。
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自社内のオフショア発注は毎年倍々の伸び。今日の勉強会で得た内容を業務へ活かしたい。自社のプロセスの見直しから。
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初めての参加でしたが、大変貴重なお話を聞くことができ、非常に有益な時間でした。私は自己流でやってきましたが「やはり、みんな同じなんだ」と思うことが多い反面、全く違うところもあり、大変勉強になりました。
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社内には「技術力の流出」を声に上げてオフショアに反対する人が多く、今後そのような中、どのように規模拡大していくかが課題です。特にプロセスがグレーなので、勉強会の資料を参考にさせていただき、そこをメインに定義したいと思います。
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プロセスを整理しながら改善していきたいです。現地の経営者の意識は重要です。コストダウンを追及しながら、手間を取ることにも意識を向けたいです。
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オフショア開発の今後のあり方について、他社事例の分析、視野を広げる意味において、経験豊かな視点から考え方を伺った点が有意義であった。日中租税条約の件については、すぐに詳細を確認して対応したい。
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